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8/26【全日本】アックスボンバーズ返り討ち 野村&青柳がアジアタッグ初防衛

『2018 SUMMER EXPLOSION』最終戦
千葉・キッコーマンアリーナ(流山)(2018年8月26日)
アジアタッグ選手権試合=○青柳優馬&野村直矢vs木高イサミ&大森隆男×

 野村&青柳がアックスボンバーズを返り討ちにし、アジアタッグ初防衛に成功だ。

 野村&青柳は7・29大阪大会で秋山&永田裕志を破って2度目のアジアタッグ戴冠。試合後、大森が挑戦を表明し、木高とのアックスボンバーズによる最古のベルト奪取を宣言してきた。受けて立った若き王者組は「オッサンを消滅させる」、「今の俺はノーフィアー」と強気だったが、前哨戦の直接戦績は1勝2敗(すべて青柳と大森の間で決着)と劣勢で本番を迎えた。

 序盤から一進一退となったが、木高のプランチャを王者組が被弾してアックスボンバーズが試合を支配した。青柳が捕まり、木高のネックロック、大森のパイルドライバーと首攻めに苦戦。野村が巻き返しを図っても、木高の卍固めに捕まり、大森のフロントハイキック、ニールキックの連続攻撃を浴びせられた。

 負けじと王者組も野村がジャンピングエルボーで反撃。青柳もフロントハイキックで続き、野村の援護射撃を受けるとフィッシャーマンスープレックス、ダイビングエルボードロップで攻め立てた。そこへ木高がダイビングダブルニードロップで急降下し、野村がジャーマンで投げて撃退しても、大森がアックスボンバーを叩き込んで蹴散らす。孤立した青柳がアックスギロチンドライバーで追い込まれたが、3カウントは許さない。前後からショートレンジのアックスボンバーを連発されても、蘇生した野村が追尾式ジャンピングエルボーで突っ込んで援護射撃。木高がダイビングボディアタックで飛びついてもキャッチし、マキシマムを敢行して撃退した。野村に応えるように青柳がランニングニー、ジャーマンで一気にたたみかけると、ロックスターバスターを爆発させて大森から3カウントを奪った。

 野村&青柳がアックスボンバーズを返り討ちにし、アジアタッグ初防衛を果たした。「やりました。最後、青柳が獲ってくれました」と喜びに浸った野村は、「勝ったらオッサンの挑戦は受けない」と宣言していたが、「次やったらこれで終わり。僕が大森隆男から3カウント獲ります、今度は」との構えをみせた。青柳も「イサミ選手、恐ろしい。あの体格であんな動きされたら、やっぱり僕らついていけないですね。怖かった。もう間違いなく強い、最強のチャレンジャーでしょ」とアックスボンバーズに一目を置き、一方で「秋山準から獲り、大森隆男から守ったこのベルト、次、挑戦する奴、覚悟決めてこい」と今後の挑戦者チームにハードルを設けていた。

【試合後の野村&青柳】
▼野村「やりました。最後、青柳が獲ってくれました。でもやっぱ本当に強い相手でした」

▼青柳「イサミ選手、恐ろしい。あの体格であんな動きされたら、やっぱり僕らついていけないですね。怖かった。もう間違いなく強い、最強のチャレンジャーでしょ。これだけのチャレンジャーを僕ら倒して2回防衛してるんだ。次、防衛戦やる時、次、挑戦する奴、覚悟決めてからこいよ。秋山準から獲り、大森隆男から守ったこのベルト、次、挑戦する奴、覚悟決めてこい」

▼野村「次、大森さんが挑戦表明してみろ。もうこれ以上ないって。次やったらこれで終わり。僕が大森隆男から3カウント獲ります、今度は」


【試合後の大森&木高】
▼木高「彼ら、何歳ですか? オッサンの挑戦受けないって言ってたけど、俺たちの意地みたでしょ? オッサンの意地を。みせましたよね?」

▼大森「野村&青柳組は確かに強いけどさ、久々にイサミさん、あなたの攻撃、パートナーとしてホント頼もしかった」

▼木高「さん付けはやめてください(苦笑) これまだ序の口。まだまだ弾いっぱいあるんで

▼大森「場外に飛ぶやつ、なんちゃらかんちゃら凄いじゃねぇか」

▼木高「ああいうのは思いついた時にやったもん勝ちなんで。まだまだありますんで引き出し。クソ。若いけど、凄ぇ強かったですね。ちょっと前に出てた時、当たってるんですよ二人とも」

▼大森「野村、青柳、よく聞け! まずは言っといてやる。防衛おめでとう! まずはだからな」

▼木高「大森さん、今度アジアのベルト獲ってトロフィーで乾杯しましょうよ。(大森が先に去ると)ちょっと大森さん。大森さん!(と追いかける)」

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