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7/25【全日本】大阪「最高の祭り」へ弾み ゼウスが最後の前哨戦で予告通りの宮原撃破

『2018 SUMMER ACTION SERIES〜肥前さが幕末維新記念大会〜』
佐賀・ホテルマリターレ創世佐賀East Court(ホテル館)4F大宴会場
○ゼウス&ジョー・ドーリング&ボディガーvsヨシタツ&野村直矢&宮原健斗×

 ゼウスが最後の三冠前哨戦で予告通り王者・宮原を撃破。大阪「最高の祭り」へ向けて弾みをつけた。

 7・29大阪の三冠決戦は4日後。この日、王者・宮原と挑戦者・ゼウスが早くも最後の前哨戦を迎えた。7・20名古屋大会では宮原がゼウスを直接ピン。地元で三冠ベルト初戴冠を果たし、「最高の祭り」とする構えのゼウスは直接勝利による雪辱を予告していた。

 試合はゼウスの気迫が最高王者を上回った。裏の読み合いを展開すると、場外戦では逆水平を打ち込んで圧倒。そして終盤になって再び宮原と対峙した。フロントハイキック、ドロップキック連射によって動きを止められ、宮原組の連続串刺し攻撃も被弾したが、ブラックアウトは決めさせない。ショートレンジバイセップスエクスプロージョンでねじ伏せると、ジョーとゼウスの援護射撃を受けてブレーンバスターを敢行。動きが鈍った宮原に「立て!」と言い放つと、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。

 宮原も三冠王者の意地。すぐさま立ち上がってフロントハイキックで逆襲に出る。両軍が入り乱れる混戦模様の中、ゼウスが串刺しバイセップスエクスプロージョンで突っ込めば、宮原も串刺しブラックアウトを追尾式で放って譲らず。ゼウスが逆水平、バイセップスエクスプロージョンで押し返しても、ジャックハマーを食い止め、二段式ジャーマンを爆発させた。

 ゼウスも3カウントを許さない。宮原が仕掛けたシャットダウンを振りほどいて食い止めると、ブラックアウトを食らった次の瞬間、左ハイキックをさく裂。すかさずバイセップスエクスプロージョンを叩き込むと、ジャックハマーを豪快に爆発させて3カウントを奪った。

 ゼウスが予告通り最後の前哨戦で宮原から直接勝利を奪い取ってみせた。試合後は久々の「わっしょい」締め。佐賀のファンの前で「痛みに耐え、苦しみに耐え、必ずこの自分が最後のリングに立ち勝ち名乗りを受けます」と誓った。

 会心の勝利に「最後の前哨戦、このゼウスが予告通り宮原健斗から3カウントで勝つことができました」と胸を張ったゼウス。「気合で俺が勝ったんや」と言い放ったように、まさに魂の勝利だったといえる。

 これで前哨戦は終了。あとは4日後の本番へ向けて調整するのみとなった。そして最高王者からの直接勝利は何よりの弾み。「今日の勝利をそのまま持っていきます」とこの勢いで地元・大阪でのビッグマッチに突入するつもりだ。当然、自信も深まるばかりで、ゼウスは「勝つことしか考えてないです。必ず勝ちます。さっきもリングで言ったけど、気合ですね。気合で、気合で、気合で必ず三冠王者になります」と言い切ってみせた。

【試合後のゼウス】
▼ゼウス「最後の前哨戦、このゼウスが予告通り宮原健斗から3カウントで勝つことができました。これもみなさんの応援のおかげです。ありがとうございます」

――これで大阪での最高の祭りへさらに勢いづいたのでは?

▼ゼウス「そうですね。今日の勝利をそのまま持っていきます」

――当日まで2大会残っているが?

▼ゼウス「それまでは調整して体を万全の状態にして臨みたいと思います」

――三冠を獲る自信はどのぐらい高まった?

▼ゼウス「勝つことしか考えてないんで。勝つことしか考えてないです。必ず勝ちます。さっきもリングで言ったけど、気合ですね。気合で、気合で、気合で必ず三冠王者になります。人生は祭りやで! わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい! ありがとうございました」

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