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9/28【全日本】野村&青柳が合同練習、最古のベルト若返りへV2による大森のアジアタッグ戦線追放を予告

 アジアタッグ王者・野村直矢&青柳優馬が28日、神奈川・横浜市の全日本道場で合同練習を敢行。10・10後楽園大会のワイルドめんそーれ(大森隆男&ブラックめんそーれ)との2度目の防衛戦へ向け、普段から行っている基礎体力トレーニングに加え、実戦形式のスパーリングを行い、より絆を深めた二人は「アジアタッグを若々しいタイトルにしたい。僕らの力で、若さで全日本プロレスを活性化させたい」と誓い、大森のアジアタッグ戦線追放を予告した。

 10・10後楽園大会でアジアタッグV2戦を控える野村と青柳がこの日、全日本道場で合同練習を行った。二人はまず基礎体トレを披露。プッシュアップ、倒立式プッシュアップ、相棒を肩車してのスクワット、バーベル挙げを互いに声を掛け合いながらこなした。

 普段通りの練習で汗を流し、ウォーミングアップを終えると、今度は実戦形式のスパーリングを行った。9・12新木場大会でのタッグ対決で火花を散らしたのが記憶に新しい二人は試合さながらに真っ向激突。野村がショルダータックルでなぎ倒せば、青柳もドロップキックでやり返して譲らず。エルボー合戦で渡り合い、青柳がジャンピングニーをさく裂させれば、野村もスピアーで豪快になぎ倒した。

 合同練習を終えて二人のTシャツは汗まみれ。アジアタッグV2戦へ向けて充実ぶりを物語るかのようだ。先日の記者会見ではワイルドめんそーれのペースに持ち込まれた感もあったが、二人で汗を流したことで野村は「やっぱ息の合い方はバッチリですね。僕ら二人の方が長いこと組んでる分、絆っていうのは深い長いこと組んでる分、絆っていうのは深い」と自信満々。「向こうもたぶんいろいろ秘策なり用意してくると思うんで、それに驚くことなく、僕らのいつものペースでしっかりやっていけば絶対勝てる」と断言した。青柳も「正直あのチームは即席で、今回のためだけに作ってるんじゃないか」と判断し、「そこであえて僕はあのタッグを終わらせようと思ってますね。ワイルドめんそーれなんてふざけてるとしか思えない」と改めてワイルドめんそーれを解散に追い込む構えをみせた。

 今回のV2戦で二人にはどうしても負けられない理由がある。8・26流山大会の大森&木高イサミ戦に続き、大森の連続挑戦を受ける形になるが、野村は「次のタイトルマッチで大森さんから、自分の口から『挑戦したくねぇ』って言わせたい」とキッパリ。「僕が大森さんから3つ獲って終わらせたい。大森さんにはこれっきりにしてもらいたい」と直接勝利で大森をアジアタッグ戦線から追放するつもりだ。青柳も「アジアタッグもっともっと年齢層を低くして、若々しいタイトルにしたい」との青写真を披露。「僕らの力で、若さで全日本プロレスを活性化させたい」とその先を見据えた。新たなアジアタッグ王者像を作り上げていくためにも、野村&青柳はワイルドめんそーれを返り討ちにする。

※この模様は全日本プロレスYOU TUBEチャンネル、全日本プロレスTVで近日公開


【公開練習後の野村&青柳】
ー―合同練習を行った一番の目的は?

▼野村「やっぱ僕ら全日本プロレスの中では結構長いこと組んでる方だと思うんで。二人の絆ってものを改めて深めていくということで、今日はこの練習をやりました。やっぱ息の合い方はバッチリですね。僕ら二人の方が長いこと組んでる分、絆っていうのは深いと思うんですね」

▼青柳「野村さんが言ったように、全日本プロレスって即席チームだったり、チームがコロコロ変わったりする印象があるんで、これだけ長く組んでるのは僕らぐらいだと思うんですよね。次のチャレンジャーも結局は即席じゃないですか。大森さんだってもともとワイルドチャイルドとか、秋山さんとかいろいろタッグパートナー代えてアジアタッグ挑戦してますけど、次、中島さんですよね。結局バラバラじゃないですか。タッグチームらしさが正直ないと思うんで。僕らは今日の練習、別に連係技とかやったわけじゃないけど、こうやってお互い高め合うことで、次のタイトルマッチに向けてお互い向上心を上げながらやっていくのが僕ららしいやり方かなと思ったんで、今日の公開練習をやりました」

――今日の練習は普段通り?

▼青柳「そうですね。普段通りプラスアルファ実戦練習みたいな感じで。普段だったら二人でトレーニングやったりとか、そういう感じで終わるんですけど、今日は公開練習ということで、実戦練習もお見せしたいなと思ってやった感じですね」

――記者会見では挑戦者チームのペースに巻き込まれた感があったが?

▼青柳「出鼻をくじかれた感じはありますね」

▼野村「でも、ぶっちゃけ言って当日は向こうもたぶんいろいろ秘策なり用意してくると思うんで、それに驚くことなく、僕らのいつものペースでしっかりやっていけば絶対勝てると思うんで。相手に崩されずしっかりやっていくだけですね。そしたら必ず勝つと思うんで」

――青柳選手は会見で「防衛してあのチームを終わらせる」と発言していたが、その思いは変わっていない?

▼青柳「変わらずですね。正直あの二人に獲らせるつもりはないし、もし仮に向こうが負けて挑戦してくるのかと言ったら、そういう感じはなさそうなんで。正直あのチームは即席で、今回のためだけに作ってるんじゃないかなと僕は思ってるんで。僕が勝手にそう思ってるだけかもしれないけど、そこであえて僕はあのタッグを終わらせようと思ってますね。ワイルドめんそーれなんてふざけてるとしか思えないですね」

――大森の挑戦が続いているのもうんざりしているのでは?

▼野村「ホントそうですね。これで2回連続なんで、本当に次でもう終わらせる。僕が大森さんから3つ獲って終わらせたいと思います」

▼青柳「そうですね。大森さんってあのキャリアで、25年以上やられてる方で僕らと変わらないぐらい執念深く挑戦してますよね。僕らもなんだかんだ前のチャンピオンチームに2回挑戦したわけですから。そういう点では確かに大森さんの執念深さは僕らもわかる部分がありますが、アジアタッグもっともっと年齢層を低くして、若々しいタイトルにしたいなと。で、全日本プロレスをどんどん活性化させたいなと。僕らの力で、若さで全日本プロレスを活性化させたいですね」

▼野村「次のタイトルマッチで大森さんから、自分の口から『挑戦したくねぇ』って言わせたいですね。それぐらいボコボコにしてやりたいと」

▼青柳「『挑戦したくない、お前らに任せる』って言われるような感じで終わらせたいですね」

――野村選手は以前「オッサンを消滅させる」と発言していたが、アジアタッグ戦線からオッサンを追い出すと?

▼野村「もちろん。先ほど青柳選手と相談して同じ意見だったんで、まずは大森さんからってことで。次の10日のタイトルマッチは大森さんにはこれっきりにしてもらいたいなと思いますね」

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