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10/7【NOAH】丸藤、齋藤揃ってごう沈…フーリガンズが開幕メインジャック GHCタッグ強奪宣言

『Autumn Navig. 2018』群馬・ニューサンピア高崎(2018年10月7日)
○マイバッハ谷口vs丸藤正道×

 フーリガンズが“組織力"を使ってGHCタッグ王者の丸藤正道&齋藤彰俊をシングルマッチで連破。開幕戦のメインジャックに成功し、10・14神戸大会でのタッグ王座強奪を宣言した。

 上位世代と新世代が争う方舟世代闘争とは一線を画し、暴走男・マイバッハを中心に寄り集まった無法集団“フーリガンズ"。9月に入って動きを活発化させるいと、スポークスマンの長井満也がGHC戦線殴り込みを宣言し、10・4後楽園大会ではタッグ王者・丸藤を完全KOしてマイバッハ&コーディのモンスターコンビが挑戦を決めた。

 そしてツアー開幕戦となったこの日は、コーディが齋藤、マイバッハが丸藤と、それぞれシングルマッチで前哨戦。セコンド長井が暗躍して齋藤を翻ろうし、コーディが一気にローリングラリアットからのシットダウン式チョークスラムで仕留めて先勝した。

 “連敗"を阻止すべくメインイベントでシングルマッチに臨んだ丸藤も、メ強烈な虎王でマイバッハをKO寸前に追い込み、必殺の不知火も発射して完勝か…と思われたが、やはり場外の長井が中山レフェリーの足を引っ張って3カウント目を阻止。リング上が無法地帯となったところで、すかさずセコンドのコーディが丸藤をエプロンサイドにチョークスラムで叩きつけるや、マイバッハ&コーディでフーリガンズボム(合体マイバッハボム・ツヴァイ)で完全KOした。

 最後は暴走男がダメ押しのマイバッハボム・ツヴァイを繰り出して完璧な3カウントを奪取。大の字のままピクリとも動けぬ丸藤を踏みつけ、コーディとKAZMAも“方舟の象徴"を眼下に勝ち誇った。

 “組織力"を使って丸藤、齋藤の王者組をシングルで連破。ブーイングのなかでマイクを握った長井は、「テメーら黙って聞いとけ! 俺たちに文句があるんだったら力づくで来てみろオラエー!?」とブーイングを煽ると、「これで終わりだと思うな丸藤、ビッシビシいってやるぜ!」とさらなる“追い込み"を予告しながらツアー開幕戦・高崎大会を締めくくった。

 バックステージでも「おい丸藤! なにがでくの坊にたこ坊主に寝不足だ? そんなこと言った割にはよ、シングルで負けるなんて、ずいぶんと安っぽいチャンピオンだな!? 神戸大会、このフーリガンズのモンスター…谷口にコーディ・ホール。フーリガンズに一発目のベルトを持ってきてくれるぜ、エー!?オラ! そこまでツバ吐いたんだ丸藤…俺たちから逃げんなよ!? 神戸大会まで俺たちがビッシビシいってやるぜ!」と神戸での王座強奪を改めて宣言。ともあれ、世代闘争とは異なるテーマがノア内で存在感を増し始めた。

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