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8/5【NOAH】HAYATA&YO-HEY“夫婦愛"でJr.タッグリーグ熱闘連覇 次はシングルリーグ戦開催へ

『DEPARTURE 2018』東京・後楽園ホール(2018年8月5日)
「第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」優勝決定戦 ○YO-HEY&HAYATAvs熊野準&大原はじめ×

 “金髪夫婦"HAYATA&YO-HEY組が、“背面砕者達"大原&熊野組を“夫婦愛の力"で破ってジュニアタッグリーグ戦連覇を達成。8・18川崎大会でのGHCジュニアタッグ王座挑戦が濃厚となったと同時に、YO-HEYの提唱でジュニアのシングルリーグ戦開催も決定的となった。

 7・28後楽園大会における公式戦の再戦となった今年の頂上決戦。連覇を目指す金髪夫婦と、初のタイトル獲得を目指す背面砕者達の顔合わせとなった。

 7・28後楽園大会ではHAYATAが大原にヘデックを見舞って勝利。これで大原は首を痛めていた。この日も金髪夫婦がのっけから大原の首に集中砲火を仕掛けて流れをつかんだものの、背面砕者達も熊野が奮闘して反撃。ラリアットや力技のバックブリーカー、ブレーンバスター、そしてアルゼンチンバックブリーカーで相手方の腰を痛めつけまくって巻き返す。

 中盤過ぎにはアルゼンチンからジャーマンに変化する荒技でYO-HEYを追い込み、バトンを受け取った大原も逆襲。旋回落下式バックブリーカーや、旋回アルゼンチン式バックブリーカーなど“七色のバックブリーカー"殺法を惜しげもなく解禁、さらには必殺のムイビエンで決定機をつかんだ。

 すかさずHAYATAが飛び込んでヘデックを発射。前回はこれで敗れた大原だったが、この日はすっぽ抜けさせて阻止だ。逆に強烈な肩載せ式バックブリーカーでYO-HEYをさらに追いこみ、風車式式エメラルドフロウジョンでYO-HEYを突き刺すと、場内は大原コールに包まれた。

 だが、大原がダブルアームの体勢に入ったところで、HAYATAがYO-HEYを踏み台にしたジャンピングハイキックを放って“夫"YO-HEYを救出。逆に金髪夫婦がライガーボム&ツイスト・オブ・フェイトの合体攻撃を敢行だ。すかさずHAYATAがトップロープ超えのノータッチトペで熊野を足止め。リング上ではYO-HEYがダイブ式の顔面G“スーパー顔面G"で大原を仕留めにかかる。大原もギリギリで肩を上げて場内も重低音ストンピングに包まれたものの、続けてYO-HEYが最大奥義のバンブードラゴンフライを投下し、3カウントが数えられた。

 HAYATA&YO-HEY組がKENTA&石森太二組以来、ちょうど10年ぶり2チーム目となるジュニアタッグリーグ戦連覇を達成。RATEL'Sの面々と場内のYO-HEYコールに祝福された“空飛ぶチャラ男"は、喜色満面でマイクを握ると「どうも、ありがとうございました」と妙な声で感謝。「正直、背面砕者達への声援のほうが高かったのは知っとる。でもペロンペロンな金髪夫婦を応援してくれた人がおったのも分かってます。そして、なんで俺たちが優勝できたか…というと、ノア全体…いや、プロレス界全体でのタッグチームも含めて、俺たちの愛が一番だからや!」と“夫婦愛"を強調した。返す刀で「嫁さん、愛してるよ」と声をかけてHAYATAを思いっきり戸惑わせたものの、これで8・18川崎大会でHi69&稔組の持つGHCジュニアタッグ王座に挑戦することが濃厚となった。

 一方でYO-HEYは「俺たちが優勝してハッピーバースデーって感じになるけど、もっともっとこのノアのジュニアを盛り上げていこうと思わないかい? そんでYO-HEYちゃんは考えました。会長〜、次はシングルリーグ戦やりませんかあ?」と突じょとして提唱。本部席の内田雅之会長は「2連覇おめでとうございます。突然振るな。断りづらい状況を作るな…」と苦笑しつつも「やるメンバーがいるならやりましょう」と約束し、シングルのジュニアリーグ戦開催も決定的となった。

 ともあれ、超満員の後楽園で行われた方舟夏の風物詩・頂上決戦は愛の金髪夫婦に軍配。夏に生まれた熱を増幅すべく、今度は“シングルの秋"がノアジュニアに到来する。

【試合後のHAYATA&YO-HEY】
▼YO-HEY「とりあえず、無事にジュニアタッグリーグ、有言実行で2連覇、果たすことができました。ほんとーにありがとうございまーす♪ ホンマにこの前から何回も言っとるけど、ホンマに嫁さんの言葉にせえへん愛がビュンビュン伝わってきて、2連覇成し遂げることができした愛してるよ。(※HAYATAが帰ろうとすると)いやいや待って。腰痛いから補助して♪ とりあえずリーグ戦はハッピーエンドで我々が2連覇した。でもぉ! ノアジュニア、もっともっとオモロなると思うし、オモロできると思います。そのためにも、もっともっとジュニアでも色んなことやっていかなアカンと思うし、その中のひとつとしてシングルリーグ。過去に何回かあったんですよね? あんま良く分からんけど、初代王者がラモス瑠偉でしたっけ? それだけは知ってるんです。wikipedia昨日みたんで。ほんで、2代目が元清水エスパルスのトニーニョだっていうのも、昨日調べました。……そんななかでシングルリーグ。正直タッグリーグは嫁さんの愛の力があるからすんごい自信あったよ。実際2連覇もできた。でもシングルってなったら正直自信ないで〜す。嫁さんの力もないワケやし。嫁さんとも本気で愛のバトルをせなアカンってことかもしれんし。だけどまぁまぁ自分自身もそうだし、ノアジュニアも大きな進化を遂げる良い機会になるんじゃないか…という、このワタクシ、元78代PTA会長のお言葉でした。どうですか、477代教頭先生一言よろしければお願いします」

▼HAYATA「………(※帰ろうとする)」

▼YO-HEY「(※HAYATAに抱きつきながら)待って、待って、同じやって言って。同じやって言って〜ん」

▼HAYATA「(※ウザそうに)……同じや」

▼YO-HEY「ひゃーん! 同じやーん♪」

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