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1/3【DDT】グローブ戦で鳥羽撃破 青木がEXTREME王座V1、2・17両国でHARASHIMAと再戦決定

『DDT LIVE!マジ卍超〜新春お年玉スペシャル!全席2000円興行!!2019〜』東京・後楽園ホール(2019年1月3日)
DDT EXTREME級選手権試合=○青木真也vsタノムサク鳥羽×

 EXTREME王者・青木がラウンド制によるボクシンググローブマッチで鳥羽を撃破。2・17両国大会で前王者・HARASHIMAを迎え撃つことが決まった。

 この日、EXTREME王者・青木が鳥羽を挑戦者に迎え撃った。鳥羽のセコンドに付いた桜井“マッハ"速人と青木は過去に総合格闘技のリングで2度対戦(桜井の2勝)。次世代スターを育てる『格闘代理戦争』(AbemaTV)でも激しく対立し、乱闘まで繰り広げた。波乱含みのタイトルマッチは、青木が指定したボクシンググローブマッチで行われる。両者がボクシンググローブを着用。通常のプロレスルールが採用され、鳥羽の希望を青木が承諾し、3分15Rのラウンド制となった。

 第1ラウンドから両者は打撃の構えで向き合い、鳥羽が果敢にミドルキックを連発するが、青木は左腕でガードを取る。なおも鳥羽が連打すると、青木も左腕を気にする仕草をみせ、蹴り足をキャッチした鳥羽は右ストレートを打ち込み、倒れた青木になおも殴りかかったが、青木は腕ひしぎ逆十字で切り返し、ニアロープで獲り逃しても左ヒジでダウンを奪った。

 第2ラウンドに入っても積極性をみせる鳥羽だが、大ぶりのフックが空を切ると、逆に青木の右フックがクリーンヒット。意地の鳥羽も打ち合いに持ち込むものの、青木の右ストレート、左フックを立て続けに食らってダウンを喫した。何とか立ち上がった鳥羽はミドルキックが何度も不発に終わり、右ストレートでまたもダウンを奪われたが、捨て身のバックハンドブローでダウンを奪い返す。タックルでテイクダウンを奪われ、青木が何発もパウンドを振り下ろしてきたが、鳥羽は何とかガードし、ラウンドを乗り切った。

 そして第3ラウンド。前に出た鳥羽だったが、青木がワンツー連打で勝負に出る。鳥羽も必死に右ストレートを繰り出すものの当てられず。逆に青木の左フックがクリーンヒットして鳥羽が崩れ落ちると、続行不可能と判断したレフェリーが試合を止めた。

 青木がTKO勝利で鳥羽を退け、EXTREME王座初防衛に成功した。試合後、鳥羽と健闘を称え合うと、次なる挑戦者が現れた。前王者のHARASHIMAだ。「青木さん、防衛おめでとうございます」と祝福すると、「そのEXTREMEのベルト、僕が獲り返さないといけないと思ってます。青木さん、僕の挑戦受けてください!」と奪還の名乗りを上げた。これには青木も「やりましょう」と受諾。舞台が2・17両国大会に決まると、青木は「二人にしかできない強いDDTをみせましょう」と呼びかけ、HARASHIMAと右の拳を合わせた。昨年10・28後楽園以来4ヵ月ぶりの再戦が両国の大舞台で実現する。

プロ格 情報局