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9/6【NOAH】「ノアが最高で最幸と思ってもらえたら」 Jr.リーグ戦へ大原はじめインタビュー

 『GLOBAL Jr. LEAGUE 2018』(9・8清水大会から開幕)ではAブロックに入った大原はじめ。ここ数年のノアジュニアを原田大輔とともに支え続けてきた。鈴木鼓太郎の参戦も9・2両国大会における自身のマイクがきっかけ。その鼓太郎とも、原田とも、そしてパートナーの熊野準とも同じブロックに入った。3年ぶり開催のシングルリーグ戦を前にした大原の胸中とは――。

【大原インタビュー】

――ジュニアリーグ戦に向けて?

▼大原「まず3年ぶりの開催ということですが、自分が思うのはこのようなリーグ戦だとかトーナメントみたいなのは定期的に開催した方が良いなと思いますね。選手もファンも年一度の楽しみになれば良いなと思います。YO-HEYのあの場(8・5後楽園)での発言は絶妙なタイミングだったし、結果的に開催された事は良かったと思ってます。エントリーされて、とにかくこのジュニアのリーグ戦を様々な面で意味あるモノにしたいと思います」

――同じAブロックで気になる選手は?

▼大原「そりゃあ全員、気になりますね。あまりシングルをやる機会はないし。気になるというか対戦自体を大切だなと思うのは原田(大輔)ですね。原田とは長くやってきましたし、毎回闘うたびに凄いなって思うし、お客さんにも浸透してきたカードだし。やるたびに新しい自分にもなれるし。今回は開幕戦で対戦ですが、実際優勝決定戦でもおかしくない試合だと思います。今、自分自身はコンディションやキャリア的にベストな時期かなと思ってます。もしかしたら今後、原田と、もちろん原田以外もシングルがあるかはわからないし、やる保証も無いじゃないですか? だからこのリーグ戦は大切に悔いなく闘いたいです。たくさんの人に観れる機会に観ておいてほしいですね。選手や団体って、ずっと同じじゃないから、諸行無常。先はどうなるか分からない。お互い悔いなく今を大切にしたいですね」

――同ブロックにはパートナーの熊野準選手もいます

▼大原「熊野と背面砕者達として組みだしてからの時間は、結果は目立ちませんがひじょうに大切な時間だと思います。背面砕者達を経て熊野は変わりましたね。リーグ戦ではきっとシングルとして今の熊野準を示してくれると思います。熊野みたいなパワーもあってタフなタイプは苦手なんで、正直やりたくないです」

――『今のノアジュニアは最弱』と発言した鈴木鼓太郎選手とも同ブロックとなりました

▼大原「あの発言を聞いた時は自分が伝えたかったこととのズレがあったのかな?と。ノア・ジュニアでは鈴木鼓太郎選手と試合してきた人って、小川(良成)さんと原田くらいじゃないですか。だから自分を含めてノア・ジュニアで鈴木鼓太郎さんを知る人はほとんどいないと思います。だからノアでやりましょ! ノア・ジュニアで鈴木鼓太郎さんを経験するのは歴史的にもとても大切だ、と思ってました。だけど鼓太郎さんのコメントを聞いたら『オレを知らない? お客さんは俺のこと、皆知ってるだろ!』みたいなコメントでしたよね? だけど自分が言ったことと今のお客さんの反応がみんな『鈴木鼓太郎知らねーよ!』って解釈になった事にムカついて『今のノア・ジュニアは最弱だ!』って発言になったんじゃないのかなって思いました。『違う! 違う! そうじゃ、そうじゃなーいー!』って感じでしたが結果的にあの発言で選手、ファンも火がついたのは間違いないですから、良かったと思ってます。だって普通にお願いされた解釈で普通に行くよ!って快諾ならまた別の展開になっただろうし。とにかく怒られるの覚悟で行動して良かったかなと。両国だけで終わらないで続きが作れた事は本当に良かったです。自分自身は“大原はじめ"は鈴木鼓太郎さんがあまり経験したことが無いような選手だと自分は思ってます。なかなかメキシコデビューして日本で試合経験なくてのCMLL育ち日本人って他にいませんからね。ステレオタイプなノアの選手じゃない自分みたいなのがいるってことを含めて、今のノアジュニアを体感していただきます」

――最後に改めて意気込みを

▼大原「盛り上がりのある大会にして毎年開催されるようにしたいですね。そして今も昔もノアジュニアが魅力的に見えるようにしたい! プロレスの主役はヘビーだと思いますが、だけどジュニアはジュニアの良さがあるからノア・ジュニアがこのシリーズを通じて今まで以上に皆さんに愛されるプロレスをして、結果的にノアが最高で最幸と思ってもらえたらムイビエンかな。なかなか普段実現しないノア・ジュニアのシングルの数々。栄冠は誰の手に?ぜひ皆さん観に来てください。宜しくお願いします。それでは会場でムイビエン!」

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