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7/28【NOAH】弾丸Y&50FP連合で上位世代完勝 GHC前哨戦は杉浦に軍配

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』東京・後楽園ホール(2017年7月28日)○田中将斗&杉浦貴&モハメド ヨネ&クワイエット・ストームvs潮崎豪&小峠篤司&拳王&清宮海斗×

 GHCヘビー前哨戦を兼ねた“方舟世代闘争"8人タッグマッチで“弾丸ヤンキース"杉浦&田中組と“50ファンキーパワーズ"ヨネ&ストーム組の連合カルテットが実現。最後は田中が清宮を撃沈し、新世代側に完勝してみせた。

 8・18川崎大会のGHC戦に向けて、王者・杉浦と挑戦者・潮崎が今宵も対峙。のっけから迷わず先発して先を争うようにエルボーと逆水平を打ち合った。中盤過ぎにも猛打戦を繰り広げ、杉浦の鬼エルボー&ジャーマンを食らっても止まらぬ潮崎は、左ラリアットを叩き込んで両者大の字に持ち込んでみせた。

 終盤には田中と拳王もエルボーと右ミドルキックを真っ向から打ち合う激しい打撃戦を展開。弾丸ヤンキースのエルボー地獄にさらされた清宮も、ドロップキックや急角度ジャーマンで杉浦&田中をナデ斬りにするシーンを作ってみせたが、カットインしたストームからカウンターの腕周り50cm砲ラリアットを浴びて失速。すかさず田中が垂直落下式ブレーンバスターからのスライディングDを放って清宮を葬った。

 試合が終わっても杉浦と潮崎は鬼気迫る表情でにらみ合いを展開。ともあれ、ここに来て前哨戦戦績で優勢に立つ杉浦は「潮崎に対しても、下の世代に対しても、これだけのメンバーが揃えば何も怖いものはない」と豪語した。この日のメインでは同じ上位世代軍の丸藤&齋藤組がGHCタッグ王座奪取に成功しており、方舟世代闘争は“上の世代"に強い追い風が吹く状況が続く。

【試合後の杉浦&ヨネ&ストーム&田中】
※4人で握手を交わすと

▼杉浦「若いヤツに何も怖いものがないよ。これだけのメンバーだから」

――潮崎選手と激しくやり合っていた。逆水平チョップで胸板も腫れ上がっているが?

▼杉浦「いや、あのぐらいやってもらわないと。そのぐらいやってこないと、俺もエルボーをあいつの顔面に打ち込み甲斐がないんでね。十分だよ、そのぐらいやってもらわないと」

――今日は勢いでも上回った

▼杉浦「どう考えてもそうだろ?」

――他の皆さんから見た杉浦選手の状況は?

▼田中「いや、調子も良さそうでね。潮崎と杉浦の対戦をコーナーで見たら、こっちもカッカカッカと燃えるような気持ちになるしね。やっぱ面白かったね、2人の試合というのは。激しいし」

▼ヨネ「やったら本当にイヤなチームでしたけど、組んだらこれほど心強いチームはないです。そして、若いヤツら。この壁は高すぎるんじゃないですか。どうですかね? ねえ、クワイさん?」

▼ストーム「カモン、カモン、カモン。エニタイム、エニウェア!」

――死角は一切ないと?

▼杉浦「ないよ。潮崎に対しても、下の世代に対しても、これだけのメンバーが揃えば何も怖いものはない」

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