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10/9【WWE】DXが復活宣言、PPV大会『クラウン・ジュエル』でアンダーテイカー&ケインと対決へ、アングルはWCトーナメント出場決定

 ロウが米国現地時間18日、イリノイ州シカゴにあるオールステート・アリーナで開催され、トリプルH&ショーン・マイケルズのDXとジ・アンダーテイカー&ケインの破壊兄弟がPPV大会『クラウン・ジュエル』で対決することになった。また、同大会ではカート・アングルの「WWEワールドカップ・トーナメント」出場も決定した。

 トリプルHとショーン・マイケルズがこの日のオープニングに登場し、ジ・アンダーテイカー&ケインの破壊兄弟に宣戦布告した。PPV大会『スーパー・ショーダウン』でアンダーテイカー(withケイン)との死闘を制したトリプルHだが、試合後、破壊兄弟によってKOされ、「25年という長い時間をかけて険しい山の頂点に立ったが、雪崩が起きてしまった」と振り返った。黙って引き下がるつもりはなく、「これは破壊兄弟への問いだ。『クラウン・ジュエル』での準備はいいか?」と宣戦布告。マイケルズも「DXは準備できてるぞ。今度はリスペクトなしで、この言葉をくれてやる」と告げた。場内から「くそ食らえ(Suck it!)」コールが起きる中、トリプルHとマイケルズはDXポーズを決めてDX復活をアピールした。その後、番組内でDXvs破壊兄弟『クラウン・ジュエル』で行われることが正式にアナウンスされた。これでマイケルズは2010年の『レッスルマニア26』におけるアンダーテイカー戦以来8年半ぶりに復帰することが決まった。

 この日、バロン・コービンGM代理がPPV大会『クラウン・ジュエル』で行われる「WWEワールドカップ・トーナメント」の予選として、無名の選手を集めてのバトルロイヤルを開催した。アメリカ代表としてコービン自身が出場すると、格下たちを次々とリングから排除して優勝するかに思われた。しかし、最後に残った全身金色のマスクマン、コンキスタドールとの一騎打ちになると、コービンはコンキスタドールにスープレックスを連発され、アングル・スラムで叩きつけられて劣勢に。最後はクローズラインでコービンを場外に叩き落としたコンキスタドールが優勝を決め、「WWEワールドカップ・トーナメント」への出場権を勝ち取った。コンキスタドールは試合後、自らマスクを脱ぎ、正体がアングルGMであることを明かした。ジョン・シナに続き、アングルの出場が決まった「WWEワールドカップ・トーナメント」が行われるPPV大会『クラウン・ジュエル』は日本時間11月3日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 ロンダ・ラウジー&ベラ・ツインズがライオット・スクワッドと対戦した。PPV大会『スーパー・ショーダウン』の再戦で、ブリー・ベラは因縁が発生したリブ・モーガンとグラウンドでの殴り合いを展開。中盤にライオット・スクワッド3人に捕まって集中攻撃を受けてしまったが、ミサイルキックで劣勢を打開したブリーがロンダにタッチすると形勢逆転。ロンダはルビー・ライオットを巴投げからスタンディング・リバース肩車で叩き落とすと、最後はアームバーで勝利を収めた。PPV大会に続く2連勝で抱き合うロンダとベラ・ツインズだったが、突如ベラ・ツインズが背後からロンダを強襲。不意打ちを食らったロンダはブリーを一本背負いで投げ飛ばしたものの、反撃はここまで。2人がかりでスチール階段やバリケードに叩きつけられて大の字となり、リング中央でベラ・ツインズに踏みつけられた。裏切られたロンダはPPV大会『エボリューション』でニッキーとロウ女子王座をかけて対戦することになった。

 レジェンド女子スーパースター、トリッシュ・ストラタスとリタが夢のタッグを結成した。女子限定のPPV大会『エボリューション』でアレクサ・ブリスとの対戦が決まっているトリッシュがロウに登場すると、話を遮るようにアレクサとミッキー・ジェームスも現れて舌戦を展開。アレクサは「7度の女子王者で、WWE殿堂者のあなたの試合を何度も見た。でもひどいもんだわ」と侮辱し、ミッキーはタッグ戦を提案した。するとトリッシュは「殿堂者の闘い方を見せてやる。タッグ戦ならパートナーはこの人でどう?」と同じくレジェンドのリタを呼び込んだ。4人は乱闘に発展したが、トリッシュとリタがアレクサとミッキーを蹴散らした。PPV大会『エボリューション』では当初の予定を変更してトリッシュ&リタvsアレクサ&ミッキーのタッグ戦が行なわれることになった。PPV大会『エボリューション』は日本時間10月29日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

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