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1/5【WRESTLE-1】W-1完全制圧へSH止まらず CIMAがイケメン連破

『WRESTLE-1 TOUR 2019 SUNRISE』東京・後楽園ホール(2019年1月5日)
○CIMA&吉岡世起&エル・リンダマン&トアン・イーナンvsカズ・ハヤシ&トンドコロ隼&アンディ・ウー&黒潮“イケメン"二郎×

 左ヒザを破壊されて欠場に追い込まれた怒りをあらわにして雪辱に燃えるイケメンを、CIMAがメテオラ2連発で返り討ち。#STRONG HEARTS(SH)がW-1完全制圧へ勢いをつけた。

 改名させられた屈辱を晴らそうとCIMAを付け狙うトンドコロは、12・26後楽園でEnfants Terriblesと組み、SHと激突。しかし、試合後はEnfants Terribles、SH両軍にボコボコにされてしまった。それを正規軍のカズ、イケメン、アンディが救出し、SHとの全面対決が浮上。イケメンは9・2横浜文体で左ヒザを破壊され、欠場に追い込まれたCIMAへのライバル心をあらわにした。そこで、カズ&イケメン&アンディ&トンドコロ組とSHの吉岡&CIMA&リンダマン&イーナン組の対抗戦が組まれた。

 イケメンの見せ場“入場"を奇襲するという禁じ手でSHが先制。そのまま場外乱闘からペースを握った。嫌な流れを変えるべく、大歓声を浴びてイケメンがリングに飛び込むと、CIMAと対峙。果敢にスピードで勝負で渡りあう。控えに回っても、2人はリング整備用のパイプを持ってにらみ合った。

 SHはカズに照準を合わせると、入れ代わり立ち代わりで圧倒。躍動感溢れる攻撃で攻めに攻める。W-1を裏切ってSH入りした吉岡も鋭い蹴りでメッタ打ちにした。しかし、意地のカズはハンドスプリング式レッグラリアットを一閃。トンドコロに繋いだ。

 トンドコロは吉岡、さらにはカットに入ったリンダマンを返り討ちに。CIMAをコーナーから場外に突き落とし、エプロンからミサイルキックを浴びせると、吉岡にはエプロンから飛びついてのスイング式DDTをお見舞いした。アンディもリンダマン相手に水面蹴りや旋風脚で見せ場を作ると、いい場面でイケメンにタッチが渡る。

 イケメンは「舐めるんじゃねえぞ、SH」と吠えると、リンダマンにハリウッドスタープレスを投下。「イケメン」コールを巻き起こす。負けじとSHはCIMA&イーナンが連続串刺し攻撃を敢行するが、イケメンも譲らず。イーナンのムーンサルトプレスを剣山で迎撃すると、CIMA相手に猛攻へ。トンドコロとカズがエルボーを連打でCIMAをメッタ打ちに。カズ&アンディのバックドロップ&ミサイルキックの連係攻撃も決まると、イケメンはデュードバスターで追撃した。

 SHも連続攻撃で巻き返す。吉岡のカカト落とし、トルベジーノ、リンダマンのジャーマン、CIMAのパーフェクトドライバー2連発が立て続けにイケメンに決まった。それでもイケメンはローキック連打でCIMAに抵抗するが、イケメンスラッシュはガードされて、急所攻撃を食らうと、むき出しになったコーナーの金具に顔面から叩きつけられてしまう。すかさずCIMAはメテオラ2連発でイケメンから3カウントを奪い取った。

 雪辱に燃えるイケメンをCIMAが返り討ち。メインではT-HawkがW-1王座を奪取し、吉岡とリンダマンはクルーザーフェス制覇を予告しており、W-1制圧に向けてばく進するSHの勢いが目立つ結果となった。

【試合後のカズ&イケメン&アンディ&トンドコロ】
▼イケメン「すいません! すいません! ああ!! いや、違う。負けたんじゃねえ。負けは負けだ。でも、負けたんじゃねえ。これからだよ。今日は取られちゃって申し訳なかったです。すいませんでした。ただ、これだけは言っておくよ。これからだよ」

▼トンドコロ「クソ。今年1発目の後楽園、負けたけど、俺は絶対CIMAをぶっ潰す」

▼アンディ「CIMAはこの2人に任せた。吉岡は俺に任せとけ。マジであいつをぶっ潰す」

▼カズ「僕らはみんなイケメンの復活を信じてますから」

▼イケメン「ありがとうございます。CIMAvsイケメン、まだまだこれからだよ。フィニッシュ!」

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