11/13【全日本】初来日The Endが初陣でアジアタッグ王者粉砕
『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』開幕戦 東京・後楽園ホール(2018年11月13日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○オディンソン&パロウvs野村直矢&青柳優馬×
初来日の大型外国人タッグThe Endが初陣でアジアタッグ王者・野村&青柳を粉砕だ。
今年の最強タッグに久々となる“未知の強豪"が参戦した。パロウ&オディンソンのThe Endだ。パロウが193?、オディンソンが190?の大型タッグチームで、アメリカのEVOLVEに所属。FIPタッグ王者に君臨したこともあり、合体パワーボムのデス・フロム・アバーブを筆頭に多彩な連係技をもっているという。初戦の相手は野村&青柳。The Endは初陣でアジアタッグ王者を相手に圧倒的な強さをみせつけた。
入場式でも野村&青柳と乱闘を展開していた二人はゴングを待ちきれず奇襲攻撃。串刺し攻撃を交互に連発したのを手始めに、オディンソンがフルネルソンバスター、パロウがセントーンで野村に猛攻を浴びせる。パロウがターンバックルへのフォールアウェイスラム、オディンソンがフロントスープレックスでぶん投げ、怪力ぶりをこれでもかとみせつけた。
さらにパロウのラリアットを食らって吹き飛んだ野村だったが、アバランシュホールドを不時着してドロップキック、スピアーで反撃。青柳もランニングエルボーでオディンソンに突っ込み、DDTで突き刺す。野村のフロッグスプラッシュ、青柳のダイビングエルボードロップを立て続けにさく裂させ、ダブルドロップキックを連発したが、二人の反撃もここまで。The Endはパワーボムで二人を鉢合わせにする荒技を敢行すると、ジ・エンド・オブ・デイズ(ダブルインパクト式ダイビングエルボースマッシュ)で青柳を真っ逆さまに叩き落として一気に3カウントを奪った。
要した時間はわずか4分10秒。アジアタッグ王者を完全粉砕したThe Endが初陣で大きなインパクトを残した。オディンソンが「あのトロフィーは俺たちのものだ。俺たちがアメリカに持ち帰る」と自信満々に優勝宣言すれば、パロウも「俺たちはトロフィーを勝ち取るために全神経を集中している。俺たちはオールジャパンに来た。俺たちを感じろ」と吠えまくった。
次戦は11・17札幌のジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス戦。大型外国人タッグ対決で真価が問われることになる。初戦で圧倒的な強さをみせつけたThe Endが台風の目となりそうだ。
【試合後のパロウ&オディンソン】
▼オディンソン「あのトロフィーは俺たちのものだ。俺たちがアメリカに持ち帰る。The End is here」
▼パロウ「俺たちはトロフィーを勝ち取るために全神経を集中している。俺たちはオールジャパンに来た。俺たちを感じろ。The End is here」
※野村&青柳はノーコメント