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1/5【新日本】裕二郎&オーエンズが再合流 BULLET CLUBが6人タッグ王座V2

『NEW YEAR DASH!!』東京・後楽園ホール(2019年1月5日)
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ○タンガ・ロア&タマ・トンガ&石森太二vs矢野通&田口隆祐&真壁刀義×

 裕二郎とオーエンズが再合流し、戦力の拡大したBULLET CLUBのトンガ&ロア&石森が6人タッグ王座V2を果たした。

 トンガ&ロア&石森のBULLET CLUBトリオは8・12武道館でNEVER6人タッグ王座を戴冠。9・15広島ではタグチジャパンに快勝して初防衛を果たした。そんな王者に挑むのは、1・4東京ドームでのガントレットマッチを制した真壁&矢野&田口組。石森はドーム決戦でKUSHIDAを下し、IWGPジュニア王座初戴冠を果たしており、王者初戦となった。

 真壁に続いて矢野がリングに入ったが、田口監督が送るブロックサインが理解できず混乱。それに乗じて王者組が矢野に集中砲火を浴びせていく。そんな中、「グッドガイ」宣言をぶち上げているトンガが正攻法で追撃に出るも、矢野はむき出しになったコーナーの金具に投げつけて反攻。田口にタッチを渡すと、同時に石森もリングに飛び込んだ。

 ジャンピングヒップアタックやランニングヒップバットを乱射した田口は、石森が放った尻へのドロップキックを回避すると、連続ブレーンバスターで攻め立てる。王者組のセコンドに付いた邪道の竹刀攻撃に被弾しても、石森の足に絡みつき、オーマイ&ガーアンクル(アンクルホールド)に捕獲。一気にどどんの構えに。しかし、石森は丸め込んで切り返すと、ハンドスプリング式レッグラリアットを突き刺した。

 それでも田口は代わったロアにジャンピングヒップアタックを見舞ってすぐに挽回すると、あとを受けた真壁はラリアットやナックルパートを振り回して大暴れ。カニバサミでロアをセカンドロープに叩きつけると、場外から矢野がパイプイスで殴り飛ばして連係攻撃も決まった。

 レフェリーのカウントを場外から石森が足を引っ張って妨害。その隙に邪道が乱入するが、矢野が急所打ちで返り討ちにすると、真壁は両腕ラリアットでトンガ&ロアをなぎ倒す。そして、真壁は一気にキングコングニーを狙うも、コーナーに上がったところで突然、オーエンズと裕二郎が乱入した。

 トンガらと袂を分かち、ケニー・オメガやCodyらとTHE ELITEを結成した2人が真壁に襲いかかり、トンガたちに加勢する。オーエンズがパッケージドライバーを真壁に決めると、すぐさまロアがエイプシットでダメ押しし、一気に3カウントを奪取した。

 オーエンズと裕二郎がBULLET CLUBに再合流。戦力を拡大させたトンガ&ロア&石森組がNEVER6人タッグ王座V2を果たした。昨年7月のサンフランシスコ大会でトンガ&ロアが暴走してBULLET CLUBは分裂に至ったがその行動をトンガは「あれはもうずっと前のことだから、本当に許してほしい。あれは“バッドボーイ"タマ・トンガがやったことなんだ。悪かったよ」とオーエンズたちにバックステージで陳謝。「俺たちは元々ファミリーだった。ファミリーは元に戻らなくてはダメだ。これから一緒にやっていこう」(オーエンズ)、「もう絶対に俺たちが離れることはない」(裕二郎)と2人も結束をアピールした。

 なお、石森と激しくやり合った田口はジュニア王座挑戦に意欲を見せたが、王者は「俺はな、お前のケツに興味はない。ハエなんて飼ったって、しょうがねえんだよ」と眼中なしを強調した。

【試合後のトンガ&ロア&石森&裕二郎&オーエンズ】
▼ロア「どうだ? よかった? 気に入っただろ? わかってるよ、俺たちのことが好きだって。いい感じだよな」

▼トンガ「見たか!? みんながここに来て、俺たちのほうに戻ってくる。みんなそうだ。新しいことが始まる。ここでみんなが揃ったところで1つ言いたいことがある。2018年にサンフランシスコとかで…あれはもうずっと前のことだから、本当に許してほしい。あれは“バッドボーイ"タマ・トンガがやったことなんだ。悪かったよ」

▼オーエンズ「2019年はニュー・タマ・トンガになったんだな。この6ヵ月、本当にひどい目にあったと思っていたが、俺たちは元々ファミリーだった。ファミリーは元に戻らなくてはダメだ。これから一緒にやっていこう」

▼トンガ「そうだ。BULLET CLUB、ベイベーだよ」

▼裕二郎「じゃあ、これで戻るってことでいいんだな?」

▼トンガ「ユニットとして分かれてしまっている時も、お前たちのことは同じBULLET CLUBだと思っていたよ」

▼裕二郎「そうだ。俺たちは常にBULLET CLUBだったんだ」

▼トンガ「そういう忠誠心は大事なこと。俺はそういう忠誠心を大事にしてくれるヤツを本当に大切にしていきたい」

▼裕二郎「もう絶対に俺たちが離れることはない」

※全員で抱き合うと

▼石森「なんだ、田口ってヤツはよ。俺はな、お前のケツに興味はない。ハエなんて飼ったって、しょうがねえんだよ」

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