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7/25【全日本】名乗りなしならバラモンと? 諏訪魔&石川が全日本内からの挑戦者募集

『2018 SUMMER ACTION SERIES〜肥前さが幕末維新記念大会〜』
佐賀・ホテルマリターレ創世佐賀East Court(ホテル館)4F大宴会場
○石川修司&諏訪魔&青木篤志vsジェイク・リー&ディラン・ジェイムス&佐藤恵一×

 世界タッグ王者・諏訪魔&石川の暴走大巨人コンビが全日本内からの挑戦者チームを募集だ。

 7・22博多大会で初防衛戦に臨んだ暴走大巨人はTAJIRI&ヴァレッタを撃破。タッグの至宝を死守したが、試合後、次なる挑戦者は現れず、V2戦は現時点で白紙の状態だ。

 そんな現状を石川は「やっぱり全日本内からベルトがほしいという人が出てこないのはダメ」と憂いている。「我々、防衛回数の新記録目指してるんで、そこまでいきたいんで。そのために話題も提供していかないといけない」と王者としての責任に燃えているが、それも相手あってこそというものだ。

 そこで二人は「全日本内から挑戦したいチームが現れてもらわないとタッグ戦線も盛り上がらないと思うんで。タッグ戦線も盛り上がらないと全日本プロレス自体も勢いがつかないと思うんで、名乗り上げてほしい」(石川)と挑戦者チームを条件つきで募集。諏訪魔は「この間、Sweeperのところはぶっ潰してるんでね。当分、Sweeperというものは出てこないだろう」としたうえで、「じゃあ次はどこだと。そういう部分でファンも当然、このまま黙ってるの?と疑問に思うところもあるだろうし。何か出てきてもいいんじゃないの」と投げかけた。

 一方で石川は「基本的に僕は深く広くいきたい」とのスタンスを強調したうえで、「広くはマルタとやったんで、今度は深くという意味で、いろんな地域のローカル団体の選手とベルトをかけてその地方でやれたら面白い」とのプランも披露。さらに「誰も名乗り上げないならインディー団体とか、フリーでやってる…それこそバラモン兄弟ともう一回」と付け加えた。バラモン兄弟とは昨年12月にDDT後楽園大会で対戦。この時、墨汁噴射を初体験している諏訪魔は「いいね。墨汁まだかけ足りないからね」と積極姿勢をみせた。

 この日、諏訪魔&石川は青木とのトリオでジェイク&ジェイムス&恵一のSweeperと対戦。暴走大巨人がサンドイッチラリアットなどの好連係をみせ、最後は石川がファイアーサンダーで恵一を仕留めた。王者組からの挑戦者募集と投げかけを受けて、全日本内から挑戦の名乗りを上げるチームは現れるか。

【諏訪魔&石川の話】(試合前)
――7・22博多でTAJIRI&ヴァレッタを破って世界タッグ初防衛を果たし、試合後、次の挑戦者チームが現れなかったが?

▼諏訪魔「次の防衛戦も暴走大巨人として考えていかなきゃいけないし、ファンも楽しみにしてるだろうからね。目標がないと」

▼石川「そうですね。前回は世界のマルタから来たヴァレッタだったんで、やっぱり全日本内からベルトがほしいという人が出てこないのはダメだと思うんで、出てほしいというか、名乗り上げてほしいし。基本的に僕は深く広くいきたいんで、広くはマルタとやったんで、今度は深くという意味で、いろんな地域のローカル団体の選手とベルトをかけてその地方でやれたら面白いと思うんですけどね。世界タッグという格、権威のあるベルトなんで選手としての条件が出てくると思いますけど、それでも可能性がある人がいるんだったら名乗り上げてくれたらいいなと思いますけどね。でも全日本内から挑戦したいチームが現れてもらわないとタッグ戦線も盛り上がらないと思うんで。タッグ戦線も盛り上がらないと全日本プロレス自体も勢いがつかないと思うんで、名乗り上げてほしいなと思いますけどね」

――石川選手の考えを聞いて?

▼諏訪魔「面白いね。日本各地にいる未知の強豪? 未知の強豪って言葉自体、(石川をみやりながら)笑ってる人もいるしさ。いるんだったらどんどん名乗り上げてもらえれば世界タッグやったって。それはウチの営業部長が喜んじゃうんじゃないかなというふうに思うしね」

▼石川「それで中の方にもどうなの?って。誰も名乗り上げないならインディー団体とか、フリーでやってる…それこそバラモン兄弟ともう一回」

▼諏訪魔「いいね。墨汁まだかけ足りないからね」

▼石川「昔、虫とかやってましたよ」

▼諏訪魔「それは世界の名にふさわしくないな(苦笑) 凄いことやるんだね。恐ろしいね。そういうハチャメチャな人もいるんでね」

▼石川「正統派から、ちゃんとした地力があれば、それだけ面白くてもいいんで」

▼諏訪魔「未知の強豪という言葉に入るのかななんて思うんでね」

▼石川「本当に広くて深い感じでやっていきたいですね」

――実現すれば、これまでの世界タッグになかった戦いとなり、新しいチャンピオン像を作っていけそうでは?

▼石川「そうですね。我々、防衛回数の新記録目指してるんで、そこまでいきたいんで。そのために話題も提供していかないといけないんで。中の方も全然、誰もタッグ屋らしいタッグ屋も限られてるんで」

▼諏訪魔「いないっちゃいねぇのかもしれないけど、この間、Sweeperのところはぶっ潰してるんでね。当分、Sweeperというものは出てこないだろうと思うんで。じゃあ次はどこだと。そういう部分でファンも当然、このまま黙ってるの?と疑問に思うところもあるだろうし。何か出てきてもいいんじゃないの」

▼石川「出てこないなら、本当に最終的にバラモン兄弟に行き着くかもしれない行きつくかもしれないし」

▼諏訪魔「いいね。刺激がまたウズウズしてくるね」

▼石川「強い人とやりたいですね。ベルトを面白くしていくために」

プロ格 情報局