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1/3【新日本】ドームIC戦は反則裁定なしのノーDQ戦に 調印式でジェリコが内藤を制御不能のテーブルクラッシュ葬

 1・4東京ドーム大会のIWGPインターコンチネンタル選手権試合「(王者)クリス・ジェリコvs内藤哲也(挑戦者)」に向けた公開調印式が3日、『大プロレス祭り2019』(新木場・STUDIO COAST)内で開かれ、ジェリコが反則裁定なしの“ノーDQ戦"を要求。承諾した内藤をテーブルクラッシュのパワーボムでKOする制御不能っぷりを見せつけた。

 ジェリコの乱入&襲撃や、記者会見での大乱闘、動画を公開し合う挑発合戦…とあらゆる火花を散らし続けてきたジェリコと内藤。この日の公開調印式では内藤が口火を切り、「忙しいなか、わざわざ俺に叩きのめされるために来日してくださったワケでしょう? よっぽどこのガイジンは暇人なんだねえ、ジェリコさーん(笑) まぁ明日、東京ドームへご来場予定の皆様、新日本プロレスワールドを通じて視聴する日本じゅう、世界じゅうのお客様。明日、東京ドームで、俺がクリス・ジェリコを沈めてやるぜ、カブローン」と皮肉たっぷりに挑発した。

 内藤の話を黙って聞いていたジェリコだが、自分にマイクが回ってくるとやはりひょう変。座っていたイスを投げ飛ばして「お前が何を言ったか分からなくても関係ねえ。とにかく明日、東京ドームのチケットを持ってるヤツは半券を額縁に入れて飾っとけ。新日本の歴史に名を刻んだテツヤ・ナイトーのラストマッチになるからだ!」と改めて主張し、「東京ドームでお前のキャリアは永遠の終わりを告げる。だから俺は要求したい。(反則裁定なしの)ノーDQ戦で俺とやれ! ナイトー! ハロルド・メイ! ノーDQ! ノーDQだ! そうサインしろ」と要求した。

 興奮するジェリコを「トランキーロ」とあざ笑った内藤だったが、「まぁ俺はチャレンジャーだからさ。チャンピオンがどうしてもノーDQマッチ?がいいって言うなら、俺は構いませんよ。あなたが望む試合形式で俺に敗れ、この新日本プロレスを去ってください。ノーDQマッチ…OK」と承諾。調印証にその旨書き添えてサインした。

 内容をあらためたジェリコは「ドモアリガトウゴザイマス、ナイトーサン」と日本語で感謝するなり、持っていたボールペンを内藤の頭部に突き刺しながら殴りつけ、パワーボムで一気にテーブルクラッシュ。止めに入るセコンド勢をことごとく蹴散らす制御不能っぷりを発揮すると、「ナイトー! 東京ドームでお前のキャリアはオーバーだ!」と叫んで嵐のように姿を消した。

 なんとか立ち上がった内藤も、珍しくパイプイスを叩きつけるように投げ飛ばして怒りを露わに。ともあれこれで両者“制御不能状態"で、反則裁定なしのドームIC戦を迎えることになった。


【公開調印式の模様】
※ハロルド・メイ社長を立会人に両者着席

▼内藤「ジェリコさーん。あけましておめでとうございまーす。俺は今まで新日本以外のプロレスをあまり見てこなかったので、ジェリコさんのことも良く知りませんでした。なのでベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに参戦し、予想通り予選で敗退した外国人レスラー。そんな印象しかありませんでした。しかし、10日くらい前、せっかくなのでジェリコさんのレスラーとしての歴史を調べてみました。歴史に名を残す、偉大なレスラーだと書いてあってビックリしました。俺はてっきり、単なるホラ吹きガイジンだと思ってましたよ(笑) 歴史に名を刻むレスラー、クリス・ジェリコさんと東京ドームの舞台で対戦できる。こんな光栄なことはないですよ。お忙しいなか、わざわざ東京ドーム大会のために、こうして来日してくださったジェリコさん。ムチャス・グラシアス。ありがとうございます。だって忙しいなか、わざわざ俺に叩きのめされるために来日してくださったワケでしょう? よっぽどこのガイジンは暇人なんだねえ、ジェリコさーん(笑) まぁ明日、東京ドームへご来場予定の皆様、新日本プロレスワールドを通じて視聴する日本じゅう、世界じゅうのお客様。明日、東京ドームで、俺がクリス・ジェリコを沈めてやるぜ、カブローン」

▼ジェリコ「(※黙って内藤の言うことを聞いていたが、自分の番になると突然立ち上がって座っていたパイプイスを投げ飛ばす) いいかナイトー! このクソバカヤロー。お前が何を言ったか分からなくても関係ねえ。とにかく明日、東京ドームのチケットを持ってるヤツは半券を額縁に入れて飾っとけ。新日本の歴史に名を刻んだテツヤ・ナイトーのラストマッチになるからだ! 東京ドームでお前のキャリアは永遠の終わりを告げる。だから俺は要求したい。(反則裁定なしの)ノーDQ戦で俺とやれ! ナイトー! ハロルド・メイ! ノーDQ! ノーDQだ! そうサインしろ」

▼内藤「そんなにノーDQマッチがいいんですか?」

▼ジェリコ「テメーはそうやって『ジェリコさーん』とかってふざけてるな。ハハハ! おもしれー! とりあえずこうやって笑っといてやるから、ノーDQマッチを承諾しろ。ノーDQだ!」

▼内藤「よく分かんねえけどさ、ジェリコさん、トランキーロ。(※内藤はジェリコに一度座るようイスを用意するが、ジェリコはことごとく投げ飛ばす) まぁ俺はチャレンジャーだからさ。チャンピオンがどうしてもノーDQマッチ?がいいって言うなら、俺は構いませんよ。あなたが望む試合形式で俺に敗れ、この新日本プロレスを去ってください。ノーDQマッチ…OK。(※内藤はノーDQマッチを承諾する旨を調印証に書き込んでサイン) これでいい? パーフェクト?」

※ジェリコは調印証を確認すると「ノーDQ、ドモアリガトウゴザイマス、ナイトーサン」と言った瞬間、持っていたボールペンを内藤の頭部に突き刺しながら殴りつけ、パワーボムでテーブルクラッシュ

▼ジェリコ「ナイトー! 東京ドームでお前のキャリアはオーバーだ」

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