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12/11【WWE】アンブローズ戦控えるIC王者ロリンズがコービン退け王座防衛

 ロウが米国現地時間10日、カリフォルニア州サンディエゴのバレービューカジノセンターで行われ、インターコンチネンタル王者セス・ロリンズがバロン・コービンを下して防衛に成功し、次期挑戦者ディーン・アンブローズと視殺戦を展開した。

 この日のメインイベントは王者ロリンズにコービンGMが挑戦するTLC形式のIC王座戦。コービンの椅子やラダーといった凶器攻撃やディープシックスでダメージを受けたロリンズは、反撃を狙ったトペ・スイシーダもキャッチされてテーブルに叩きつけられた。それでもロリンズは場外戦でスーパーキックをクリーンヒットさせて反撃。コーナートップからフロッグスプラッシュを叩き込んでコービンをテーブル葬にした。

 起き上がれないコービンを横目にラダーを登ったロリンズだが、レフェリーを務めていたヒース・スレーターがラダーを倒してコービンをサポート。これに怒ったロリンズはコービンにパワーボム、スレーターにスーパーキックを決めると、最後はカーブ・ストンプをコービンにさく裂させてからラダーを登ってベルトを手にし、IC王座防衛に成功した。試合後、ステージに登場したディーン・アンブローズとロリンズがにらみ合い、PPV大会『TLC』に向けて火花を散らした。

 PPV大会『TLC』でロウ女子王座戦が決まっている王者ロンダとナイアが一触即発となる中、代理前哨戦でエンバー・ムーンがタミーナを破り、ロンダ&エンバーが2週連続で前哨戦に勝利した。タミーナとともにリングに登場したナイアは「日曜日に私はロウ女子王者になる。この拳を顔面に何発も食らわせて、ロンダ伝説を打ち消してやる」と王座奪取を宣言した。そこへロンダが現れて「私はポーズやトークのためにWWEに来たんじゃない。闘うためよ」と豪語するとナイアに殺到した。これはナイアが回避。そこへエンバーも駆けつけ、急きょタミーナとの代理前哨戦が行なわれることとなった。試合は白熱の攻防を展開したが、エプロンで介入しようとしたナイアをロンダが引きずりおろして客席に投げ飛ばすと、最後はエンバーがエクリプスでタミーナを沈めて3カウントを奪取。先週のタッグ戦に続き、ロンダ&エンバーが代理前哨戦に勝利した。PPV大会『TLC』は日本時間12月17日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

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