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9/15【NOAH】原田が熊野連破で2勝目 鼓太郎に「大失敗思い知らせる」

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2018』福岡・博多スターレーン(2018年9月15日)
Aブロック公式戦 ○原田大輔vs熊野準×

 ジュニアリーグ戦Aブロック公式戦で現GHCジュニア王者の原田が熱闘の末に熊野を撃破。6・26後楽園大会の王座戦に続いて熊野を連破し、2勝目を手にした。

 王者として臨んだリーグ戦。初戦は大原はじめに快勝したものの、2戦目となった9・9大阪大会で相棒・タダスケに正面から敗退。3戦目の相手は、そのタダスケを破っている熊野が相手だった。

 今年3度目のシングルとなるだけに、熊野は原田の動きを徹底的に先読みしつつ、得意の腰攻めで主導権。フランケンシュタイナーは踏ん張って逆エビ固めで切り返し、ボディエルボーには顔面へのヒザ蹴りをカウンターで合わせた。

 流れを作れず苦境が続いた原田だったが、熊野必殺のクロス式アルゼンチンバックブリーカーをかろうじて着地して逃れると、ボディエルボー3連発からの大☆中西式のジャーマンへ。さらにはニーアッパーからのローリングエルボーを叩き込むと、必殺の片山ジャーマンを狙う。熊野もすかさずフラッシュパッケージで切り返しにかかったが、原田も自ら前転してさらに切り返すと、そのまま反動を利用して“ぶっこ抜き式"片山ジャーマンで投げきって固め、一気に3カウントまで持ち込んでみせた。

 熊野を連破して2勝目。「タイトルマッチもそうでしたけど、今のクマはキツいなって。ギリギリ勝てましたね、今日は」と原田は顔をしかめた。

 同じAブロックで注目を集める鈴木鼓太郎は、ヘビー級転向が相次いだノアジュニアの存在価値を完全に否定し、GHCジュニアの封印まで視野に入れているが、現ノアジュニアの大黒柱たる原田は「しっかりと何かを見てから言ったのかなって思いますね。インタビュー読みましたけど、何も分かってないなって。全日本行って、あそこも辞めて、路頭に迷ってんのかしらんけど、何も分かってない。しっかり戦いを通して、あなたがノアジュニアを去ったということが大失敗やったということを分からせますよ」とキッパリ。そのためにも「まぁ鈴木鼓太郎は最後の横浜で当たるんで、その前にしっかり明日の諸橋戦をクリアしないとダメなんで。明日も勝って1敗をキープしたまま鈴木鼓太郎と勝負したいと思います」と勝って兜の緒を締め直した。


【試合後の原田】
――6月末の王座戦に続く熊野戦だったが?

▼原田「タイトルマッチもそうでしたけど、今のクマはキツいなって。ギリギリ勝てましたね、今日は」

――フラッシュパッケージを読んでの片山ジャーマン、奇策がハマった?

▼原田「せやね。あれはいつか来るやろ…って思ってた最後の返しがあって、それがちょうどバッチリ来たんで。それを生かして勝てたかなって」

――すでに1敗しているが?

▼原田「ハッキリ言ってタダスケに負けるとは俺も思ってへんかったし、誰も思ってへんかったと思うけど、あの負けっていうのは大きかったですね」

――鼓太郎戦も控えているが、残り全勝で?

▼原田「まぁ鈴木鼓太郎は最後の横浜で当たるんで、その前にしっかり明日の諸橋戦をクリアしないとダメなんで。明日も勝って1敗をキープしたまま鈴木鼓太郎と勝負したいと思います」

――鼓太郎はノアジュニアの存在価値を否定してきているが?

▼原田「しっかりと何かを見てから言ったのかなって思いますね。インタビュー読みましたけど、何も分かってないなって。全日本行って、あそこも辞めて、路頭に迷ってんのかしらんけど、何も分かってない。しっかり戦いを通して、あなたがノアジュニアを去ったということが大失敗やったということを分からせますよ」

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