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7/31【NOAH】大原首負傷で熊野ロンリーファイトも逆転 背面砕者達が決勝進出

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』神奈川・横浜ラジアントホール(2018年7月31日)
グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○熊野準&大原はじめvs原田大輔&タダスケ×

 ジュニアタッグリーグ戦公式戦で“背面砕者達"大原&熊野組が、原田&タダスケ組との熱闘を制して優勝決定戦進出。大原が首を負傷するなかでロンリーファイトを強いられた熊野が、逆転でタダスケを丸め込んでみせた。

 両軍3勝2敗で迎えた最終公式戦。序盤から流れをつかんだのは原田&タダスケ組だった。7・28後楽園大会でHAYATAのヘデックを浴びて首を痛めた大原の患部に集中砲火。原田はテーピングを剥がす非情っぷりを発揮して攻め立てた。

 相手を振り切るので精一杯の大原に代わって熊野が孤軍奮闘したが、やはり多勢に無勢は明白。終盤には原田&タダスケが合体式のニーアッパーやダイビングフットスタンプ→オービー・トライスの合体攻撃を敢行。さらには原田のスパインバスター&タダスケのダイビングボディプレスの合体攻撃も決めて勝負あったかと思われた。

 だが、大原のカットが間一髪で間に合う。すかさず原田が大原を場外へと追いやってプランチャで足止め。すかさずタダスケも助走十分の地団駄式ラリアットで熊野にトドメを刺しにかかったが熊野も3カウントは許さない。逆にアウトキャストを着地するや、ラリアットを避けてのフラッシュパッケージでクルリ。これしかないとばかりに押さえ込み、ぎりぎりで逆転3カウントを奪ってみせた。

 今リーグ戦、序盤から3連勝と快調だった背面砕者達だが、大原首負傷の影響も相まって終盤に連敗。それでもどうにか最終公式戦で勝ちをもぎ取った。メインでHAYATA&YO-HEY組がZERO1コンビを破ったため、直接対決の戦績で上回って優勝決定戦進出が決定した。

 「今日は俺が取った。決勝も背面砕者達が取る」と熊野が言い切れば、大原も「優勝してタイトル奪取へ大きく前進して、後楽園のあとはどこだ? 川崎だろ! カルッツ川崎でタイトルマッチにこぎつけてやる。川崎でタイトルマッチやってやる」と地元での王座戦実現へ執念をあらわにした。


【試合後の大原&熊野】
――優勝決定戦進出へ大きく前進したが?

▼熊野「もう最初から優勝しか狙ってなかった。大原、首を怪我してるなかで頑張った。今日は俺が取った。決勝も背面砕者達が取る。誰でもいいよ、勝つだけだ」

▼大原「散々、これまで負けてきた。散々、悔しい思いしてきたんだ。あきらめない。優勝してタイトル奪取へ大きく前進して、後楽園のあとはどこだ? 川崎だろ! カルッツ川崎でタイトルマッチにこぎつけてやる。川崎でタイトルマッチやってやる。俺の野望は大きいぞ。必ず今年の主役は背面砕者達だ。というわけで今日もムイビエン!」

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