9/16【全日本】大型外国人対決 ジョーがジェイムス撃破で2回戦へ

『第6回 王道トーナメント』長野アークス(2018年9月16日)
「第6回 王道トーナメント」1回戦=○ジョー・ドーリングvsディラン・ジェイムス×

　ジェイムスとの大型外国人対決を制したジョーが2回戦進出を決めた。

　今年の王道トーナメントにおいて屈指の大型対決が実現した。ジョーとジェイムスの外国人対決だ。これまで何度もタッグで対戦してきたが、シングルはこれが初めて。135キロのジョーと119キロのジェイムスの真っ向勝負がリングを揺るがした。

　開始と同時にショルダータックルで両者が正面衝突。手四つによる力比べで渡り合うと、まずはジェイムスがショートレンジラリアットで先手を取った。ジョーもショルダータックル、ランニングエルボースタンプ、ラリアットの猛攻で応戦したが、場外戦でジェイムスが鉄柱攻撃を敢行するなど腰を徹底攻撃して主導権を握った。

　その後もジェイムスがクラシカルなベアハッグで絞め上げ、ジョーは苦もんの時間が続いたが、ブレーンバスター合戦を制して滞空式で豪快に叩きつけて形勢逆転。すかさず低空フライングボディアタックを発射して一気に3カウントを奪った。

　ジョーが最強外国人の意地でジェイムスを撃破し、1回戦を突破した。試合後はジェイムスが求めてきた握手に応じてノーサイド。ジョーは「今まで多くのレスラーと戦ってきたが、ディラン・ジェイムスはリスペクトに値する存在だ。今日は彼の凄まじいパワーに苦しめられたが、俺はディランをリスペクトする」と敬意を表した。2回戦進出を決めたジョーの次戦は9・22博多大会。石川vs真霜(9・17後楽園)の勝者と対決する。

【ジョーの話】「今まで多くのレスラーと戦ってきたが、ディラン・ジェイムスはリスペクトに値する存在だ。今日は彼の凄まじいパワーに苦しめられたが、俺はディランをリスペクトする。あぁ、俺にビールをくれ」