11/26【全日本】ボンバー撃破でヨシケン3勝目、逆転優勝へ「ネバーエバーギブアップだ」

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』新潟市産業振興センター(2018年11月26日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○宮原健斗&ヨシタツvsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス×

　ヨシケンが優勝候補のザ・ボンバーを撃破して3勝目。「ヨシケンはネバーエバーギブアップ」と逆転優勝をあきらめない構えをみせた。

　優勝候補の一角といえるヨシケンだが、ここまで2勝4敗と大きく負け越し。これ以上の取りこぼしが致命的となる状況で7戦目を迎えた。しかも相手はジョー&ディランのザ・ボンバー。宮原とヨシタツは苦闘を強いられた。

　序盤からボンバーのパワーファイトによって守勢に回る場面がみられ、気づけばヨシタツが劣勢に追い込まれた。ヨシタツがしのいでも、今度は宮原がボンバーの猛攻の餌食となり、ジョーの滞空式ブレーンバスターやコブラツイストにもん絶。ディランの逆水平も食らい、再びコブラツイストで絞め上げられた。

　それでも宮原はジョーのレボリューションボムをフランケンシュタイナーで切り返して打開。ジョーとディランのサンドイッチラリアットも同士討ちさせると、ヨシタツがスワンダイブ式ミサイルキック、スイングDDTでディランを攻め立て、ヨシタツ幻想(ファンタジー)で絞め上げた。

　だが、ヨシケンサンバは不発に終わり、ヨシケンは再び劣勢に。ディランのラリアットを食らったヨシタツがジョーの串刺しタックル、ディランの串刺しラリアットを立て続けに被弾。ボンバードライバーの餌食となりかけた。

　すると宮原がブラックアウトをジョーにぶち込んで未遂に終わらせ、最大のピンチを免れた。ディランが両腕ラリアットでまとめてなぎ倒し、串刺しラリアットを往復式で連発する大暴れをみせても、チョークスラムはヨシタツがCBJで切り返して回避。すかさずコンプリートショットからのヨシタツ幻想(ファンタジー)で絞め上げ、レフェリーストップに追い込んだ。

　苦戦の末にボンバーを撃破。ヨシケンが3勝目をもぎ取り、勝ち点を6に伸ばした。次戦は12・2博多大会のGET WILD戦で、公式戦は残り3試合。苦しい星勘定に変わりはないが、ヨシケン劇場で新潟大会を締めた二人は前向きそのもの。ヨシタツが「ヨシケンはね、ネバーエバーギブアップ。ネバーギブアップどころじゃないから。絶対に絶対にあきらめない」と言い切れば、宮原も「そこに1パーセント可能性がある限りな、俺らは優勝あきらめない」と呼応し、「むしろこっから俺ら優勝した方がかっこいいでしょ」と逆転優勝を見据えた。

　一方、ボンバーは2敗目を喫して6点止まり。次戦は明日11・27白河大会のGET WILD戦となる。

【試合後の宮原&ヨシタツ】
▼宮原「よっしゃあ!」

▼ヨシタツ「リング上でも言ったけど3勝4敗。まだ公式戦終わってないチーム多いから、全然可能性まだあるよ」

▼宮原「全然あるよ。むしろこっから俺ら優勝した方がかっこいいでしょ」

▼ヨシタツ「ヨシケンはね、ネバーエバーギブアップ。ネバーギブアップどころじゃないから。絶対に絶対にあきらめない」

▼宮原「そこに1パーセント可能性がある限りな、俺らは優勝あきらめない。2018世界最強タッグ決定リーグ戦、優勝するのはこの俺たちヨシケンだ」

▼ヨシタツ「この友情タッグが絶対優勝してみせる。なぁ?」

▼宮原「よっしゃあ!」