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8/21【全日本】シュンが丸山撃破! 望月組2勝目で首位猛追

『2018 SUMMER EXPLOSION』
大阪市立都島区民センター(2018年8月21日)
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦=○シュン・スカイウォーカー&望月成晃vs竹田誠志&丸山敦×

 シュンが丸山を撃破し、全日マット参戦以来初の自力勝利。望月組が2勝目を挙げて2位タイに浮上した。

 望月の健在ぶりとシュンの空中殺法が存在感を放っているDRAGON GATEタッグ。ここまで1勝2敗・勝ち点2と黒星が先行しているが、他チームが星を潰し合ってきたことで優勝の可能性は十分残されている。

 4戦目となったこの日は昨年覇者・丸山&竹田と対戦。キャリアの浅いシュンが標的にされ、苦戦を強いられた。場外戦で竹田の凶器攻撃を食らったシュンはその後も二人の猛攻に防戦一方。ダイビングボディアタックで突破口を開くと、三角飛びプランチャを放ったが、終盤になって再び劣勢に。丸山の串刺しハイキック、トラースキック2連発を立て続けにもらい、丸山&竹田の合体ダブルアーム式フェースバスターで叩きつけられて追い込まれた。

 それでもシュンは必死に食い下がった。スクールボーイを立て続けに3連発して丸山をニアフォールに追い込み、バズソーキックを食らってもタイガーススープレックスは意地で決めさせず。望月がエプロンからのハイキックで援護射撃すると、すかさずシュンがアシュラを敢行して逆襲。丸山の動きが止まったところにスカイウォーカームーンサルトで華麗に降下して逆転の3カウントを奪った。

 望月&シュンが2勝目をもぎ取り、勝ち点4をマーク。2位タイに浮上し、首位の岩本&TAJIRIを2点差で追う状況まで巻き返した。しかもシュンが全日マットで初めて結果を出した価値ある1勝。試合後、師範・望月は頼もしげな視線をシュンに向け、「やるじゃねぇか」と言わんばかりに頭を叩いた。

 残る公式戦は2試合。次戦は8・24仙台でのめんそーれ&ブラックVII戦となる。負ければ自力優勝が消滅することになるが、二人は2連敗から一転、怒とうの4連勝で優勝あるのみ。しかもここまで青木&佐藤、丸山&竹田と歴代優勝チームを連破してきたとあって、望月は「去年の優勝チームと3連覇チームに勝ったんだからな。これいかなくてどうすんだ」と優勝の2文字を見据えた。2勝目の立役者となったシュンも「いきます、いきます。この勢いで」と呼応し、「スカイウォーク!」と気勢を上げた。

 一方、ディフェンディングチャンピオンの丸山&竹田はまさかの2連敗で足踏み。次戦は8・24仙台で同じく2勝2敗の青木&佐藤と星を潰し合う。この日の結果によって、リーグ戦は単独首位の岩本&TAJIRIを除く6チームが2位に並び、ブラック軍を除く6チームが同率の失点4で並ぶ大混戦状態で終盤戦の仙台2連戦に突入する。

【試合後の望月&シュン】
▼シュン「ありがとうございました」

▼望月「よっしゃ。DRAGON GATEの本興行行ってる間に、知らない間に、俺ら単独最下位になってたね」、

▼シュン「調子いいのに…」

▼望月「今日の勝利でほとんど横並びだろ。言ったろ俺。2敗まではいけるって。こういうリーグ戦はな、だいたい2敗がな、ボーダーラインなんだよ。あと二つ獲ればいけるぞ。あと誰だ?」

▼シュン「あと梶トマト&旭組と…」

▼望月「旭志織には個人的にいろいろあったからな昔。あいつがDRAGON GATEの巡業に出てた頃、いろいろあったんだよ」

▼シュン「それとブラック組ですよ」

▼望月「あそこもいろいろあるな」

▼シュン「いろいろありますね」

▼望月「いろいろあるけど、結末大事じゃない?」

▼シュン「はい」

▼望月「この4戦、2勝2敗。全部強敵だったからな。去年の優勝チームと3連覇チームに勝ったんだからな。これいかなくてどうすんだ」

▼シュン「いきます、いきます。この勢いで」

▼望月「よーし、このままいくから。あと二つ順当に勝つから」

▼シュン「スカイウォーク!」

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