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11/6【全日本】最終戦でアサイDDTさく裂 ウルティモがルチャフィエスタ快勝締め

『Lucha Fiesta Tour 2018 supported by AJP』最終戦 大阪・大正区民ホール(2018年11月6日)
○ウルティモ・ドラゴン&スペル・シウダダーノ&ミスター・パチューカvsディラン・ジェイムス&エル・ディアマンテ&サム・アドニス×

 ウルティモがメインの6人タッグでアサイDDTをさく裂させてアドニスを撃破。自らプロデュースしたルチャフィエスタを快勝で締めた。

 各地でルチャ旋風が吹き荒れた『Lucha Fiesta Tour 2018』もこの日の大阪・大正大会が最終戦。プロデューサーのウルティモはメインでシウダダーノ&パチューカとのトリオでジェイムス&アドニス&ディアマンテと対戦した。11・3後楽園のメインと同一カードとなったが、やはりウルティモとアドニスが激しく火花を散らした。

 前夜の名古屋大会におけるPWR世界ヘビー級王座戦でウルティモの軍門に下っているアドニスは報復すべく究極龍を狙い撃ちしてきた。ウルティモがショルダータックルを連発し、バックエルボーでなぎ倒して先手を取っても、マスクを引き裂いてかく乱。場外戦でも徹底的に痛めつけた。

 当然、ウルティモもこのまま終わらない。お返しとばかりに場外戦でローキック、鉄柱攻撃を見舞い、シウダダーノとパチューカがジェイムスとディアマンテをエストレージャで動きを止めた中でアドニスをウラカンラナで丸め込む。ヘッドロックとヘッドシザースを同時に決めてアドニスとディアマンテを吹き飛ばす見せ場も作った。

 終盤にはウラカンラナをアドニスに回転エビ固めで切り返されてあわやの場面もあったが、ウルティモはラ・マヒストラルで逆転を狙う。ジェイムスとディアマンテにカットされても、ローリングソバットでアドニスの動きを止め、伝家の宝刀アサイDDTを久々にさく裂させて3カウントを奪った。

 宿敵アドニスに連勝し、最終戦のメインで快勝。そして試合後は大阪にちなんでゼウスばりの「ルチャリブレは祭りやで、わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい!」の三唱で締めた。無事4連戦を終えてウルティモは安堵。「僕は主役じゃないんですよ。ホスト役なんですよ」と前置きしたうえで、「全日本プロレスのファンの人たちというのは明るく楽しく激しいを前提に観てる。全く異次元も受け入れる、そういう柔軟な方たちなんで、凄くやりやすかったです。いい感じで全試合やれたと思います」と手応えを実感し、1年後の開催を見据えていた。

【試合後のウルティモ】
――ルチャフィエスタ最終戦をアサイDDTで勝利して締めたが?

▼ウルティモ「まぁ、ホッとしましたね。僕は主役じゃないんですよ。ホスト役なんですよ。いろんな選手を呼んだりとか。でも全日本プロレスの名前を汚しちゃダメだし、いくらルチャリブレといっても、やっぱり全日本プロレスという母体があってやってるわけなんで。本当にこの場を借りて全日本プロレスファン、関係者、秋山準はじめ全選手に感謝の気持ちです」

――4大会を通して手応えは?

▼ウルティモ「やっぱりもともと全日本プロレスのファンの人たちというのは明るく楽しく激しいを前提に観てる。全く異次元も受け入れる、そういう柔軟な方たちなんで、凄くやりやすかったです。いい感じで全試合やれたと思います」

――11・3後楽園で来年の開催を約束していたが?

▼ウルティモ「自分が生きてたらやりますよ(笑)」

プロ格 情報局