11/6【全日本】クレイジーとの決着つかず TAJIRI「あと20回はやっていい」
『Lucha Fiesta Tour 2018 supported by AJP』最終戦 大阪・大正区民ホール(2018年11月6日)
○ウルティモ・パンダ&TAJIRIvsスペル・クレイジー&ブラック・タイガーVII×
TAJIRIがクレイジーとの4連戦で決着をつけられなかったものの、「あと20回はやってもいい」と続きを見据えた。
今回の『Lucha Fiesta Tour 2018』にクレイジーが久々に参戦。国境を越えたライバル関係にあるTAJIRIとの再会対決が実現した。開幕戦の11・3後楽園大会におけるGAORA TV王座戦はダブルフォールで痛み分けに終わっており、TAJIRIは「できたら俺、勝って、このシリーズ気持ちよく終わりたい」と決着を誓っていた。
この日も両者はベテラン同士らしく、じっくりとしたグラウンドレスリングを展開。クレイジーがマフラーホールドで固めれば、逃れたTAJIRIはダブルレッグロックやキャメルクラッチで絞め上げて譲らず。その後もアームホイップを連発し、ミドルキックを打ち込んだが、クレイジーもすぐさま風車式バックブリーカーでやり返した。
最後はパンダが背面式ボディプレスでブラックVIIを撃破し、TAJIRI組に凱歌。クレイジーとの決着はならなかったものの、TAJIRIは「まぁ、いいか。次があるってことですね」と前向きに受け止め、今から続きを見据えるばかり。「お互い本当はもっともっと出てくるけど、20分の1ぐらいでしかやってなかったような。それが味になったような」とGAORA王座戦を振り返り、「だから20回あとやっていいと思うんですよね、ということはね」とこれからも続くクレイジーとのライバル物語に思いをはせていた。
【試合後のTAJIRI&パンダ】
▼TAJIRI「決着がつかないまま終わっちゃいましたね。まぁ、いいか。次があるってことですね」
――この4連戦でクレイジーと毎日当たって久しぶりの再会を堪能できた?
▼TAJIRI「いや、もっともっとやれますね。たとえば初日の後楽園でやったやつだって、お互い本当はもっともっと出てくるけど、20分の1ぐらいでしかやってなかったような。それが味になったような。年でもあるんですけど。だから20回あとやっていいと思うんですよね、ということはね。全部出してやれないと思うんですよ。あと20回はやってもいいと思う、クレイジーと。パンダさん」
▼パンダ「パンダ、パンダ、パンダ、パンダ。TAJIRIサン、パンダ、パンダ、パンダ、パンダ」
▼TAJIRI「ありがとう。何かよくわかんないけど、感謝の意を伝えてはいるみたいですね。パンダ、パンダ。グラシアス・パンダ」