プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/12【WWE】メイン登場のアスカが女子王座戦へ王者ベッキーとシャーロットをめった打ち、US王者・中邑はルセフに不覚

 スマックダウンが現地時間11日、ネバダ州ラスベガスT-モバイル・アリーナで開催され、PPV大会『TLC』で女子初のトリプルスレットTLC形式によるスマックダウン女子王座戦を控えるアスカがメインに登場し、王者ベッキー・リンチともう一人の挑戦者シャーロット・フレアーを竹刀でめった打ち。US王者・中邑真輔はサモア・ジョーと組んでルセフ&ジェフ・ハーディ組と対戦したものの、ルセフに不覚を取って敗戦に終わった。

 PPV大会『TLC』でスマックダウン女子王者ベッキー、シャーロットとのトリプルスレットTLC形式によるスマックダウン女子王座戦に臨むアスカ。この日はもう一人の挑戦者であるシャーロットとの一騎打ちに臨んだ。王者ベッキーが見守る中、レッスルマニア34の再戦となった両者の対決が幕開け。アスカが得意のアスカロックやオクトパスホールドで攻め立てれば、シャーロットは力ずくで打開し、フィギュア・エイトで応戦した。これを回転して逃れたアスカはシャーロットのスピアーをコードブレーカー、ムーンサルトをヒザでことごとく迎撃。再びアスカロックで捕まえたが、シャーロットは場外に退避するとリング下にあった竹刀を持ち出してアスカを殴りつけてしまう。反則裁定が下されてもお構いなしのシャーロットはベッキーも竹刀で殴打。ここから3者入り乱れての乱闘に発展し、ベッキーがシャーロットをスチール階段に叩きつければ、アスカはベッキーを解説席に投げ飛ばし、不敵に笑いながら竹刀が壊れるまでシャーロットとベッキーをめった打ちにした。

 US王者・中邑はこの日、ジョーをパートナーにルセフ&ジェフ組と対戦した。試合直前に登場したRトゥルース&カーメラのダンスブレイクで油断したジェフに、中邑は背後からのハイキックで先制。ジョーと代わる代わるジェフを痛めつけた。優勢の中邑&ジョー組だったが、ジョーがジェフののウィスパー・イン・ザ・ウィンドを食らってルセフとの交代を許し、中邑はルセフのクローズラインやヒールキックで攻め込まれて劣勢に。カットに入ったジョーもジェフのツイスト・オブ・フェイトを決められると、中邑は逆転を狙ってキンシャサを繰り出したものの、カウンターのマチカキックで迎撃されてルセフにピンフォール負けを喫した。

 WWE王者ダニエル・ブライアンがこの日のオープニングに登場した。PPV大会『TLC』でAJスタイルズとのWWE王座戦を控えるブライアンは「お前達は気まぐれだ」と観客を侮辱すると、「TLCではAJスタイルズの王座奪取の夢を砕き、試合後もWWE王者はニュー・ダニエル・ブライアンだ」と宣言した。そこへこの日の対戦相手であるムスタファ・アリが登場し、「一体どうしたんだ。俺はあなたに憧れていたのに」とブライアンの変貌ぶりに触れた。するとブライアンは平手打ちをお見舞い。これが合図となって試合になだれ込んだ。ブライアンがキックやフェイスロックで攻め立てると、アリもトペ・コンヒーロやスイング式DDTを繰り出して譲らず。一進一退の攻防が続く中、アリの054(リバース450°スプラッシュ)を回避したブライアンがアリの左足をポストに叩きつけてからヒールホールドで絞め上げて勝利を決めた。試合後もブライアンはアリを暴行。顔面ストンピングで痛めつけ、再びヒールホールドを極めて不敵に笑うとブーイングを浴びた。

 PPV大会『TLC』は日本時間12月17日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

プロ格 情報局