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9/22【全日本】怪物攻略再び ジョー食いで真霜が王者・ゼウス戦へ

『第6回 王道トーナメント』福岡・博多スターレーン(2018年9月22日)
「第6回 王道トーナメント」2回戦=○真霜拳號vsジョー・ドーリング×

 真霜が石川に続いてジョーも攻略し、三冠王者・ゼウスとの準決勝にコマを進めた。

 王道トーナメント初出場となった真霜は1回戦で世界タッグ王者・石川との激闘に勝利。この日、ジョーとの2回戦を迎えた。2戦連続で怪物相手となった真霜は大苦戦を強いられた。

 試合はほぼワンサイド。場外戦でフェンス攻撃を連発した真霜だが、スパインバスターでエプロンから場外に叩きつけられてしまう。必死に反撃するものの、ことごとく返り討ちにされ、逆エビ固めに苦もん。ローキックを連発しても、珍しいジョーのローキック一発でなぎ倒され、ドロップキックを被弾すると、キャメルクラッチでひねり上げられた。

 それでもダイビングボディシザースで反撃した真霜はローキックでジョーの胸板を蹴り飛ばすと、腕ひしぎ逆十字で絞め上げる。さらにミドルキック連打、ハイキックで蹴り込んだが、ラリアットを食らって動きを止められてしまう。串刺しタックル、ショートレンジラリアット、エルボードロップの連続攻撃、滞空式ブレーンバスターによってダメージを蓄積し、脇固めに持ち込もうとしてもサイドバスターで叩きつけられた。

 ピンチの連続だったが、真霜は最後まで勝機を見逃さなかった。ジョーが仕上げとばかりにフライングボディアタックを放ったところを回避。ロープにリバウンドして倒れたジョーをエビ固めでガッチリ丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

 大苦戦の末、真霜がジョーを攻略。石川に続く怪物狩りで準決勝進出を決めた。「これがプロレスだよ。3カウント獲れば、どんなにダメージあろうが、勝ったのは俺、真霜拳號」と胸を張った真霜は9・24大阪大会で三冠王者・ゼウスと決勝の切符をかけて対決する。「ゼウスはよ、三冠王者だけどよ、石川修司、ジョー・ドーリングに比べたらこーんなにちっちゃいじゃんかよ。俺の勝ち目十分だ」と豪語した真霜は「勝って決勝までいって、この王道トーナメント制してやる。よーくみとけよ」と自信満々に言い放っていた。

【試合後の真霜】
※インタビュースペースに戻ってくるなりその場に倒れ込んで

▼真霜「あぁ、ボロボロだ。ボロボロだけどよ……」

※和田京平レフェリーが戻ってきて

▼京平レフェリー「お前、勝ってないよ。手挙げてないよ」

▼真霜「勝ちましたよ。じゃあ、ここでお願いしますよ京平さん。堂々と勝ち名乗りだ」

▼京平レフェリー「3カウントね」

※真霜の手を挙げてから京平レフェリーは控室へ

▼真霜「形はどうだろうが、入ったでしょ3カウント。これも…これもじゃねぇな。これがプロレスだよ。3カウント獲れば、どんなにダメージあろうが、勝ったのは俺、真霜拳號。準決勝の相手、誰だっけ? 誰だったっけ? ゼウスか。ゼウスはよ、三冠王者だけどよ、石川修司、ジョー・ドーリングに比べたらこーんなにちっちゃいじゃんかよ。俺の勝ち目十分だ。勝って決勝までいって、この王道トーナメント制してやる。よーくみとけよ」

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