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8/4【全日本】連夜のアジアタッグ前哨戦 青柳が大森を直接ピン

『2018 SUMMER EXPLOSION』
新潟・上越観光物産センター(2018年8月4日)
○青柳優馬&宮原健斗&ヨシタツvsゼウス&秋山準&大森隆男×

 連夜のアジアタッグ前哨戦で王者・青柳が大森に直接勝利だ。

 8・26流山大会でアジアタッグ王座を争う第105代王者組・野村&青柳と、挑戦者組・大森&木高イサミ組。前夜の横浜大会から前哨戦が幕を開け、この日、青柳と大森が再び激突した。

 両者はエルボー合戦で真っ向から火花を散らした。積極姿勢の青柳は大森がコーナーに下がっても、何度もエルボーで突っかかっていく。場外戦に持ち込むと、エルボースマッシュを連発し、客席に叩きつけるなどラフに攻め立てた。

 だが、大森も負けてはいない。場外ブレーンバスターで逆襲し、エルボーを打ち込んで腰を狙い撃ち。リングに戻ればニードロップを腰に投下し、逆エビ固めでもん絶させた。混戦模様の中、終盤戦に突入すると青柳がダイビングボディアタックを連発し、フィッシャーマンスープレックスで攻め立てたが、ロックスターバスターは大森が決めさせず。フルネルソンバスターで逆襲すると、アックスギロチンドライバーで突き刺した。

 青柳も王者の意地で3カウントを許さない。アックスボンバーをかいくぐり、ジャンピングニーを連発して一気に流れを引き寄せると、ジャーマンで追い討ち。2カウントで返されてもロックスターバスターでダメ押しして勝負を決めた。

 2度目の前哨戦で青柳が大森を直接ピンフォール。ふてぶてしい表情で首切りポーズを決めた青柳はセコンドについた野村とともに勝ち名乗りを受けた。横浜大会では大の字状態となった目の前で大森にベルトを掲げられる屈辱を味わったが、一夜明けてしっかり逆襲。「大森さん、覚悟しといてください。もう絶対にベルトは渡しません。残りの前哨戦も僕がキッチリ勝ちます」と通告した青柳は、直接勝利でさらなる自信を得たようで「このベルト、千葉の流山大会でキッチリ防衛して、また全国各地、僕と野村さんがベルトを持ちながら回っていきますよ」と言い切っていた。

【試合後の宮原】「よっしゃ。きたね。7月29日にね、無冠になって、さぁ、どうする俺? どうするんだ宮原健斗? チャンスをつかむしかねぇだろ。ただ、無冠になっても無冠じゃなくても俺は常に最高をキープしている。だからいきなりチャンスが巡ってきた。最高のところにチャンスが巡ってきた。世界タッグ、ヨシタツ&宮原健斗、ヨシケンはあのベルト1回防衛して終わった。あのベルトには俺らの続きがあるんだ。8月18日、勝ってあのタッグベルトの、俺らの防衛ロードの続きをやるぞ」

【試合後の青柳】「OK。昨日負けたけど、キッチリ返しましたよ。このベルト、千葉の流山大会でキッチリ防衛して、また全国各地、僕と野村さんがベルトを持ちながら回っていきますよ。大森さん、覚悟しといてください。もう絶対にベルトは渡しません。残りの前哨戦も僕がキッチリ勝ちます」

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