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7/31【NOAH】強すぎる…豪腕5人斬り、王者・杉浦を完全粉砕 GHCへ潮崎が無言の強弁

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』神奈川・横浜ラジアントホール(2018年7月31日)
○潮崎豪&中嶋勝彦&マサ北宮&拳王&清宮海斗vs丸藤正道&齋藤彰俊&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム&杉浦貴×

 10人タッグマッチで争われた8・17川崎大会のGHCヘビー級王座戦に向けた前哨戦で、挑戦者・潮崎が豪腕ラリアットで上位世代の相手方5人を全員KO。王者・杉浦を真っ向からねじ伏せ、“無言の強弁"っぷりが際立った。

 上位世代5人vs新世代5人の“方舟世代闘争"真っ向勝負。GHCタッグ王座を奪われた中嶋&北宮組が、新王者の丸藤&齋藤組に猛プッシュをかけた一方で、最後に“強すぎる"圧巻のフィニッシュへと持ち込んだのは潮崎だった。

 猛烈な逆水平連打で杉浦の胸板を血で染めた潮崎は、杉浦の反撃をカウンターのラリアットで迎撃すると、突っ込んできたストーム、ヨネ、齋藤をことごとく豪腕ラリアットでKOするや、丸藤にも左ラリアットを見舞う。さらには杉浦を逆水平の猛打で真っ向からひざまずかせるや、念を入れるようにショートレンジの豪腕ラリアットを連発。杉浦から完璧すぎる3カウントを奪ってみせた。

 大の字の5人を眼下に、憤怒の表情で豪腕を掲げてみせた潮崎。バックステージでは「闘いで分かるだろ」とばかりに記者の胸板をポンと触って“無言"を貫いた。方舟強さの象徴といわれる杉浦がこれほどまでに“完敗"する姿は極めて珍しく、その“無言の強弁"っぷりが横浜でも際立った形となった。



【試合後の潮崎&中嶋&北宮&拳王&清宮】
――圧巻の勝利だったがやはり言葉はない?

▼潮崎「……」(※これで分かるだろ、とばかりに記者の胸を触ってから去っていく)

▼北宮「ベルトを失ったって、やることは変わらない。常に目の前にある敵、そこに目標となるベルトがあるなら、そこに噛みつき続けるだけだ。いつだって…ベルトを巻いてる時だって変わらないんだ」

▼中嶋「向こうにベルトが行ったかもしれないけど、まだ始まったばっかりなんだよ。それを忘れるな。主導権を握るのは俺たちなんだよ」

▼北宮「ごちゃごちゃ5対5でやって、やり足りねえんだよ。あっちもチャンピオンだったら、チャンピオンらしく強くあってくれよ。ベルトの無い丸腰の俺たちにやられてどうするんだよ。やり足りないね。こんなもんじゃ消化不良だ」

――拳王選手、清宮選手はこれまでの世代闘争について?

▼拳王「あんなオッサンらが3本のベルト持って何がおもしれーんだよ? 中嶋がまだ始まったばかりって言ってたけど、俺が! 俺がすぐにでもベルトを奪い返して、この世代闘争終わらせてやるよ」

▼清宮「こんなにチームとして勢いがあるからには、あとは自分次第だと思ってます。僕が勢いに乗れば、もう怖いものはないんじゃないかなって思います」

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