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10/6【全日本】岡田5ヵ月ぶり復帰、Sweeperに敗戦も「ここからもっと上にいく」

『2018旗揚げ記念シリーズ』開幕戦 静岡・アクトシティ浜松(2018年10月6日)
○ジェイク・リー&岩本煌史vs佐藤光留&岡田佑介×

 岡田が約5ヵ月ぶりに復帰。Sweeperに完敗を喫したものの、「もっともっと上にいく」と上昇を誓った。

 4・30後楽園大会で右足首を負傷(右腓骨骨折)し、戦列を離れていた岡田がこの日、約5ヵ月ぶりの復帰戦を迎えた。当初は10・10後楽園で復帰予定だったが、諏訪魔、石川修司の欠場を受けて危機感を抱き、秋山社長に直訴して前倒しとなった。

 佐藤と組んだ岡田はジェイク&岩本のSweeperと対戦した。岡田が欠場中に誕生したユニットで、岩本とは昨年のジュニアタッグリーグ戦に出場した時のパートナー。復帰戦の相手には申し分なく、岡田はリングに上がることができる喜びを爆発させるように真っ向からぶつかっていった。

 場外戦でジェイクにフェンス攻撃とフロントハイキックを連発された岡田は、ボディスラムやショルダースルーなどジェイクの長身を活かした攻撃に防戦一方。それでも岩本相手にブレーンバスター合戦を制し、終盤にはジェイク相手にミサイルキック、ランニングエルボー連打で攻め立てる。倒れないジェイクの胸板に新技・ランニングヘッドバットも打ち込むと、インターセプトを鮮やかに決めて沸かせた。

 だが、サドンデスが不発に終わると、岩本のニーアッパー、ジェイクのミドルキック、ランニングローキックを立て続けに食らって動きが止まった。ドロップキックで反撃し、逆さ押さえ込みで丸め込んで粘ったものの、最後はジェイクに高角度バックドロップを敢行されて3カウントを聞いた。

 5ヵ月ぶりの復帰戦は完敗。それでもブランクを感じさせないキレのある動きを随所でみせた。試合後は花道途中で倒れ込んでしまったものの、自力で控室まで戻った。無事リングに帰還した岡田は佐藤から祝福を受けると、「負けといて語ることなんかないけど、俺はここからもっと、もっと上にいく」と誓いを立てた。デビューから1年9ヵ月が経過。岡田は復帰を機に脱・若手を図る。

【試合後の佐藤&岡田】
▼岡田「クソー! すいません…」

▼佐藤「(その場にへたり込んだ岡田に向かって)すいませんって、岡ちゃんがいない間、守ってきたから。すいませんじゃないよ。帰ってきておめでとうだよ。今、一瞬だけだよ、それ。もう動いてるから。岡ちゃんがいない間の数ヵ月動いてるから。おめでとう(岡田と握手して去る)」

▼岡田「負けといて語ることなんかないけど、俺はここからもっと、もっと上にいく」

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