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7/28【NOAH】王者コンビ絶望の3敗目…単独首位・ZERO1軍が「バースデーV」予告

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』東京・後楽園ホール(2017年7月28日)
グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○日高郁人&菅原拓也vs田中稔&Hi69×

 日高&菅原のZERO1軍が4勝目をあげて単独首位に。決勝が行われる8月5日が日高46回目の誕生日であることを指摘した菅原が、「バースデーV」を予告した。一方、3敗目を喫したHi69&稔組は決勝進出が絶望的になった。

 3勝1敗の首位タイで終盤戦を迎えた日高&菅原のZERO1コンビと、2勝2敗の現GHCジュニアタッグ王者・Hi69&稔が、ジュニアタッグリーグ公式戦で対戦した。

 同時場外ダイブで先制したかに思われた王者組だったが、ZERO1コンビはHi69のヒザに一点集中攻撃を仕掛けてすぐに逆転。ジワリジワリとダメージを蓄積させていく。一旦は反撃を許し、Hi69のトランスレイブやライオンサルトに被弾しても、日高は雪崩式ドラゴンスクリューでペースを渡さない。日高の裏DDT&菅原の低空フロントキック、日高の巻き戻し式ニールキック&菅原の延髄斬りのサンドイッチ攻撃…と連係攻撃も完璧に決まると、日高はショーンキャプチャーで仕留めにかかった。

 ところがHi69は飛びついてきた日高をバックドロップで投げ飛ばして逆襲。稔も加勢に加わると、Hi69のトラースキック、稔の右ハイキック、Hi69のデスバレーボム、稔のダイビングフットスタンプと怒濤の連続攻撃が火を噴く。さらにHi69はトランスレイブを突き刺し、みちのくドライバーβで3カウントを迫った。菅原のカットがギリギリで間に合うと、Hi69はダメ押しとばかりにストゥーカ・スプラッシュへ。

 しかし、避けられてヒザを痛打。チャンスがピンチに変わる。ここぞとばかりに日高は更なるヒザ攻めで猛攻。Hi69も変型前方回転エビ固め(直伝GENTAROクラッチ)で丸め込むと、野良犬ハイキックを上手く切り抜けて粘りを見せたが、日高はヒザをソバットで蹴り飛ばして鎮圧。素早くショーンキャプチャーに持ち込み、ギブアップを奪い取った。

 ジュニアタッグ王者を破って、ZERO1コンビが4勝目。単独首位に立った。一方、Hi69&稔組は3敗目を喫し、決勝進出は絶望的に。試合後、マイクを持った日高は「チャンピオンから取ったぞ〜!」と雄叫び。菅原は「決勝は8月5日、ここ後楽園ホールだろ? ノアの旗揚げ記念日みたいだけど、日高郁人の誕生日でもあるんだよ」と指摘し、「ノアの誕生日だかなんだか知らないけどな。俺らが優勝して、日高の誕生日を盛大に祝わせてもらうぞ。優勝するのは俺らZERO1だ!」と日高46歳の誕生日に合わせてのバースデーVを予告した。

 7・31横浜での最終公式戦では、前年覇者のHAYATA&YO-HEYと激突する。「とにかく次はRATEL'S。キッチリ取って、優勝は俺たちZERO1がいただく」と菅原が改めて断言すれば、日高は「YO-HEYは、俺の師匠のFUNAKIさんのところの、随分下の弟弟子だ。悪いけど、軽く捻って、決勝いかせてもらうぞ」と格の違いを強調した。

【試合後の日高&菅原】
▼日高「おい、チャンピオン。見たか? これが俺たちの本気だ。チャンピオンチームの1人のお師匠さんにあたる藤原喜明さんが道場に来た時に言ってたよ。『チャンピオンたる者、相撲だってジャンケンだって負けちゃダメだ』ってな。おい、チャンピオンとしての言い訳は何も効かねえぞ。わかったなら、そのベルトをよこせ、コノヤロー」

▼菅原「リーグ戦、あと1つ残して4勝、8点。俺らがトップじゃないの? 単独トップ? よし。さっきも言ったけどな、8月5日は旗揚げ記念日じゃございません。日高郁人の46回目の…見える? 46に。こう見えて、結構いってんだぞ」

▼日高「やめろよ!」

▼菅原「俺らZERO1が優勝をかっさらって、日高の誕生会を後楽園のリング上でやろうよ」

▼日高「ノアさんは何周年?」

▼菅原「18年?」

▼日高「俺なんて生誕46周年だぞ」

▼菅原「こっちのほうがジジイだぞ!」

▼日高「おい! いじってんじゃねえよ」

▼菅原「とにかく次はRATEL'S。キッチリ取って、優勝は俺たちZERO1がいただく」

▼日高「YO-HEYは、俺の師匠のFUNAKIさんのところの、随分下の弟弟子だ。悪いけど、軽く捻って、決勝いかせてもらうぞ」

▼菅原「よし、固いところ見せようぜ」

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