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8/26【DDT】圧勝・藤波が伊橋を公開説教

『BLACK OUT presents KING OF DDT 2018 FINAL ROUND』東京・後楽園ホール(2018年8月26日)
○藤波辰爾&坂口征夫&アントーニオ本多vs樋口和貞&上野勇希&伊橋剛太×

 藤波が伊橋に圧勝。リング上で公開説教を見せた。

 過去にKO-Dタッグ王座(パートナーはMIKAMI)を戴冠した経験のある藤波が後楽園大会に参戦。本多&坂口との豪華トリオで、樋口&伊橋&上野組と対戦した。

 長州力プロデュース興行で酷評された伊橋を気にかけていた藤波。その2人が握手を交わすと、いきなり先発で対峙した。互いにロープに押し込み合うが、どちらもクリーンにブレイク。ロックアップでその後も押し合う。藤波は若い上野ともグラウンド戦を展開し、ベテランらしい確かなテクニックを見せつけた。代わった本多が昔話「ごんぎつね」をアントニオ猪木バージョンで披露しても、無表情で切り抜ける。

 そのまま本多が捕まったが、代わった坂口が試合を立て直す。伊橋の反撃を受けても、豪快ジャンピングミドルキックで蹴り飛ばし、藤波にスイッチした。藤波は伊橋の蹴り足を掴んでドラゴンスクリューを狙うが、その前に伊橋が転倒してしまう。気にせず藤波は樋口と上野をドラゴンスクリューでナデ斬りにすると、今度こそ伊橋にもお見舞いした。

 スリーパーに捕獲すると、樋口たちがカットイン。上野がドロップキック、樋口がボディスラムを藤波に繰り出し、伊橋にムーンサルトプレスを促す。ギリギリで藤波にヒットしたものの、ダメージはとんど与えられず。すぐに坂口と本多が加勢に入ると、最後は坂口のアトミックドロップ、本多の延髄斬りから藤波がドラゴンスリーパーに捕らえて、ギブアップを奪い取った。

 昭和の新日本プロレス黄金期を思わせる豪華リレーで藤波組が快勝。試合後、マイクを持った藤波は「コラ! 伊橋。お前、ちゃんと踏ん張っとけ、足を取ったら。またやるのか? 次はじゃあ、長州を連れてくるから」と伊橋を公開説教し、更なる奮起を促した。

プロ格 情報局