9/7【NOAH】「GHCジュニアいただきに参りました」の原点に Jr.リーグ戦へ田中稔インタビュー
『GLOBAL Jr. LEAGUE 2018』(9・8清水大会から開幕)ではBブロックに入った田中稔。今回の出場選手のなかで、実績と経験値は随一。現GHCジュニアタッグ王者の稔ではあるが、もともとはシングルのGHCジュニア王座を「いただきに」ノアに来た。その悲願に向けた改めてのチャレンジでもある今リーグ戦。その胸中とは――。
【田中稔インタビュー】
――ジュニアタッグリーグ決勝後にYO-HEY選手が提唱して実現するシングルリーグ戦となります
▼稔「普通なら優勝チームはジュニアタッグ挑戦表明するとこなのに全くジュニアタッグには触れずにシングルリーグの話だったんで『ナメられたもんだな』と腹立ちました」
――今回シングルのジュニア・リーグ戦は3年ぶりの開催になります。田中選手は過去『BEST OF THE SUPER Jr.』など、あらゆるシングルリーグ戦に出場していますが…
▼稔「実はこういうシングルリーグ戦の優勝ってバトラーツ時代の1999年に色んな団体のジュニア選手を集めて開催した『JJC争奪リーグ戦』と2006年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の2回しかなくて、ベルトかかったタイトルマッチと違ってジュニアリーグ戦となると偉そうなこと言える結果を出してないんです。でもオレはGHCジュニアのシングル王座を獲りたくてノアに来てますから、このリーグ戦を制したら確実にシングル王座に近づくのでリーグ戦は苦手とか言ってられないのでなりふり構わず優勝目指します!」
――同ブロックに相棒のHi69選手がいます
▼稔「優勝したかったらまずは同じブロックのヤツは全員倒さないといけないわけだから、同じユニットだとかタッグパートナーだから…とかは全く考えてないです」
――ほかに警戒する選手は?
▼稔「こっちのブロックも違うブロックも要注意とか意識してるとかはいないです。このリーグ戦を制するってことより1年前にノアに来たときにオレが言った『GHCジュニアいただきに参りました』っていう原点に戻って邪魔なヤツを全員片付けてくことのみです」
――9・2後楽園ZERO1の日高&菅原組相手に防衛しましたが、日高選手が同じブロックにいます
▼稔「日高は元バトラーツで同じ年なんだけど、キャリアはオレが3年上と言う関係になるんです。アイツがデビューした1997年から何十回試合したか分からないくらいやってますから、Bブロックの中では一番やりやすいようで一番やりにくい相手ですかね。オレの最終公式戦が横浜の日高戦なんで、ケガなく最高のコンディションを保ったまま横浜を迎えてキッチリ仕留めたいですね」
――鈴木鼓太郎選手が『今のノア・ジュニアは最弱です』と言ったことについては?
▼稔「両国のリングで彼は『ノアジュニアに関わる全員』って言ったんでソレならオレにも言ってんだな、と思ってムカついたので必殺ライダーキックかましましたけど、打倒コタローがテーマではないし、当たることがあればガッチリいってやろうっていうだけですかね」
――最後に改めて意気込みを
▼稔「リーグ戦は苦手とは言いましたけど、とにかくワクワクしてるんで一心不乱に優勝目指します!」