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1/14【大日本】戴冠翌日…世界タッグ王者・関本&岡林が田中&宮本を熱戦撃破

『Big Japan Mortal Combat 2019-Dragon Blood-』東京・後楽園ホール(2019年1月14日)
○岡林裕二&関本大介vs田中将斗&宮本裕向×

 世界タッグ王座戴冠翌日、関本&岡林がタイトル戦さながらの熱戦の末に、田中&宮本を撃破した。

 昨日(13日)の後楽園大会で諏訪魔&石川修司組を破り、1年3ヵ月ぶりに世界タッグ王座に返り咲いたばかりの関本&岡林組が第5試合に登場。田中&宮本の強力コンビとスペシャルタッグマッチで対戦した。

 世界タッグのベルトを腰に巻いて堂々と入場した関本&岡林組は盤石の試合運びでリード。パワフルな攻撃で宮本を代わる代わるにいたぶった。

 そんな流れを変えようと、田中が奮戦。得意のエルボーを突き刺すと、岡林をブレーンバスターでぶん投げる。カットに飛び込んだ関本にDDTを見舞うと、岡林をロープに張りつけにして、これでもかとエルボーを乱射した。岡林の逆水平に被弾すると、そこからしばらく世界タッグ王者コンビのパワーに手を焼いたが、関本のラリアットをかいくぐり、バックドロップでぶん投げる。

 体力を回復させた宮本もカウンターのフロントスープレックスで続き、豪快なラリアットを振り抜くと、その場飛び式ムーンサルトニードロップをお見舞いした。さらに、田中との連続串刺し攻撃から宮本の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスーパーフライ、宮本のランニングダブルニーが立て続けに火を噴く。宮本はファイアーサンダーで勝負に。

 だが、関本は背後に不時着すると、ファイナルカットの要領で胸元に強烈なハンマーパンチを振り下ろして逆転。あとを受けた岡林はブレーンバスターでぶっこ抜くと、逆エビ固めで絞め上げた。さらに、関本とダブルラリアットをズバリ。エルボードロップとボディプレスを時間差で投下すると、岡林が宮本を、関本が田中を同時にアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。

 それでも宮本は沈まない。岡林と真っ向から逆水平チョップを打ち合うと、倒立キックで奇襲し、フランケンシュタイナーに持ち込む。回転エビ固めで切り返され、ダブルニーアタックは空転しても、田中がスライディングDで切り込み、チャンスをこじ開けた。

 宮本がフォールに入ると、そこに関本が急行し、ジャーマンでぶっこ抜いてみせる。ならばと田中がラリアットの乱打戦で関本を排除すると、呼応した宮本が雁之助クラッチで岡林を丸め込んだ。

 が、ギリギリで肩を上げた岡林は、パワースラムから再びアクセルを踏むと、こん身のラリアットを一閃。一気にパワーボムで投げ飛ばし、熱戦に終止符を打った。

 タイトルマッチと遜色ない激闘で場内を沸かした上で、関本&岡林が激勝。「確かに田中将斗、宮本裕向、勢いは凄いですよ。でも、自分と関本さんの勢いには絶対勝てない。俺らは昨日あの暴走大巨人を倒して最高の状態なんで。絶対負けたらダメです」と岡林が自信をみなぎらせれば、「今日、後楽園であの2人と思いっきりしばきあえて楽しかった。またチャンスがあれば戦いたいと思います。昨日、暴走大巨人に勝って、世界タッグのベルトを獲ったのは俺たち、まだまだ行くぞ」と関本も王者としての自覚をあらわにした。

【試合後の関本&岡林】
▼岡林「昨日、世界タッグを獲って勢いに乗ってるんで。確かに田中将斗、宮本裕向、勢いは凄いですよ。でも、自分と関本さんの勢いには絶対勝てない。俺らは昨日あの暴走大巨人を倒して最高の状態なんで。絶対負けたらダメです」

▼関本「宮本、田中将斗が凄いのはわかってる。だけど、今日、後楽園であの2人と思いっきりしばきあえて楽しかった。またチャンスがあれば戦いたいと思います。昨日、暴走大巨人に勝って、世界タッグのベルトを獲ったのは俺たち、まだまだ行くぞ」

▼岡林「行きましょう!」

▼関本「ヨッシャー! これからもこのベルトを持って、ドンドンタッグで突き進んでいくから、よろしくお願いします」

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