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9/25【全日本】めんそーれの「シャー!」に青柳が嫌悪感「必ず防衛してこのチーム終わらせる」 アジアタッグ会見

 10・10後楽園大会でアジアタッグ選手権試合を控える王者組・野村直矢&青柳優馬、挑戦者組・大森隆男&ブラックめんそーれが25日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。ワイルドめんそーれを「ふざけた挑戦者」呼ばわりした青柳は、「シャー!!」を連呼するめんそーれに嫌悪感むき出しで「必ず防衛してこのチーム終わらせます」と宣言した。

 7・29大阪大会で2度目のアジアタッグ戴冠を果たした野村&青柳は8・26流山大会で大森&木高イサミを下し、初防衛に成功。めんそーれを新パートナーにした大森の再挑戦を受けることに。ともに王道トーナメントは1回戦敗退に終わったものの、これでようやくアジアタッグV2戦に集中できる状況となった。

 この日、V2戦へ向けた会見が行われた。野村が遅刻してきたのはご愛嬌。「10月10日はこんなふざけた挑戦者にベルトは渡しません」と青柳が言い切れば、野村も「別にふざける必要ないと思うんで……10月10日は本当に最高の試合をしたうえでアジアタッグのベルトを防衛したい」と誓うばかり。「ふざけた挑戦者チームとは言いましたけど、大森さんは普通に見えますが、もう片方の中島選手は……」(青柳)、「ブラックめんそーれ選手に関しては今年の7月に世界ジュニア挑戦してる、本当に実力者……」(野村)とめんそーれに揺さぶりをかける余裕もみせた(野村は天然ぶりを発揮しただけかもしれないが)。

 ワイルドめんそーれは9月シリーズで組む機会も多く、そのたびにチームワークを高めてきた感がある。前夜の9・24大阪大会で合体技「ハブネルソンクラッシャー!」と「ハブクロ」を試し斬りしたばかりで、アジアタッグ獲りに自信満々だ。「もうアジアのベルトは目の前にある。もう挑戦者として手の届くところにきてる」と豪語した大森は、「ハブはな、苦しみもがいて暴れ回るんだよビンの中で。暴れ回れば暴れ回るほど、ハブからダシが出て最高のハブ酒ができるわけよ。そのハブの状態が今、君たちってことだ」と野村と青柳を沖縄名物のハブ酒に例え、「そういう試合に俺はしてやる。ハブ酒のような味のある試合に。君たちが苦しみもがいてくれた方がベルトの価値が上がるんだ」と宣言。めんそーれも「シャー!」の叫びを随所で連呼し、「チャンピオンになった途端、遅刻してきて、ずいぶん鼻が伸びてるみたいなんで、その鼻をポキっと折って、足元シャッ!とすくってやって、このベルトを大森さんと二人で腰に巻きたい」と豪語した。

 青柳はそんな二人を「ふざけた挑戦者」呼ばわり。中でも「シャー!」の叫びを繰り返すめんそーれには嫌悪感をむき出しだ。めんそーれいわく「俺はな、命かけてシャーシャーやってんだ」とのことだが、青柳は「笑いしか起きてないのにふざけてないなんて言わせないですよ僕。許しませんよ、それは」と通告。「10月10日、必ず防衛してこのチーム終わらせます。ワイルド中島だか、ワイルド洋平だか知りませんけど」とワイルドめんそーれに引導を渡す構えをみせれば、野村も「このアジアのタイトルマッチが面白タイトルマッチになるんじゃないかと不安になりますね。なんで、そういうタイトルマッチにしたくないです。勝って防衛する。それだけ」と呼応していた。

【会見の模様】
▼大森「遅ぇなチャンピオン。挑戦者を待たせるなんて。ベルトを獲ったら急に大物気取りかよ?」

▼めんそーれ「ベルトが泣いてるよ」

▼大森「着いたら着いたで着きゃいいわけじゃないからな」

▼奥田リングアナ「青柳選手入りました」

▼青柳「遅れたみたいな言い方しないで下さい。僕は最初からいましたから」

▼野村「(遅れてやってきて)すいません」

▼大森「チャンピオン遅ぇな」

▼青柳「チャンピオン(苦笑)」

▼大森「散々、アピールしてるとおりですね、もうアジアのベルトは目の前にある。もう挑戦者として手の届くところにきてると思います。あとはもう試合当日を待つのみ。必ずこのベルトを手に入れて、大森隆男&ブラックめんそーれ組、一つ上の階段を登らせていただきます」

▼めんそーれ「シャーッ! 今日は記シャー!会見にお集まりいただきまして、ありがとうごジャー!います。チャンピオンチーム、一人はたびたび挑戦者の名前もよくわかっていないようなチャンピオンで、もう一人はチャンピオンになった途端、遅刻してきて、ずいぶん鼻が伸びてるみたいなんで、その鼻をポキっと折って、足元シャッ!とすくってやって、このベルトを大森さんと二人で腰に巻きたいと思います。もうチクタク、チクタクと時計の針は進んでる。10月10日、あっという間にこのベルトは俺たちの腰にある」

▼青柳「10月10日はこんなふざけた挑戦者にベルトは渡しません。以上です」

▼めんそーれ「バカにしてんだろ!?」

▼青柳「どっちがですか?」

▼大森「まぁまぁ、やめとけ」

▼青柳「シャーシャーそっちだろバカにしてんのは。あなた、そもそも中島洋平……」

▼めんそーれ「オーイ! バカにしてんだろ!?」

▼青柳「何ですかそのマスクは? 10月10日はふざけないで挑戦してきてくださいよ」

▼めんそーれ「シャーシャー言うことのどこがふざけてんだ?」

▼青柳「明らかにふざけてるでしょ?」

▼めんそーれ「シャーシャー言ったらふざけてるのか?」

▼青柳「シャーシャーシャーシャー言って、あんな笑いしか起きてないのにふざけてないなんて言わせないですよ僕。許しませんよ、それは」

▼めんそーれ「俺はな、命かけてシャーシャーやってんだ」

▼青柳「命かけてるんですか? じゃあホントに命かけてこのベルト挑戦してきてくださいよ。待ってますよ。10月10日、真剣に挑戦してきてくださいよ」

▼めんそーれ「10月10日はこいつ(野村)に遅刻しないように言っとけよ」

▼青柳「(野村に向かって)遅刻しないでくださいよ」

▼野村「まずこの大森さんとブラックめんそーれ選手、本当に強いチームだと思うんですけど、強いチームにもかかわらず何か試合とか会見でもそうですけど、何でそんなふざける必要があるのか……」

▼めんそーれ「ふざけてねぇって言ってんだろ! バカにしてんだろ!?」

▼野村「別にふざける必要ないと思うんで……」

▼めんそーれ「無視か!?」

▼野村「10月10日は本当に最高の試合をしたうえでアジアタッグのベルトを防衛したいと思います」

――王者組の中でふざけたチームというイメージが出来上がりつつあるようだが?

▼青柳「ふざけた挑戦者チームとは言いましたけど、大森さんは普通に見えますが、もう片方の中島選手は……」

▼めんそーれ「オイ! バカにしてんだろ!?」

▼青柳「ブラックめんそーれ選手はふざけてるようにしか思えないですね僕は」

▼野村「大森さんは試合してて本当に強い選手というのはわかってるんですけど、ブラックめんそーれ選手に関しては今年の7月に世界ジュニア挑戦してる、本当に実力者……」

▼めんそーれ「オイ!」

▼大森「別人じゃないの?」

▼めんそーれ「俺は8月から全日本に上がってるんだよ。何が7月だよ」

▼青柳「挑戦してますよね?」

▼めんそーれ「してねぇよ!」

▼大森「違う人なんじゃないの、それ」

▼めんそーれ「別人だよ!」

▼野村「そういってますけど挑戦してる…」

▼めんそーれ「そういってますけどじゃねぇだろお前! バカにしてんだろお前!?」

▼野村「本当に強い人にも関わらずそうやってふざけてる。このアジアのタイトルマッチが面白タイトルマッチになるんじゃないかと不安になりますね。なんで、そういうタイトルマッチにしたくないです。勝って防衛する。それだけですね。はい」

――ワイルドめんそーれは王者組からそういう目で見られているが?

▼大森「アジアタッグチャンピオンチームだけど、まだ若いんで、いろいろ知らないことがいっぱいあると思うんですよ。一つだけ教えといてやりたいことが俺はあるんだ。(めんそーれの頭を指して)ここに乗っかってるこれ、何だと思う?」

▼野村「ハブ」

▼大森「そう、これはハブなんだよ。ハブ酒って知ってるか? 沖縄の。ビンにハブが入ってるやつ」

▼野村「はい」

▼大森「あれ、どうやって作るか知ってる?」

▼野村「あまりわかんないです」

▼大森「わからないよな。そこがまず若いんだよ。生きてるハブをな、ビンに入れてな、そこに泡盛入れるんだよ。そうするとどうなると思う? 生きてるハブが泡盛入れられたら」

▼野村「死ぬ」

▼大森「ハブはな、苦しみもがいて暴れ回るんだよビンの中で。暴れ回れば暴れ回るほど、ハブからダシが出て最高のハブ酒ができるわけよ。そのハブの状態が今、君たちってことだ。苦しみもがいてくれたほど、いいダシが出るんだよな」

▼青柳「ハブはこっち(めんそーれ)じゃないですか?」

▼大森「そうだ。そういう試合に俺はしてやる。ハブ酒のような味のある試合に。君たちが苦しみもがいてくれた方がベルトの価値が上がるんだ」

――今、もがき苦しんでいる?

▼野村「いえ」

▼青柳「別の意味で」

▼めんそーれ「別の意味ってどういうことだ? 言ってみろ!」

▼青柳「明らかに笑かしにきてるじゃないですか、そのハブ(とめんそーれの頭に手を伸ばす)」

▼めんそーれ「触んじゃねぇよ。バカにしてんだろ!?」

▼青柳「ビンの中じゃないし、しかも」

▼めんそーれ「だからビンの中のハブはお前らなんだよ。これはビンの外のハブなんだよ」

▼青柳「ハブはそっちじゃないですか。この時点でふざけてるでしょ。もう僕は許せませんよ。だから10月10日、必ず防衛してこのチーム終わらせます。ワイルド中島だか、ワイルド洋平だか知りませんけど」

▼めんそーれ「オイ! バカにしてんだろ!?」

――挑戦者組に脅威を感じていない?

▼青柳「脅威を感じていないわけではないです。ある意味、今ので脅威に変わったと思いますね。ただベルトを譲るつもりは一切ないので、10月10日は我々ノムヤギが防衛します」

▼野村「これが挑戦者チームの作戦なのかもしれないと思うので、10月10日は本当に真面目にくるのかなと思います」

▼めんそーれ「いつだって真面目だよ」

▼野村「そこはしっかり気をつけたいなと思います」

――お互いの警戒する点は?

▼野村「何ていうんですかね。大森さんの体の強さだったりもそうなんですけど、ブラックめんそーれ選手の何してくるかわからない、この感じ。これが一番警戒するポイントじゃないかなと思います」

▼青柳「このふざけた雰囲気がちょっと僕の中で警戒してる点だなと。試合になったらガラッと変わってくれるんだと思いますけど、この雰囲気は苦手ですね」

▼めんそーれ「二人は勢いと若シャーがあるので、そこをくじけばいいのかなと。あとはやっぱり時間を守ってもらうことですかね」

▼大森「永田、秋山組から獲ったアジアのベルト。いろんな挑戦者と防衛戦重ねてきてると思いますけど、ここでつまずく防衛戦になるでしょうね。チャンピオンチームにとっては」

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