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1/8【川田プロデュース興行】本田25周年記念試合が決定 2・8横浜大会全カード出揃う

 川田利明が6日、東京・成城の麺ジャラスKで会見し、自身のプロデュース興行2・8横浜大会の追加カードを発表。本田多聞デビュー25周年記念試合「本田多聞&井上雅央vs潮崎豪&芦野祥太郎」などが新たに決まり、全7試合が出揃った。

 本田は93年10月に全日本でデビュー。昨年10月に25周年を迎え、全日本時代の先輩でもある川田のプロデュース興行のリングで記念試合を行うことになった。第68代アジアタッグ王者に君臨したこともある井上と組んで、ノア・潮崎&WRESTLE-1・芦野と対戦する。

 この日、川田とともに会見した本田は「一番いま信頼できるパートナーだと思うんですが、井上選手といい試合になるように頑張りたい」、「25周年の節目にそれにふさわしいステージを用意していただいたんで、やれる限りのことをしてマットの上でうまく表現できたら」と意気込んだ。

 潮崎はノア時代の後輩で、かつて自身の得意技である回転地獄五輪を伝授したこともある。「潮崎は会うたびに腕が太くなってるので、ちょっとチョップは私を狙わないで、って思いますね」と言いながらも、「ただ試合になって(リングに)上がってしまえば『来い!』と思うでしょうけども」とキッパリ。前W-1王者の芦野とはレスリングがバックボーンという共通項がある。本田は日本大学出身で、芦野は日本体育大学出身。「日大vs日体大、宿命のライバルでしたから、そのライバル校出身のプロレスラーと試合をするということで、ちょっと当時の緊張感がありますね」と気を引き締めた本田は、「レスリング同士の争いということだけではないと思いますし、彼もレスリングをバックにどれだけのプロレスをするのかというのを楽しみにしています」と胸を躍らせる。川田も「ここはやっぱり本田選手が言っていたレスリング、芦野祥太郎選手がどういう選手なのか。ここはオリンピック3回出てる本田選手がどれだけレスリング的な、いい意味のパワハラを見せてくれたらいいなって思ってます」と期待していた。(※写真、情報提供:ヴィーナス・トウキョウ)

☆2/8(金)神奈川・横浜ラジアントホール『Holy War〜vol.4〜』18:30開場、19:00開始

◇第1試合◇
宮脇純太
vs
大和ヒロシ

◇第2試合◇
杉浦透
vs
くいしんぼう仮面

◇第3試合◇
鈴季すず
vs
コマンド・ボリショイ

◇第4試合◇
▼俺のトークバトル
黒潮“イケメン"二郎
vs
川田利明
※MC:小佐野景浩(フリーライター)

◇第5試合◇
稲村愛輝
平田智也
佐山駿介
vs
宮本和志
長井満也
越中詩郎

◇第6試合◇
▼田中稔デビュー25周年記念試合
石川雄規
藤原喜明
vs
小坪弘良
田中稔

◇第7試合◇
▼本田多聞デビュー25周年記念試合
芦野祥太郎
潮崎豪
vs
井上雅央
本田多聞


【会見の模様】
▼本田「今、フリーという立場で年間に何回かしか試合をする機会がないんですけども、25年間やってきたんだなぁという思いと、そういう節目のところで声をかけてくれる人間が私の周りにまだいたということに感謝をして、この試合に見合った試合になるように、あとひと月足らずですけど仕上げて、井上選手と、一番いま信頼できるパートナーだと思うんですが、井上選手といい試合になるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

――イケメン選手とトークバトルを行いますが接点は?

▼川田「いや、あったらしいんですけど、彼が14歳の頃? (ハッスルの練習生として在籍)その頃なんで、まったく覚えてないですね。ただ(大会コンセプトが)若手vsベテランの対決ということなんで、自分もトークにそのコンセプトをはめたら、名前からしてイケメンがついてるので、これは(若手イケメンvsベテランというコンセプトからも)逃れようがないかなと思いまして」

――デビュー後の試合は見たことがある?

▼川田「ノアの丸藤選手の20周年記念試合の時に試合を見ています。印象としては試合よりも入場シーンがものすごい、今までにない個性を持った選手だなって」

――本田選手のパートナー、対戦相手への印象は?

▼本田「芦野選手は初めてで、私としては大学時代のライバル校(出身)ですから。日大vs日体大、宿命のライバルでしたから、そのライバル校出身のプロレスラーと試合をするということで、ちょっと当時の緊張感がありますね。どういうレスリングをするのかということもなかなか楽しみです。レスリング同士の争いということだけではないと思いますし、彼もレスリングをバックにどれだけのプロレスをするのかというのを楽しみにしています。潮崎は会うたびに腕が太くなってるので、ちょっとチョップは私を狙わないで、って思いますね。ただ試合になって(リングに)上がってしまえば『来い!』と思うでしょうけども、彼は今、一番脂がのってていい時期だなと思いますね。ですからこの二人に引っ張られるんじゃなくて我々も負けずに前に前にと井上さんと二人で出ていければと思っています」

▼川田「自分も潮崎とやったことがあるんですけど、さっきチョップの話が出たんだけど、イヤ、今まで食ったチョップの中で潮崎のチョップが一番効くと思います。これホント、今まで食った中で間違いなく潮崎のチョップは。俺はそういうイメージがすごい強い。ここはやっぱり本田選手が言っていたレスリング、芦野祥太郎選手がどういう選手なのか。ここはオリンピック3回出てる本田選手がどれだけレスリング的な、いい意味のパワハラを見せてくれたらいいなって思ってます。パートナーの井上選手雅央はメインに出ているので、最近笑いながら試合をしてるので、絶対に笑わないで試合をしてもらいたいと思います」

――井上選手とはアジアタッグを獲った盟友ですが、当時のようなファイトを期待する?

▼本田「パートナーになると、ここでっていうときに気が付くとそばにきてくれてる、という部分がある選手なので、その部分では絶大な信頼感がありますね。悪いことをさせたらっていう意味でも、信頼感ありますし。ただ、井上さんが笑ってるという話なんですけど、それ前に小橋さんに怒られたことがあって『ニヤニヤしやがって!』って。井上さんが言ってたんですけど、苦しくなると笑い顔のようになるって言い訳してましたね。『僕、苦しいと顔がニヤニヤしてるように見えるんですよ』って。だからたぶん可笑しいんじゃなくて苦しいんだと思います」

――5試合目の6人タッグはベテランvs若手という大会コンセプトにふさわしい?

▼川田「ホントに今デビューしたての稲村選手が頑張っているようで、このあいだ杉浦選手とも結構頑張った試合をしたと聞いてるんで、一番期待してますね。平田選手はいつも出てくれてるんで。あと佐山駿介選手ですか、ちゃんと(試合を)見たことがないんですが、期待しています。あとはオープニングマッチはホントに毎回、宮脇選手がすごい爽やかで頑張ってる、第1試合目に相応しい試合を毎回やってくれてるんで、ここも大和ヒロシ選手とどういう試合をするのか、これも期待してます。くいしんぼう仮面はいつも言ってるようにいい意味で息抜きとして見てもらったらいい試合かなと思いますし、第3試合の引退を控えているコマンド・ボリショイ選手、これもベテランとデビューしたての鈴季すず選手とどういうふうに試合が展開するのかも楽しみにしてます。僕のトークなんですけど、関わったんだけど僕は覚えてないだけで、彼は僕のことを知ってるとは思うんですけど、彼のお父さんが同世代くらいだと思うんですけど。若手イケメンvsベテランというコンセプトでやってるんで、このイケメンというのが名前に入っている以上、イケメンだろうがイケメンじゃなかろうがこれはコンセプトにあってるんで、楽しみにしてほしいと思います」

――最後に大会に向けて一言お願いします

▼本田「25周年の節目にそれにふさわしいステージを用意していただいたんで、やれる限りのことをしてマットの上でうまく表現できたらと思ってます。ぜひ、会場に足を運んでそれを見届けていただければと思います。よろしくお願いします」

▼川田「本田選手はこの25周年の試合、ダブルメインイベントの最後になるんですけど、この『Holy War』に出てもらってる本田選手は、今までの(各大会の)中で全部がベストバウトじゃないかってぐらい頑張ってくれてるんで、今回も25周年記念試合ということで期待しています」

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