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7/26【新日本】ロス・インゴ軍とOG派乱入で総力戦 内藤がトンガ撃破で3連勝

『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』新潟・アオーレ長岡(2018年7月26日)
Bブロック公式戦 ○内藤哲也vsタマ・トンガ×

 7・22八王子に続き、ロス・インゴ軍とOG派が乱入して、試合は総力戦の様相に。仲間たちのアシストを受けて、最後は内藤がデスティーノでトンガ撃破し、3連勝を果たした。

 2勝1敗の内藤と1勝2敗のトンガがBブロック公式戦で激突した。トンガはG1前にバッドラック・ファレ、タンガ・ロアとともにケニー・オメガに反旗をひるがえし、BULLET CLUB OGを立ち上げた。このG1では乱入を繰り返し、試合をぶち壊し続けている。7・22八王子で行われたAブロック公式戦「EVILvsファレ」にも介入。ロス・インゴ軍もリングに雪崩れこみ、乱入合戦となった。ロス・インゴ軍とOG派の間に因縁が生まれ、今日も不穏な空気が漂う中での一戦となった

 心理戦はスタート。ゆっくりとコスチュームを脱いでトンガの苛立ちを誘った内藤は、セコンドのロアを強く意識。レフェリーに猛抗議する。ロアは大人しくそのまま花道を下がっていくが、それは誘い水。内藤の注意がロアに向いたところで、トンガ背後から奇襲した。すぐにロアはリングサイドに戻ってくると、客席からは激しいブーイングが飛ぶ。内藤はロアの介入を受けながらも、序盤戦をリードするが、トンガの場外ブレーンバスターにあうと流れは逆転。ロアに襲撃されて暴行を受けた。

 トンガはチョーク攻撃でスタミナを奪うと、ドロップキック、串刺しボディアタックと畳みかける。反撃を受けても、セコンドのロアが罵声を浴びせて内藤を引きつける。ここぞとばかりに、一瞬の隙を突いたトンガはトップロープめがけてガンスタンをお見舞い。内藤がエプロンで棒立ちになったところをロアが襲撃し、花道へのパワーボムを敢行した。

 強烈な一撃で動きの鈍った内藤に、トンガはトンガツイストをズバリ。一気にガンスタンを仕掛ける。こらえた内藤はジャーマンでぶん投げると、ジャンピングエルボーと逆転。間髪入れずにデスティーノの構えに。

 ここでトンガは内藤の身体を浅見レフェリーに投げつけて無法地帯を作り上げる。すかさずロアがリングに乱入。内藤をラリアットで1回転させた。ブーイングがこだまするが、すぐに歓声に変わる。内藤を助けようとEVILが花道から登場したのだ。リングに飛び込み、ラリアットでロアを場外に叩き落とした。負けじとOG派のファレがEVIL排除に動いたものの、ロス・インゴ軍も引かない。今度はBUSHIが姿を現して、毒霧でファレを戦闘不能に追い込み、ロアにはトペスイシーダを繰り出して、内藤をアシストした。

 八王子に続き、両軍入り乱れての混戦となったが、邪魔者がいなくなったところで、内藤は延髄斬りからランニング式デスティーノへ。こらえたトンガは急所蹴りからガンスタンを狙うが、今度は内藤が踏ん張ると、同じく急所蹴りでお返し。2人は股間を押さえてうずくまったが、先に動いた内藤がデスティーノで大混戦を制した。

 乱入合戦を制して、内藤が3連勝。現在は2位タイで、SANADAとともに首位のオメガを2点差で追走している。EVIL、BUSHIと拳を突き合わせ、ロス・インゴ軍の結束をアピールした内藤は、次戦の7・28名古屋で後藤洋央紀と対戦する。

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