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8/23【NOAH】清宮が齋藤ピン、北宮も杉浦猛チャージ GHCダブル前哨戦で新世代軍が先制

 9・2後楽園大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)杉浦vs北宮(挑戦者)」、9・9大阪大会のGHCタッグ王座戦「(王者)丸藤&齋藤vs拳王&清宮(挑戦者)」に向けた前哨戦がスタート。北宮が杉浦に猛チャージをかけたうえで、清宮が齋藤から逆転3カウントを奪い“方舟新世代軍"の挑戦者トリオが先制した。

 『Summer Navig. 2018』開幕戦となった刈谷大会のメインで、上位世代軍の王者トリオと、新世代軍の挑戦者トリオが6人タッグマッチで真っ向から激突。のっけから杉浦と北宮が猛烈なショルダータックルでぶつかり合う肉弾戦を展開して場内も熱を帯びた。

 中盤過ぎには北宮が猛チャージ。杉浦のニーバット連発を上半身を震わせながら耐えまくる“タフガイ"っぷりを発揮し、逆に3発目を真っ向からキャッチ。力技のブレーンバスターでGHC王者をブン投げ、ラリアットからのサイトースープレックスで仕留めにかかった。

 どうにか踏ん張った杉浦もキチンシンクで振り切って難を逃れる。逆にその後は齋藤が気迫で清宮を押し込み、裏落としやラリアット、アイアンクロースラムからのスイクルデスと畳みかけて仕留めにかかった。

 だが、北宮のカットが間一髪で間に合う。ならばと齋藤はデスブランドでトドメを狙ったものの、着地して切り抜けた清宮は、起死回生の回転足折り固めで丸め込み、ギリギリで3カウントを奪ってみせた。

 ダブル前哨戦で新世代軍トリオが先制。試合を決めた清宮は試合後、丸藤&齋藤と至近距離から堂々とにらみ合い、そして勝ち誇ってみせた。

 バックステージでは「相手(齋藤)は『クソガキ』って後楽園でも言ってましたけど、油断してるんじゃないですか? 僕はいつでもチャンピオンから3カウント、狙ってますから」とサラリと言ってのけた清宮。今年のグローバル・タッグリーグ戦を制した潮崎豪との“ゴーカイタッグ"を崩して、拳王のパートナーに名乗りを上げただけに「チャンスは待っていても来ないし、来たチャンスは強引にでもつかみにいかないと。本番も自分が決める気持ちで、必ずGHCタッグのベルトを取り返します」とどん欲に9・2後楽園を見据えた。


【試合後の清宮】
――GHCヘビー&タッグに向けたダブル前哨戦で先制星を奪ったが?

▼清宮「相手(齋藤)は『クソガキ』って後楽園でも言ってましたけど、油断してるんじゃないですか? 僕はいつでもチャンピオンから3カウント、狙ってますから」

――実際当たってみて、壁の厚さを感じる部分はある?

▼清宮「確かに当たってみると、より厚さを感じる部分はありますね。今までの映像とかを見るより、肌で感じるほうがより壁の厚さは感じますけど、そこを壊さないといけないんで。壁は“厚い"かもしれないですけど、僕の気持ちのほうが“熱い"と思います」

――潮崎と組んでいたが、そこを崩してでも拳王と組んだからには退路を断つつもり?

▼清宮「チャンスは待っていても来ないし、来たチャンスは強引にでもつかみにいかないと。本番も自分が決める気持ちで、必ずGHCタッグのベルトを取り返します」

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