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1/14【全日本】「俺が全日本に取り戻す」 ジェイクが崔との世界タッグ挑戦を表明

『2019 NEW YEAR WARS』愛知・名古屋国際会議場(2019年1月14日)
○ジェイク・リー&崔領二&岩本煌史vs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×

 ジェイク&崔が大日本・関本大介&岡林裕二に流出した世界タッグ王座への挑戦を表明した。

 前夜の大日本・後楽園大会で諏訪魔&石川が関本&岡林に敗れ、世界タッグ王座から陥落。タッグの至宝は他団体流出の状況となった。非常事態を受け、さっそくジェイク&崔が挑戦の名乗りを上げた。

 二人はこの日のメインで世界ジュニア王者・岩本とのトリオで諏訪魔&石川&佐藤と対戦。ジェイクのヒザ攻撃が随所で冴え渡り、崔も石川相手に真っ向勝負を展開し、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とす見せ場を作った。終盤には崔が大外刈りでジェイクを叩きつける合体DDTがズバリと決まり、最後はジェイクが高角度バックドロップで佐藤を仕留めた。

 Sweeperが快勝。試合後、ジェイクはマイクで「昨日、大日本プロレスに流出した世界タッグベルト、俺が絶対に全日本プロレスに取り戻してやる」と表明。パートナーはもちろん崔しかいない。崔から「俺たちが組んで大日本に流出したあのベルト取り戻す、いや取り戻せるか? 答えはイエスかノーか?」と問われると、名古屋のファンから「イエス!」の声をもらって、「その声が俺たちの後押しになる。答えはイエスだ!」と絶叫してみせた。

 ジェイク、崔ともに元世界タッグ王者。特にジェイクは2017年7月に野村と組んで第76代王者に君臨したが、右足首の骨折による欠場のため返上を余儀なくされ、、8・27両国で予定されていた関本&岡林との2度目の防衛戦が消滅した過去がある。「なかなか手強い相手だっていうのはわかってる。だからこそ、そこにやる価値があると思う。だからこそ、そこに勝ったらもっと俺たちの価値も上がるはずだ」と見据えたジェイクはベルト奪還によってSweeperのポジションを今以上に高めるつもり。「今いくとしたら俺とジェイクしかいない」と言い切った崔は、「早々に組んでもらっていいでしょう。俺たちは万全。逃げも隠れもしない。Sweeperの足跡というのを一つみせたい」と早期決定を熱望していた。

【試合後のジェイク&崔&岩本】
▼ジェイク「リング上で言ったことが全てだ。全て。俺と崔さんは世界タッグ挑戦表明する。そして全日本プロレスに取り戻す。なかなか手強い相手だっていうのはわかってる。だからこそ、そこにやる価値があると思う。だからこそ、そこに勝ったらもっと俺たちの価値も上がるはずだ。崔さん、俺たちやってやりましょう」

▼崔「まぁ、あの二人が獲られたというのは正直、ちょっとびっくりしたし、試合みたけど、力負けしてるところが大日本二人の強さかなと。化け物加減が出てた。けど、今いくとしたら俺とジェイクしかいないし、そこに間違いなく異議はないはずだし。これで何を残せるかというのがね、決まるでしょう。いつかわかんないけど、早々に組んでもらっていいでしょう。俺たちは万全。逃げも隠れもしない。Sweeperの足跡というのを一つみせたいと思いますね」

▼岩本「世界タッグが流出して、Sweeperのジェイクさん、崔さんが立ち上がって獲り返しにいってくれる。自分の入ってるチームがこうやって奮起してくれるというのはホントにうれしいし、ユニットも活気づくし。ユニットは違うけど、アジアタッグも世界タッグを取られた同じ大日本にああだこうだ言われてる。やっぱり他団体にああだこうだ言われるのはユニット関係なしにいい気持ちしないんで、野村&青柳も防衛戦決まったんなら、しっかり防衛してもらって、ウチらで、全日本内でアジアもっと盛り上げていこう。その前にというか、俺はジュニアを盛り上げていかなきゃいけないっていう使命を自分に課してるんで、それは絶対にやんなくちゃいけないことだし、ベルトを持ったうえでジュニアリーグ制覇しないといけないんで。去年、決勝で負けてるんでね。今日もブロック違うとはいえ、光留さんと当たって、孤高の芸術を研究されてた。まだ2月7日の開幕まで時間はあるんで、別ブロックと言えど、誰と当たっても通用するように、負けないように俺はまだまだ精度を上げていきます」

▼ジェイク「以上です。俺たちは前に進みますよ」

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