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11/9【全日本】秋山指名に関本宣言「最強タッグを大日本カラーに染め上げる」 最強タッグ公開会見

 『全日本プロレス 2018世界最強タッグ決定リーグ戦直前スペシャルイベント』が9日、神奈川・ドン・キホーテ横浜西口店で行われ、リーグ戦に出場する15選手が出席。秋山準からの指名を受けて越境タッグを結成することになった大日本・関本大介は「全日本の最強タッグを大日本カラーに染め上げたい」と宣言した。

 暮れの風物詩・最強タッグが今月13日、聖地・後楽園ホールで開幕する。4日後に迫ったこの日、出場11チーム中9チーム15選手が出席しての公開会見が行われた。

 注目されるのは秋山と大日本・関本の越境タッグ。個々の実力をとってみれば優勝候補の一角となるのは間違いない。左ヒジ骨折により戦列を離れていた秋山はこの最強タッグで復帰。「復帰から最強タッグ、厳しい戦いにはなる」と覚悟している中で、関本をパートナーに選んだ理由を「単純に優勝を狙いたい、優勝をしたい、じゃあ誰だ? 関本だ。それが一番最短でいけるかな」と説明した。

 秋山から指名された形の関本は、岡林裕二と組んで出場した2012年以来6年ぶり3度目の最強タッグとなる。パートナーが秋山とあって、「優勝するしかないでしょ、これは。このチームに勝てるチームあんのかオラ!? 全力でかかってこい!」と優勝の確信とともに全チームに宣戦布告。チームリーダーに名乗りを上げるほどやる気満々で、秋山に「それは違う。頭は俺だから。バンバン前に出てやってくれればいいんだよ」と断られたものの、「全日本の最強タッグを大日本カラーに染め上げたいと思います」と宣言してみせた。これに秋山も「隣にライバルみたいな人がいた方が僕も頑張れると思うんで、どんどん大日本の色を出してもらって構わない」と歓迎。「僕は全日本の色で塗り潰してやりますよ」と対抗意識ものぞかせた。

 大森隆男はWRESTLE-1征矢学とのGET WILDを復活させ、全勝優勝を遂げた2016年以来2年ぶり3度目の優勝を狙う。この日、征矢は欠席で、これにはGET WILDカラーのネクタイを締めてきた大森も肩透かしを食らった格好。しかも「ここ最近、ワイルド不足がみられるため、只今ワイルドをもう一度取り戻す修行中」という征矢から「これは仮にもしもの話だが、もしかしたらワイルドを取り戻せないかもしれない場合がある。その時は大森さん一人で最強タッグを勝ち進んでくれ! 頼むぜ大森の旦那」と一方的に言い渡されてしまった。

 これには大森も「相変わらずトンチンカンなこと言ってんな、征矢のダンナ。あぁ、ダンナは俺か」と動揺を隠せず。それでもGET WILDは過去、最強タッグに2度優勝し、世界タッグ王座に3度君臨した実績がある。「パートナーとしては非常に信頼してるんで、そこは心配しないで彼とはタッグチームとしてもいつでも万全でいけるというふうに信じてます」と征矢に信頼を寄せた大森は、開幕戦の11・13後楽園で当たるビッグガンズに照準を定めた。2年前の全勝優勝後の2017年1月に当時の世界タッグ王者・ビッグガンズに挑戦したものの、ベルト獲りならず。この一戦でGET WILDの時計の針は一度止まった。「その雪辱をGET WILDとして晴らさなければならない。初戦のビッグガンズ、絶対破ります。そしたら俺たちがそのまま優勝まで突っ走れる。そう確信しております」と宣言した大森はビッグガンズ狩りを足がかりに、2年ぶりV3達成へ向けて走り出す構えをみせた。

 現世界タッグ王者・諏訪魔&石川修司の暴走大巨人は連覇を狙う。過去、連覇を達成しているのは90年&91年のテリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムス、93年&94年&95年の三沢光晴&小橋健太(現・建太)、96年&97年の川田利明&田上明、98年&99年の小橋&秋山準の4チーム。いずれも全日本のタッグ史に残る名タッグばかりだ。「なかなか最近2連覇ってないと思うんで、我々それができるチームだと思ってる」と自信満々の石川は「必ず勝って優勝して、全日本というか日本一のチームでいたい」と宣言。諏訪魔も「2連覇。しかもベルト持ってるチャンピオンが優勝して2連覇と。それベストだなと思いますよね」とタッグ完全制覇を見据えるばかり。「何としてでも歴史に名を残したい」と史上5組目となる快挙達成を見据えた。

 以前は出場チームの情報収集不足を露呈していた諏訪魔だが、「俺にはペースがあるんだよ自分の。早いんだよ、石川選手が調べるのが。俺はゆっくりやるタイプなんで」と主張しつつ問題なしを強調。その中で「このチームがやっぱし一番正面衝突して、危ない相手」とジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムスのザ・ボンバーを警戒している。ましてや王者で昨年覇者とあって狙われる立場となるが、「そして次ね、また三冠も視野に入れたい。そういうものもありますからね。逆に俺らそういうチャレンジャー精神じゃないけど、そういうものでもまた挑んでいきたい」とキッパリ。石川との暴走大巨人対決による5冠戦を2019年こそ実現させるつもりで、その足がかりとして最強タッグに攻めの姿勢で臨む構えをみせていた。

 また、公開会見後はグッズ購入者を対象に動画撮影会を実施。宮原、大森、野村&青柳が登場し、「最高ですか!? 最高!」、「最強タッグ、ワイルドにいこうぜ!」、「最強タッグ優勝するぞ、オー!」のやり取りを動画に収めることができる貴重な機会となった。

☆『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』

[出場チーム]
▼諏訪魔&石川修司組(2017世界最強タッグ優勝/現世界タッグ王者組)
▼秋山準&関本大介組
▼宮原健斗&ヨシタツ組
▼ゼウス&ボディガー組
▼野村直矢&青柳優馬組(現アジアタッグ王者組)
▼大森隆男&征矢学組(2016世界最強タッグ全勝優勝)
▼ジェイク・リー&崔領二組
▼ジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス組
▼TAJIRI&ギアニー・ヴァレッタ組
▼真霜拳號&KAI組
▼パロウ&オディンソン組

【The Endのコメント】「全日本プロレスの選手やファンは、このパロウとオディンソンのことはまだ何も知らないだろう。ただし、実際に試合を観たら、俺たちの大きさ、そしてパワーに驚愕するだろう。俺たちを目の当たりにして初めて、俺たちがなぜThe Endという名前なのかわかるはずだ。タッグリーグ開催まであと少し。目指すはもちろん優勝のみ。The Endの登場を楽しみに待っていてくれ!」

【ジョーのコメント】「今回、ディランとタッグチームを組めることを楽しみにしている。俺たちの身体のデカさは明らかなアドバンテージだろう。このデカい身体とパワーを活かして、ミスをしなければ、勝つのは当然俺たちだ。俺たちのスパイク・パイルドライバーは、破壊的でやばいフィニッシュホールド! この立派な舞台で再び優勝できることを楽しみにしているよ The Bombers will strike!!」

【ディランのコメント】「私が世界最強タッグに出場するのは今回で2度目になる。この大会と今までの優勝者たちのことは非常に尊敬している。再びこのタッグリーグに出場できたうえに、今回はジョー・ドーリングをパートナーとして迎えることができてとても感謝している。私たちは相性がいいと思うし、今、日本で一番ビッグでストロングなタッグチームだと自負している。ベストを尽くして、全日本プロレスファンに私たちが日本で最高のガイジンヘビー級タッグチームであることを長きに渡ってみせてやろう!」

【真霜のコメント】「KAIENTAI DOJOの真霜拳號です。肩の脱臼から復帰直後のリーグ戦ということで、正直言ってコンディション面の不安はありますが、そんなことは些細な問題です。多少コンディションが悪くとも、それをカバーするだけの技術とモチベーションを持ってますから。それよりも不安要素となるのが、相変わらずKAIとのタッグがしっくりこないこと。優勝するためには連係も必要だと思いますが、うまくいく気もしないので、一人で勝ち抜くつもりで挑みたいと思います」

【会見におけるKAI】
▼KAI「皆様、こんばんは! 知らない人もいると思うんですけど、生まれも育ちもハマっ子のKAIです。まさか通い慣れたこのドン・キホーテでこういう形で会見できるとは夢にも思いませんでした。皆様、今日はご来場ありがとうございます。真霜選手、いやぁ、相変わらずツンデレですね。ホントにそれ書いてあるんですか? でも僕と真霜選手、心でつながってるので、何の問題もありません。タッグというのは一人だけじゃなくて二人の力が必要ですので。先日も負けてしまったんですけど、世界タッグも戦いましたし、心では通じて、やり取りはバッチリなんで、あとは真霜選手が今、復帰に向けてリハビリ頑張ってますので、自分は真霜選手、ケガで復帰したばかりになるので、そのサポートをしてですね、必ずこの世界最強タッグはKAI&真霜組が優勝したいと思っております。皆さん、応援よろしくお願いします。そして私事なんですけど、11月25日にですね、三ツ沢にあります平沼記念体育館というところで世界最強タッグの一戦があるんですけど、私の自主興行でもあります。(大会チケット販売中と知らされ)持ってる方いますか? ぜひその日は日曜日ですので3時からやります。横浜駅西口からバスが出ていますので、10分で行けます。11月25日、三ツ沢にある平沼記念体育館で世界最強タッグ、KAI自主興行としてやりますので、そちらもよろしくお願いします」

――真霜選手と心でつながっているとのことだが、世界タッグ以降、連絡は取り合っている?

▼KAI「凄い心配してツイッターとかでも反応してるんですけど、ツンデレなんでなかなか返してこないんですよ。でも不安は一切ありません」

――不安はないと言える根拠は?

▼KAI「覚えてないですか? 自分と真霜選手は1年数ヵ月前、第47代世界タッグ王者になりました。その時の絆はまだ残っていると思います。全く問題ありません」

――では、あれから関係は当時からあまり発展していないと?

▼KAI「夫婦でもあるじゃないですか。いろんな形の夫婦があるじゃないですか。タッグもそうでしょ。決まりきったタッグも面白くないでしょ。わかりますか? 俺と真霜選手の関係なんです、それが」

――10・21横浜文体で世界タッグを獲れなかった分、タッグの勲章を真霜選手と獲りたい気持ちが大きくなった?

▼KAI「そうですね。世界タッグの試合の序盤に真霜選手がケガしてしまって、それを僕もサポートしたかったけど、自分の実力不足でなかなかできなかった悔しい部分があるんで、最強タッグではその名誉挽回も込めて。真霜選手も同じ気持ちだと思うんで、二人が向いてる方向は一緒なんで優勝に向かっていくだけです。ということは息はやっぱりバッチリということですね、はい。(司会の奥田リングアナに向かって)ですよね? 真霜選手…あ、奥田選手だった」


【ヴァレッタのコメント】「私は全日本プロレス初参戦の後、ここに戻ってくることを楽しみにしていた。何としても成果を上げるために旅を続けよう。私の唯一のルールは、ルールは壊されるためにあるということ。勝つためにはどんな手段もいとわないつもりだ。しかし私は一人ではない。今回は私の師匠であるTAJIRIとチームを組んで戦う。TAJIRIの豊富な経験値と賢さ、私のパワーと野蛮性のコンビネーションはどんなチームも見くびることはできないはずだ。私のチェーンとTAJIRIの毒霧があれば、私たちがこのリーグ戦で結果を出すのは確かだろう!」

【会見におけるTAJIRI】
▼TAJIRI「いっぱいチーム控えてますんで、手っ取り早くいきます。ヴァレッタも言ってたことなんですけど、正々堂々となんか絶対やりません。ずるいことと悪いこと、この二つをやりまくって、それで優勝を目指します。以上」

――ヴァレッタ選手と最近、連絡を取り合ったりしている?

▼TAJIRI「いつも取ってますよ、しょっちゅう」

――どのような内容?

▼TAJIRI「今日何食ったかとか、エヘヘ。まぁ、そんなところですね」

――最強タッグへ向けた意気込みは話している?

▼TAJIRI「いえいえ、何もないです。いつも通りやるだけです、僕らは一事が万事」

――ヴァレッタが進化している可能性もあり、前回以上のものを残せる自信はある?

▼TAJIRI「まだ二人で何も残してないですからね。これから残しますよ」

――一番おいしい獲物になりそうなのは?

▼TAJIRI「そうですね。うーん…ジョーとディランに勝ったりしたら、あいつら本当に凄かったんだってことになるんじゃないかな。(観客に向かって)皆さん、何かないですか? 怖くないですよ」


【征矢のコメント】「この度は冬の祭典、去年に続き世界最強タッグ決定リーグへ参加させて頂き、ありがとうございます。2年ぶりにゲットワイルドとしてリーグ戦に出られること、とても楽しみにしております。ただ、私自身ここ最近、ワイルド不足がみられるため、只今ワイルドをもう一度取り戻す修行中であります。13日までに必ずワイルドになって帰ってくるぜ! 大森さん待っててくれ。ただ、これは仮にもしもの話だが、もしかしたらワイルドを取り戻せないかもしれない場合がある。その時は大森さん一人で最強タッグを勝ち進んでくれ! 頼むぜ大森の旦那」

【会見における大森】
▼大森「本日はお足元の悪い中、お集まりくださいまして、誠にありがとうございます。当然、GET WILDとして目標は優勝! 一昨年、我々優勝しております。それに続いて今年も優勝したいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします」

――GET WILDネクタイだが?

▼大森「よく見てるじゃねぇか。これはGET WILDの証だ。そして今日、てっきり征矢のアニキが一緒にこのネクタイつけてくるもんかと思って、俺一人でこれしてきた。残念ですね」

――征矢選手はワイルド不足で修行中といい、取り戻せなかった場合は大森選手に一人で戦ってくれとのことだが?

▼大森「相変わらずトンチンカンなこと言ってんな、征矢のダンナ。あぁ、ダンナは俺か。パートナーとしては非常に信頼してるんで、そこは心配しないで彼とはタッグチームとしてもいつでも万全でいけるというふうに信じてます」

――2年ぶり出場で2年ぶりの優勝を狙うが、出場チームの中で気になるのは?

▼大森「ズバリ気になるのは初戦のビッグガンズ、ゼウス&ボディガー組です。なぜならば一昨年の最強タッグ、我々が優勝して、年が明けて世界タッグ選手権挑戦して、あのビッグガンズに敗れてるんです。その雪辱をGET WILDとして晴らさなければならない。初戦のビッグガンズ、絶対破ります。そしたら俺たちがそのまま優勝まで突っ走れる。そう確信しております」

――2年ぶりのブランクは不安要素にならない?

▼大森「全くないですね。2年前も何年ぶりかのタッグでしたけど、全く心配することなくチームとして機能したんで、今回も心配は全くないです」

――GET WILD会見で二人のやりとりが名物だったが、隣に征矢選手がいないのは寂しい?

▼大森「まぁ、ちょっと物足りないところはありますけどね。パートナーとしてあなたでもいいですよ。(前に出てきて)近い? もっと近くで俺の顔を見たいと思って……急に恥ずかしくなっちまった」


【会見におけるジェイク&崔】
▼ジェイク「意気込みというか優勝しか見てないんで」

▼崔「今までの最強タッグで一番自信があります。ジェイクが言ったように優勝いただきます」

――Sweeper結成以来、チームとして大きな結果を残せてない状況だが、この最強タッグは大きなチャンスになるのでは?

▼ジェイク「あんまり崔さんと二人でってことはなかったんで、こういうふうに長期なリーグ戦は初めてなんですけど、結果ももちろんなんですけど、何度も言うように僕は崔領二という人間をしっかり理解していない。何をやりたいの?ということが凄く多いです。けどランズエンドの興行をイチお客さんとして観に行った時も、この人ってこういうことをやりたいのかなって、ほんのちょっとだけわかって。そこからもっと知りたいなと思って。それは戦う中で見いだされるものなのかなとは思うのでね。僕はだからこの人からそういった、何だろうな、崔領二っていう人間を知りたいし、この人からいろんなことも教わりたいし。そういう思いがあります」

▼崔「結果というのはタイミングでついてくるのかなと僕は思ってるのと、プロレスというのは連勝したから人気が出るとかそういうもんじゃないと思います。リングに立ってる人間がどれだけ色気があるか、魅力があるか、そこだけだなと思っているんですが、僕とジェイクが10個ぐらい年が違うんですね。このタイミングでタッグ組んで僕らがリングに上がったら、一番絵になるのは、このメンバーの中で、というかプロレス界の中でこの二人かなと僕は真剣に思ってるんで、今回組むとしたらジェイクしかいないなと思ってました。大会でリングに上がった雰囲気というんですかね。姿を注目してみてもらいたい。何かやりそうな色気があるのは僕らのチームだと思うんで、ご期待ください」

――ジェイク選手は先日のコメントでもあったように、リーグ戦中に意識するのは宮原健斗?

▼ジェイク「もちろん意識してます。彼の巻いてるベルトにも興味ありますし、ここで僕がホントに行かないと全日本プロレス自体活気がなくなるので、僕が行かないとなというのもあります」

――崔選手は出場チームで気になる存在は?

▼崔「ないんですけど、これは悪い意味じゃなくて、この団体の、全日本プロレスっていうところの凄さは本当の猛者を揃えてきたなというイメージがあるんで、僕も覚悟してたし、全く予想外なチームは一つもなくて、やっぱりみんな凄いっていうね。一芸を持ったチームが来たなと。そういう意味で全く驚きはないですね。警戒しているチームもないと言えばないし、全員といえば全員だし。ただ一番絵になるのはこの二人かなと僕は真剣に思ってますね」


【会見における野村&青柳】
▼青柳「青柳優馬です。今年でノムヤギで出場するのは4回目ですね。1回もまだ優勝できていない、一回も結果も残せていないので、今年こそ優勝して、内容にもこだわって結果にもこだわりたいと思います。応援よろしくお願いします」

▼野村「いよいよこの時がやってきたなって今から凄く興奮してるんですけど、去年の結果からして今年はもう優勝することしか考えていません。なので青柳選手も言いましたけど、今年は優勝して最強タッグ、ノムヤギ旋風を吹かせたいと思います!」

――昨年は優勝争いに絡む活躍を見せたが、今年に入ってからその勢いが持続できていない感があるが?

▼青柳「そうですね。ベルトを獲ったってことしかあまり結果を残せてないんで、年末最後のビッグイベントで優勝して、来年ももっともっと躍進できるように、今年こそは優勝したいですね」

▼野村「防衛戦を10月にやって、僕的にはそんな結構勢いあるなと思うんですけど。僕らはなんだかんだ本番に強いんで、本番結果を残せると信じてます」

――最強タッグに向けて考えているものはある?

▼青柳「ちょっと変な方向かもしれないですけど、実は僕ら最終戦に公式戦が組まれてないんですよ。だから去年は最後の方にまだ希望が残ってる状況があったんですけど、今回はそこがないので結果にこだわっていきたいですね。1個も落とせないなと。本当に強いチームがたくさんいるんですけど、1個も落とせないですね。そこが僕の中でネックになっている部分というか、考えているところですね」

▼野村「常に考えてますよ、もう。いつも二人でいるんでね。常日頃、二人で話し合って、暇さえあれば話し合うようにしてるんで、自然と呼吸も合うと思うんで試合になれば。とりあえず試合を観にきてください。期待してください」

――出場チームの中で気になる存在は?

▼青柳「個人的には開幕戦のThe Endですね。めちゃくちゃ気になりますね。でかさといい、データのなさといい、未知すぎて、怖いっていう思いもあるけど、逆に開幕戦であんなでかい二人を倒せれば一気に優勝を狙えると思ってるんで、あのチームが一番気になるというよりか一番倒さないといけないチームですね」

▼野村「開幕戦もそうなんですけど、やっぱり北海道17日に当たる暴走大巨人の二人。世界タッグチャンピオンということで常に意識はしてるんですけど、アジアが世界を食うところを観に来てください!」


【会見におけるゼウス&ボディガー】
▼ボディガー「世界タッグベルトは過去に俺たちビッグガンズが4回獲ってます。だけどこの世界最強タッグリーグ戦ではまだ一度も優勝してません。今回絶対優勝して、あのベルトをもう一回俺たちの腰に巻きたいと思います」

▼ゼウス「ボディガーとは5回目になります、この最強タッグリーグ戦。今年も年末最後の大一番になりますので、全力で全試合を駆け抜けて、必ず優勝したいと思っております。1試合1試合が本当に全て強敵と当たる、そして凄い自分の中でもイメージしたら楽しみなので、全試合がいい試合になることは間違いないと思ってます。全試合ベストを尽くせるよう頑張ります」

――過去4回の出場で優勝ならず、今年こそという思いと危機感はある?

▼ボディガー「やっぱり4回出て結果を出してないんで、5回目もダメでしたってわけにいかないと思うんで。本当に確かに結果出さないとやばいなっていう気持ちはあります」

▼ゼウス「僕は危機感というものは全然ないんですけど、全て試合で勝つイメージっていうのができてるんで。自ずと日々、努力を積み重ねてきたら、いい結果が出るんじゃないかなと思っております」

――ゼウス選手は三冠ベルトを落としたばかりで、最強タッグが巻き返しの舞台になるのでは?

▼ゼウス「自分はいつも三冠のたびに燃えて燃えて、燃え尽きたくないけど、全身全霊の思いで試合させていただいてるんです。今、三冠ベルトを落として悔しいですね。10月に、年末に落として。ここで勝っとったらベルトを巻いて年を越せたのに。こういう悔しい話はやめましょう、長くなるんで。最強タッグリーグという素晴らしいリーグ戦があるんで、そこで10試合もできるんですよ、タイトルマッチレベルの試合が。そしてたぶん僕の入ってる試合というのはメインイベント何試合もあると思います。メインイベントを最強タッグで任される。それに伴った試合というものを1試合1試合必ず。お客さんが今日きてよかったわ、全日本プロレスの試合最高やわ、ゼウスの試合面白かったと言ってもらえる試合を毎試合やる。駆け抜けようと思ってます。しかも自分は後楽園ホールでGET WILDと試合あるんですけど、大森さんと征矢さん。確かおととしの年始にタイトルマッチをやって自分らが勝ちました。今回も必ずそこは勝利でまず飾って、後楽園は勝利で飾って走り始めたいと思っております。そして29日から最強タッグ、何と何と僕ら9連戦が続くんですよ。29、30、1日、2日と、まず4日間連続ぶっ続けで。それもたぶんカードをみると勝手な自惚れかもしれないけど、メインイベントに組んでくれるんじゃないかなと思ってます。4日間連続で最強タッグでメインを取る。まず一番にはケガをしないこと、そして最高の試合を提供して勝つことというのが僕らプロのプロレスラーの仕事やと思ってます。絶対に楽しんでいただこうと思ってますので、皆さん、ぜひお越しください」


【会見における宮原&ヨシタツ】
▼ヨシタツ「はい」

▼宮原「えー」

※と二人同時に切り出す

▼宮原「先いいですか? やっぱりね、ヨシケンさわやかなんで雨やみましたね」

▼ヨシタツ「あ、ホントだ」

▼宮原「僕ら横浜に合いますね」

▼ヨシタツ「ねぇ」

▼宮原「似合うな、俺ら。華があるわ。ですよね?」

▼ヨシタツ「ねぇ。ホント雨やんでるよ」

▼宮原「ということで最強タッグ決定リーグ戦に向けてですね、ヨシケンはですね、タッグとしてここ最近、結果を残せていない。なので2018年世界最強タッグ決定リーグ戦、優勝できなければ解散もあり得る」

▼ヨシタツ「えぇ!? いやいや、ホント聞いてないよ。だって今、合体技の名前を募集してるんだよ。これからだから」

▼宮原「取り乱しました」

▼ヨシタツ「合体技、皆さん応募してくれましたか? ハッシュタグ・ヨシケンで。思ったよりもといったら失礼かもしれないけど、反響が凄くて、本当たくさんきてもらって。だから11日の夜の23時59分まで募集して、12日に技の名前を発表します」

▼宮原「いやいや、勝手に決めないでくださいよ」

▼ヨシタツ「だって13日試合だから自然にそうなるでしょ」

▼宮原「勝手に決めないでくださいよ。そんな日付の23時59分、細かいですね」

▼ヨシタツ「自然とそうなるでしょ。12日に発表しますよ。だから11日の夜中まで皆さんよろしくお願いします」

▼宮原「よろしくお願いします。そんなもんですかね」

▼ヨシタツ「去年、2位だったからね」

▼宮原「ヨシケンでやっぱりベストタッグ賞も獲りたいですからね。これ優勝しかないでしょ」

▼ヨシタツ「(今年は)前半に結構、失速したんですよ。2月に世界タッグ巻いて、そこからちょっと…」

▼宮原「ヨシタツさん、僕らトークショーじゃないんで。よく考えたら今、ヨシケントークショーになってるから、やめましょう、このぐらいで」

――意気込みを

▼宮原「もう終わりました。凄ぇ意気込んだ。優勝しかない」

▼ヨシタツ「優勝しかない」

――技名募集中の新連係を11・4千葉で初公開したが手応えはバッチリ?

▼ヨシタツ「正直唐突にやったから、ちょっと入りとかギクシャクしたんだよね。でも決まればもうああいう感じで終わるから。あれ映像で見てもきれいだもんね、あの流れね。だから俺のCBJ、コードブレイカー・フロム・ジェリコからの健斗のきれいなジャーマンスープレックスホールド」

▼宮原「あれが決まれば間違いないですね」

▼ヨシタツ「間違いない。あれ食らったら一貫の終わりですから」

――募集中の技名で候補になりそうなものはあった?

▼宮原「さっきヨシタツさんに聞いたら絞ってきてるみたいですよ」

▼ヨシタツ「かっこいい名前が多いんですよ」

▼宮原「まぁ、僕らかっこいいですからね」

▼ヨシタツ「まぁまぁそうなんだけど」

▼宮原「(笑) トークショーじゃないから、ギュッとしゃべりましょう、ギュッと」

▼ヨシタツ「欲を言うなら、かっこよくて、俺らの明るいキャラに合ったというか、ちょっとポジティブな感じのかっこいい名前がいいかなと」

▼宮原「そのへんを今ギュッとしてますね」

▼ヨシタツ「そういう感じでお願いします」

――出場チームの中で気になる存在は?

▼宮原「やっぱり開幕戦の暴走大巨人に勝てばたぶん勢いに乗れると思うんで、やっぱり開幕戦にまずはすべてをかけたいと思います」

▼ヨシタツ「同じこと言おうと思ってたんですけど、初戦で結構ね決まってくるんじゃないかっていうか、あれで勝ったら凄い勢いに乗れるだろうし、あそこがキーポイントかなという感じがしますね」


【会見における秋山&関本】
▼関本「大日本プロレスの関本大介です。全日本の最強タッグを大日本カラーに染め上げたいと思います」

▼秋山「復帰から最強タッグ、厳しい戦いにはなると思いますけど、彼がパートナーをこうやって買って出てくれたんで、優勝を狙いたいと思います。よろしくお願いします」

――このタッグを結成した経緯は?

▼秋山「単純に優勝を狙いたい、優勝をしたい、じゃあ誰だ? 関本だ。それが一番最短でいけるかなと。試合もやったことありますし、力強さも知ってるんで、一番そうかなと思いました」

――秋山選手から指名された形だが?

▼関本「この秋山社長とのタッグ、関本大介がタッグリーダ-として、タッグリーダーとして、この最強タッグリーグを……」

▼秋山「それは違うわ。それは違う。頭は俺だから。バンバン前に出てやってくれればいいんだよ。リーダーは俺だよ」

▼関本「いやいや」

▼秋山「リーダーは俺だって」

▼関本「リーダーは俺…」

▼秋山「俺だろ?」

▼関本「はい。じゃあ、そういうことだ!」

――久しぶりの最強タッグ出場だが、優勝にかける思いは?

▼関本「優勝するしかないでしょ、これは。このチームに勝てるチームあんのかオラ!? 全力でかかってこい! 以上だ。(カメラマンに向かって)何で笑った? 何で笑った?」

▼秋山「ここ横浜なんでやめてもらえますか」

――関本選手が「大日本色に染める」と発言したことで、組みながらも競争の図式ができそうだが?

▼秋山「もちろん。それもあって、パートナーって仲良しよしでやるんじゃなくて、隣にライバルみたいな人がいた方が僕も頑張れると思うんで、どんどん大日本の色を出してもらって構わない。僕は全日本の色で塗り潰してやりますよ」

――出場チームで気になるのは?

▼関本「そりゃタッグチャンピオンでしょう。世界タッグのチャンピオン、諏訪魔&石川修司。チャンピオン目指さなきゃダメでしょ!? ねぇ? チャンピオン目指します」

▼秋山「もちろん世界タッグチャンピオンチームが一番狙うところですね」


【会見における諏訪魔&石川】
▼石川「去年ですね、諏訪魔選手と組んで優勝して、その勢いでベルトも獲って、東スポさんのベストタッグも獲ったんで、その勢いというのをまた最強タッグでもう一度点火させて2連覇。なかなか最近2連覇ってないと思うんで、我々それができるチームだと思ってるんで、必ず勝って優勝して、全日本というか日本一のチームでいたいなと思いますんで、ぜひ優勝したいなと思います」

▼諏訪魔「もともとはタッグに縁がなかなかなかった若手時代だったんですけど、去年は優勝してベストタッグも獲ることができたし、やっとタッグで結果を出せるパートナーを見つけて、結果が出てきてる実感があります。二人のタッグチームがここで円熟味を増して、2連覇という大会にしたいなと思ってます」

――諏訪魔選手は前回の会見で出場チームを認識していなかったが、今は調べてある?

▼諏訪魔「当然ですよ。俺にはペースがあるんだよ自分の。早いんだよ、石川選手が調べるのが。俺はゆっくりやるタイプなんで。テストもね、一夜漬けでやっていくタイプなんでね。マークするチームというのはジョー&ディラン、このチームがやっぱし一番正面衝突して、危ない相手だな、なんていうふうには思いますね」

▼石川「開幕戦で宮原&ヨシタツ組と当たるんで、結構やり合ってるチームなんで、そこに勝ったら一気に突っ走れるかなと思ってます」

――昨年の優勝チームであり、現世界タッグチャンピオンということで、他のチームからマークされるが?

▼諏訪魔「追われることは仕方ないんで、それはベルトを持ってる者の宿命でもあるんでね。そのへんは跳ね返していこうかなと思いますね。逆にこのタッグも、そして次ね、また三冠も視野に入れたい。そういうものもありますからね。逆に俺らそういうチャレンジャー精神じゃないけど、そういうものでもまた挑んでいきたいなと思ってます」

▼石川「今回、秋山&関本組だったり、征矢&大森組だったり、強力なチームがたくさんいるんで、一戦一戦気が抜けないからこそ、一戦一戦大事に戦えるかなというのがあるんで。言った通り開幕戦で勝てれば一気にいける自信はあるんで、一気にいきたいなと思います」

――過去、連覇を達成したチームは数えるほどだが、歴史に名を残すという部分も意識する?

▼諏訪魔「当然、歴史に名を残したいですよね。2連覇。しかもベルト持ってるチャンピオンが優勝して2連覇と。それベストだなと思いますよね。何としてでも歴史に名を残したいなと思いますね」

▼石川「最初に言った通り、日本一のタッグチームでいたいという目標があるんで、2連覇してプロレス界のタッグチームといえば暴走大巨人といわれるようにいたいなと思ってます。そのためには2連覇しかないなと思ってますね」

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