10/8【全日本】アジア獲りへ大森が野村ピン、めんそーれの最強タッグ出場要請は拒否「考えてるパートナーいる」

『2018旗揚げ記念シリーズ』愛知・名古屋国際会議場(2018年10月8日)
○大森隆男&ブラックめんそーれvsヨシタツ&野村直矢×

　アジアタッグ最後の前哨戦で大森が王者・野村をピンフォール。アジアタッグ奪取に自信を深める一方で、めんそーれからの最強タッグ出場要請は拒み、「考えてるパートナーがいる」と明かした。

　10・10後楽園のアジアタッグ戦はいよいよ2日後。この日は王者・野村がヨシタツと組んで挑戦者組・大森&めんそーれと激突する最後の前哨戦が組まれた。前日の東近江大会では野村がめんそーれに直接勝利したばかり。一夜明けたこの日、王者組に傾きつつあった流れをワイルドめんそーれがせき止めてみせた。

　序盤は大森が野村のショルダータックルになぎ倒され、めんそーれもハブポーズによる挑発をエルボーで鎮圧されたが、場外戦になるとハブクローで反撃を開始。ここからワイルドめんそーれはハブクロで絞め上げるなど野村に的を絞って流れを作った。

　終盤にはめんそーれが野村に攻勢を許したが、フロッグスプラッシュを両ヒザで迎撃。大森もフロントハイキック、ニールキックの連続攻撃を浴びせてたたみかけた。ヨシタツの援護射撃を受けた野村がスピアー、フロッグスプラッシュで逆襲しても、マキシマムは大森が決めさせず。めんそーれが急所蹴りで援護射撃すると、合体技・ハブネルソンクラッシャー!を敢行。トラースキック、アックスギロチンドライバーの連続攻撃から、大森がアックスボンバーを叩き込んで野村を沈めた。

　ワイルドめんそーれが最後の前哨戦で直接勝利。戦況を五分にして本番を迎えることになり、二人の鼻息も荒い。「野村、青柳、お前らの腰にアジアのベルトがあるのは明後日までだぞ」とめんそーれが王者組に通告すれば、大森も「ハブなだけにトグロもベルトも巻くぞ」と言い切った。

　もしアジアタッグ戴冠を果たせば、暮れの最強タッグ出場もみえてくる。「俺たちが次期アジアタッグチャンピオンだ。シャー!」と確信するめんそーれは大森に最強タッグ出場を要請した。が、当の大森は拒否。「最強タッグに関しては俺もちょっと考えてるパートナーがいるんだ」と明かした。大森に耳打ちされためんそーれも納得。大森はこの秋から年末にかけて、別々のパートナーで二つの勲章を勝ち取るつもりだ。

【試合後の大森&めんそーれ】
▼めんそーれ「シャー! 大森さん、アジアに向けて視界良好じゃないですか、これ。野村、青柳、お前らの腰にアジアのベルトがあるのは明後日までだぞ」

▼大森「ベルトを、そして首をよく洗って待っとけ」

▼めんそーれ「大森さん、アジア獲って、年末まで…」

▼大森「ちょっと待て。年末、タッグと言えば最強タッグ。最強タッグに関しては俺もちょっと考えてるパートナーがいるんだ」

▼めんそーれ「シャ?」

▼大森「申し訳ない」

※大森がめんそーれに耳打ち

▼めんそーれ「シャー! わかりました」

▼大森「納得してくれたか。俺はあいつと…これ以上は言えねぇ。アジアタッグは必ず俺たちの腰に巻く」

▼めんそーれ「シャー! そして俺たちがこの腰に巻き続ける。俺たちが次期アジアタッグチャンピオンだ。シャー!」

▼大森「ハブなだけにトグロもベルトも巻くぞ」

▼めんそーれ「シャー! 食いついたら離さないぞ」