【全日本】目標は世界ジュニア王者 新人・大森北斗がデビュー 2018/11/17
『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』北海道・ホテルエミシア札幌(新札幌)(2018年11月17日) ○岡田佑介vs大森北斗× 新人・大森北斗が地元・北海道で念願のデビューを果たした。 北斗は1995年6月28日、北海道江別市出身の23歳。野球、バレーボール、総合格闘技を経験し、今年5月1日、全日本に入門した。約6ヵ月間の練習生期間を経て、この日、待望の初陣を迎えた。 相手は先輩・岡田。グレーのコスチュームでリングに駆け込んだ北斗は、初陣とは思えない積極姿勢をみせた。岡田のヘッドロックに捕まり、ショルダータックルでなぎ倒されても、アームドラッグで反撃。ドロップキックを見舞うと、胸板へのハンマーパンチを連発していく。ボディスラムを連発されて腰にダメージを負うと、逆エビ固めで絞め上げられたが、北斗コールに背中を押されてロープに逃れてみせた。 その後、再び逆エビ固めに捕まったが、北斗コールに応えてまたもロープに脱出。ブレーンバスター合戦を制して反撃の糸口をつかむと、ドロップキックを連射し、ミサイルキックもさく裂させて沸かせた。 だが、ショルダースルー、ブレーンバスターで再び腰を攻められて失速。最後は3度目となる逆エビ固めで絞め上げられてギブアップした。 初陣は先輩・岡田に完敗。それでも念願のデビューを果たし、「自分の目標とするところ、目指すところはこんなところではなく、実感している時ではないんですけど、ひとまずプロレスラーになれてよかったなというのがあります」と喜びを口にした北斗は「お客さんから見られる感覚が何とも言えないですね。でもこの空気に飲まれないように一生懸命これからプロレスラーとして上にいきたいと思います」とプロレスラーでしか味わえない感覚を実感しつつ、ここからの上昇を誓った。 北斗の言う「目指すところ」は全日ジュニアの頂点だ。177cm、85kgのジュニア戦士である北斗は先輩・青木を目標のレスラーに定めている。そこには「青木さんがしてるように、飛べて決め技もできてオールマイティになれれば。ただのオールマイティじゃなくて、全てが飛び抜けてる上でのオールマイティになれれば」との思いがあり、「チャンピオンになりたいです。世界ジュニアの」と高いハードルを自らに設定した。 同期入門の3人の中で先陣をきってデビューした北斗が全日ジュニア戦線に新風を吹き込むか、その時が今から待たれる。 【試合後の北斗】 ▼北斗「クソ…ありがとうございました。本日、岡田選手を相手にデビューさせていただくことができました。本当にありがとうございました」 ――初めてプロのリングに上がった感想は? ▼北斗「やっぱりただ練習で集中してやってる時は絶対にできない、お客さんから見られる感覚が何とも言えないですね。でもこの空気に飲まれないように一生懸命これからプロレスラーとして上にいきたいと思います」 ――プロレスラーになった実感はある? ▼北斗「まだまだデビューしたばかりなんで、自分の目標とするところ、目指すところはこんなところではなく、実感している時ではないんですけど、ひとまずプロレスラーになれてよかったなというのがあります」 ――目指すところというのは? ▼北斗「チャンピオンになりたいです。世界ジュニアの」 ――どんなプロレスラーを目指す? ▼北斗「青木さんがしてるように、飛べて決め技もできてオールマイティになれれば。ただのオールマイティじゃなくて、全てが飛び抜けてる上でのオールマイティになれればと思います」 ――当面の目標は初勝利? ▼北斗「もちろんですね」 ――現時点で一番の武器は? ▼北斗「まだまだ武器って呼べるかわからないですけど、一番はトップからのドロップキックが必殺技になってくると思いますね」 ――コスチュームが渋い色だがなぜ? ▼北斗「なぜ灰色にしたかといいますと……ど忘れしました。自分で決めたんですけど、ど忘れしました。すみません」
『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』北海道・ホテルエミシア札幌(新札幌)(2018年11月17日)
○岡田佑介vs大森北斗×
新人・大森北斗が地元・北海道で念願のデビューを果たした。
北斗は1995年6月28日、北海道江別市出身の23歳。野球、バレーボール、総合格闘技を経験し、今年5月1日、全日本に入門した。約6ヵ月間の練習生期間を経て、この日、待望の初陣を迎えた。
相手は先輩・岡田。グレーのコスチュームでリングに駆け込んだ北斗は、初陣とは思えない積極姿勢をみせた。岡田のヘッドロックに捕まり、ショルダータックルでなぎ倒されても、アームドラッグで反撃。ドロップキックを見舞うと、胸板へのハンマーパンチを連発していく。ボディスラムを連発されて腰にダメージを負うと、逆エビ固めで絞め上げられたが、北斗コールに背中を押されてロープに逃れてみせた。
その後、再び逆エビ固めに捕まったが、北斗コールに応えてまたもロープに脱出。ブレーンバスター合戦を制して反撃の糸口をつかむと、ドロップキックを連射し、ミサイルキックもさく裂させて沸かせた。
だが、ショルダースルー、ブレーンバスターで再び腰を攻められて失速。最後は3度目となる逆エビ固めで絞め上げられてギブアップした。
初陣は先輩・岡田に完敗。それでも念願のデビューを果たし、「自分の目標とするところ、目指すところはこんなところではなく、実感している時ではないんですけど、ひとまずプロレスラーになれてよかったなというのがあります」と喜びを口にした北斗は「お客さんから見られる感覚が何とも言えないですね。でもこの空気に飲まれないように一生懸命これからプロレスラーとして上にいきたいと思います」とプロレスラーでしか味わえない感覚を実感しつつ、ここからの上昇を誓った。
北斗の言う「目指すところ」は全日ジュニアの頂点だ。177cm、85kgのジュニア戦士である北斗は先輩・青木を目標のレスラーに定めている。そこには「青木さんがしてるように、飛べて決め技もできてオールマイティになれれば。ただのオールマイティじゃなくて、全てが飛び抜けてる上でのオールマイティになれれば」との思いがあり、「チャンピオンになりたいです。世界ジュニアの」と高いハードルを自らに設定した。
同期入門の3人の中で先陣をきってデビューした北斗が全日ジュニア戦線に新風を吹き込むか、その時が今から待たれる。
【試合後の北斗】
▼北斗「クソ…ありがとうございました。本日、岡田選手を相手にデビューさせていただくことができました。本当にありがとうございました」
――初めてプロのリングに上がった感想は?
▼北斗「やっぱりただ練習で集中してやってる時は絶対にできない、お客さんから見られる感覚が何とも言えないですね。でもこの空気に飲まれないように一生懸命これからプロレスラーとして上にいきたいと思います」
――プロレスラーになった実感はある?
▼北斗「まだまだデビューしたばかりなんで、自分の目標とするところ、目指すところはこんなところではなく、実感している時ではないんですけど、ひとまずプロレスラーになれてよかったなというのがあります」
――目指すところというのは?
▼北斗「チャンピオンになりたいです。世界ジュニアの」
――どんなプロレスラーを目指す?
▼北斗「青木さんがしてるように、飛べて決め技もできてオールマイティになれれば。ただのオールマイティじゃなくて、全てが飛び抜けてる上でのオールマイティになれればと思います」
――当面の目標は初勝利?
▼北斗「もちろんですね」
――現時点で一番の武器は?
▼北斗「まだまだ武器って呼べるかわからないですけど、一番はトップからのドロップキックが必殺技になってくると思いますね」
――コスチュームが渋い色だがなぜ?
▼北斗「なぜ灰色にしたかといいますと……ど忘れしました。自分で決めたんですけど、ど忘れしました。すみません」