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10/16【全日本】諏訪魔&石川が復帰、世界タッグV3戦&最強タッグへ快勝始動

『2018旗揚げ記念シリーズ』秋田・横手体育館(中体育室)(2018年10月16日)
○諏訪魔&石川修司&青木篤志vsゼウス&吉江豊&大森隆男×

 諏訪魔&石川の暴走大巨人が揃って復帰。10・21横浜文体での世界タッグV3戦と暮れの最強タッグ連覇へ向けて始動した。

 諏訪魔が両ヒジの関節鼠の摘出手術のため、石川が「右肩鎖関節脱臼」のため10月7大会を欠場した暴走大巨人がこの日、復帰戦を迎えた。約半月ぶりのリングとなった二人は青木とのトリオでメインに登場。ゼウス&大森&吉江のトリオと対戦した。

 先発を買って出た石川は吉江相手にショルダータックル合戦で正面衝突してリングを揺るがす。吉江のボディスラムによって右肩から落下する場面もあったが、大事には至らず、その後もゼウスと真っ向勝負を展開。串刺しバイセップスエクスプロージョンを叩き込まれても、追尾式串刺しラリアットで応戦。ゼウスがブレーンバスターで巨体を引っこ抜いても、すぐさまランニングニーリフトでやり返した。

 諏訪魔も両ヒジの不安を払しょくするように大暴れ。吉江にフライングショルダーを放ち、スリーパーで絞め上げる。ラストライドは不発に終わり、吉江の雷電ドロップを被弾。大森にフルネルソンバスターで叩きつけられたが、キャプチュードで逆襲すると、石川との連続技・境川をさく裂させて流れを引き寄せた。大森の反撃も強烈な左ラリアットでせき止め、最後はバックドロップを爆発させて3カウントを奪った。

 諏訪魔&石川が復帰戦で豪快勝利を決めた。試合後は久々に「俺たちは全盛期だオイッ!」で締め。「もう石川選手もEvolution入っちゃえばいいんだ」と頼れる相棒に誘い水を向けた諏訪魔は欠場中にEvolutionを守ってくれた青木、佐藤、岡田に感謝しつつ、「Evolutionはこれからも全日本プロレスをどんどんこれから突撃していく」と宣言した。

 気になる両者の故障個所も不安はなさそうだ。「二人ともケガ明けだったんで、二人ともどんなもんかなと思ったけど、諏訪魔さんも自分も思った以上にいけた」と石川が好感触をつかめば、諏訪魔も「ここまでできると思わなかったし、ネズミをクリーニングすると、復帰してもまだできる。3度目なんでね。その計算は間違ってないと思うし、いいタイミングでしたのかなと思う」とチューンアップ完了を強調した。

 無事に復帰した二人にとって目下の大一番は10・21横浜文体での世界タッグV3戦。真霜拳號&KAIを迎え撃つ。諏訪魔が「いろんな問題が起きる時だってある。それは今まであったし、俺らもそういうのを乗り越えて、またあのベルトを回してぇなと思う」との考えを示せば、石川も「21日いい状態で迎えられるかなと。僕らが勝ってタッグ安泰だなというのをみせたい」と呼応。その先には暮れの最強タッグ連覇というテーマもあり、「今年はまた違った厳しさがあるけど、俺らだってまだまだ跳ね返してさ、全日本プロレスで暴れ回っていくよ」(諏訪魔)と誓った。

 豪快勝利で戦列復帰を果たした暴走大巨人コンビがこの秋から暮れにかけてタッグの栄冠を独占し、全盛期を証明する。

【試合後の諏訪魔&石川&青木、佐藤、岡田】
▼石川「ありがとうございました」

▼諏訪魔「ありがとうございました。青木さん今までありがとうございます」

▼青木「とりあえず復帰おめでとうございます」

▼諏訪魔「楽しいな。楽しかったな。感覚どんなもんかなと思ったけど、意外に頭が次々回ってるなというのがあるよね。佐藤連れてこいよ。佐藤、早く連れてこいよ」

▼石川「売店じゃないですか」

▼諏訪魔「何で売店してんだ? でもホントに楽しかったし、楽しいだけで俺らいいのかっていったらそうじゃない。俺ら世界タッグの防衛戦もあるしさ。青木、佐藤、岡田…岡田も帰ってきたんだよね。俺、今日初めて会ったんだよ。楽しいね」

※佐藤が遅れてやってきて

▼諏訪魔「今日楽しかったよ。楽しかったよ」

▼佐藤「すいません、売店があるんで」

▼諏訪魔「俺らより商売かぁ?」

▼佐藤「違いますよ。諏訪魔さんと石川さんがいなくて凄い寂しかったんですよホントに」

▼諏訪魔「守ってくれてありがとう」

▼佐藤「いえいえ、とんでもございません。だから売店いっていいですか?」

▼諏訪魔「待てよ!」

▼佐藤「ホントはケガしてなかったんでしょ?」

▼諏訪魔「してるわ!」

▼佐藤「じゃないと今日みたいな全盛期な試合できないよ。諏訪魔全盛期だ。ケガしても全盛期だ。今が全盛期何だこの二人は。びっくりした」

▼諏訪魔「こうやってまさか5人でさ、集まれるとは思わなかった。もう石川選手もEvolution入っちゃえばいいんだ」

▼岡田「Evolutionです」

▼諏訪魔「俺は口説きてぇななんて思ってるんだけど。このメンツで守ってくれてたんでね。これからも全日本プロレスをどんどんこれから突撃していくと」

▼佐藤「安全第一! これ以上ケガしないように安全第一でいきましょう!」

▼諏訪魔「ちょっと待て。俺ね、携帯サイトみてさ、ファン目線だよね。今まで欠場して全日本プロレスを見渡して、今一度Evolutionにコンセプトというかさ、そういうものが必要じゃねぇかなと」

▼佐藤「なるほど。じゃあ安全第一で!」

▼諏訪魔「(無視して)キャッチフレーズだよな。俺らストロング目指す、強さの象徴を目指す。それとは別でキャッチフレーズを作りたいと」

▼佐藤「安全第一じゃないですか?」

▼諏訪魔「安全第一じゃないな。もう安全第一は終わった」

▼佐藤「健康祈願、交通安全とか、そういうんじゃないですか?」

▼諏訪魔「違う」

▼佐藤「え、マジですか? 何でいくんですか? どうやって攻めるんですか? 教えてください。諏訪魔さんが決めてください」

▼諏訪魔「何か俺とお前だけの話じゃねぇかよ。(石川に向かって)何かある?」

▼石川「え? 突然ですね。今の目標が21日の世界タッグ戦が控えてるんで。今日、二人ともケガ明けだったんで、二人ともどんなもんかなと思ったけど、諏訪魔さんも自分も思った以上にいけたんで、21日いい状態で迎えられるかなと。ちょうどKAIも欠場してるみたいなんで」

▼諏訪魔「そうだね。世界タッグちょっといろんな問題が起きる時だってある。それは今まであったし、俺らもそういうのを乗り越えて、またあのベルトを回してぇなと思うんですよね」

▼石川「僕らが勝ってタッグ安泰だなというのをみせたいですね」

――その先には最強タッグ連覇というテーマもあるが?

▼石川「もうね、いろんなチームでかい奴も出てきて楽しみですね」

▼諏訪魔「今年はまた違った厳しさがあるけど、俺らだってまだまだ跳ね返してさ、全日本プロレスで暴れ回っていくよ」

――ラリアットを打ったり、バックドロップで投げたりしたが、両ヒジのチューンアップは完了した?

▼諏訪魔「ここまでできると思わなかったし、ネズミをクリーニングすると、それなりに回復もまだ…復帰してもまだできる。3度目なんでね。その計算は間違ってないと思うし、いいタイミングでしたのかなと思ってるしね。ちょっと穴あけちゃった、それは申し訳ないんだけどね。そこの分は結果でどんどん見せてきたいなと思います」

▼佐藤「じゃあこれからEvolutionで突撃していきますか! 全日本の一番上に突撃していきましょう!」

▼岡田「突撃しましょう!」

▼諏訪魔「いいこというね。さっきと全然、違う」

▼佐藤「安全なんかクソ食らえだよ。Evolutionがこれから突撃していくからな! お前らついてこいよ」

▼青木「ウチら背水の陣でいくからな。後ろはないと思っていくからな」

▼諏訪魔「(佐藤に向かって)お前後ろないんだろ!」

▼佐藤「諏訪魔、石川、一歩でも下がったら置いていくからな。突撃していくからな、これから。Evolutionが突撃してくからな! ついてこいよ!」

▼青木「よし頑張ろう。突撃だ! 突破口開いていくからな」

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