7/26【全日本】アジアヘビー戦へ崔とボディガーが最後の火花

『2018 SUMMER ACTION SERIES』
島根・浜田市金城総合体育館(ふれあいジム・かなぎ)(2018年7月26日)
○ディラン・ジェイムス&崔領二&岩本煌史vsゼウス&ボディガー&無宿の「赤虎」×

　アジアヘビー級王座戦へ向けて王者・崔と挑戦者・ボディガーが最後の火花を散らした。

　アジアヘビー戦が行われる7・29大阪大会は3日後。この日、両者による最後の前哨戦が組まれた。いきなり先発で対峙し、タックル合戦を展開。崔がフロントハイキックを打ち込めば、ボディガーもショルダータックルでなぎ倒して譲らない。再激突ではボディガーがラリアットを連発し、エルボー合戦もハンマーパンチで制するとタックルでねじ伏せたが、崔もブレーンバスターで引っこ抜いて応戦。意地で立ち上がったボディガーはスピアーを突き刺した。

　最後は崔のパートナー・ジェイムスがボディガーのパートナー・「赤虎」をチョークスラムで粉砕。最後の前哨戦は王者に凱歌が上がった。試合後、アジアヘビーのベルトを手にボディガーとにらみ合った崔は「僕が認めないようなところで彼はベルト獲ってきたり、大物に勝ってきたけど、それはホームの後押しがあったから」と断言したが、自身も同じ大阪出身。地の利は関係なしと強調したうえで「まぁぶっ倒して勝ちます」と返り討ちを宣言していた。

【崔の話】「ボディガーのいつもやってきたパターンで、大阪にピークを持っていく。これでいろいろ崩してきたと思うんで、今回の大阪で俺がシリーズ全戦参戦した中でこれで勝ったら大したもん。それで初めてホームどうこうじゃないと言えるんじゃないですか。僕も大阪がホームだし。アウェーとホームじゃなくて今回ホームとホーム。僕が認めないようなところで彼はベルト獲ってきたり、大物に勝ってきたけど、それはホームの後押しがあったから。まぁぶっ倒して勝ちます」