9/24【全日本】真霜が三冠王者狩りも準優勝 「まだ死なねぇ」

『第6回 王道トーナメント』エディオンアリーナ大阪 第2競技場(2018年9月24日)
第6回 王道トーナメント準決勝=○真霜拳號vsゼウス×
第6回 王道トーナメント優勝決定戦=○宮原健斗vs真霜拳號×

　真霜が三冠王者・ゼウスを撃破し、決勝進出を果たしたものの準優勝に終わった。

　初出場となった真霜は石川、ジョーと元三冠王者の怪物二人を立て続けに撃破し、ベスト4に勝ち上がった。この日迎えた準決勝の相手は三冠王者・ゼウス。怪力を封じるべく、脇固め、V1アームロック、腕ひしぎ逆十字で絞め上げるなど右腕を徹底攻撃。ノータッチトペスイシーダを発射して反撃したゼウスがチョークスラムを敢行し、バイセップスエクスプロージョンを連発してきたが、無道で捕獲すると、腕ひしぎ逆十字固めに移行してレフェリーストップ勝ちを決めた。

　決勝戦でも真霜は得意の腕攻めで試合を支配したものの、驚異の粘りを見せた宮原のシャットダウン・スープレックス・ホールドにごう沈。初出場・初優勝はならなかった。「何だ。あいつは、宮原は怪物じゃねぇと思ってたけど、怪物の域に足を踏み入れてんじゃねぇか」と宮原のタフネスぶりに舌を巻いたが、頂点まであと一歩と迫り、このまま引き下がるつもりはない。「真霜拳號はまだまだだ。まだ終わんねぇぞ。まだ死なねぇよ。まだ生きてる。生き抜いてやる」と前を見ていた。

【真霜の話】「何だ。あいつは、宮原は怪物じゃねぇと思ってたけど、怪物の域に足を踏み入れてんじゃねぇか、あいつはよ。オイ、このままじゃ終わんねぇぞ俺は。真霜拳號はまだまだだ。まだ終わんねぇぞ。まだ死なねぇよ。まだ生きてる。生き抜いてやる」