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1/18【全日本】Jr.リーグへ佐藤&岡田と火花 岩本2年ぶりV2へ「絶対負けない」

『2019 NEW YEAR WARS〜YOKOHAMA TWILIGHT BLUES vol.9〜』神奈川・横浜ラジアントホール(2019年1月18日)
○ジェイク・リー&岩本煌史vs佐藤光留&岡田佑介×

 世界ジュニア王者・岩本が2月のジュニアリーグ戦へ向けて佐藤、岡田と激しく火花。「絶対に負けない」と2年ぶりV2へ向けて言い切った。

 2月開催の「Jr. BATTLE OF GLORY」で2年ぶり2度目の優勝、そして世界ジュニア王者としての優勝を狙う岩本。この日はジェイクと組んでBブロックの佐藤、同じAブロックの岡田との前哨戦に臨んだ。

 試合前から佐藤と岡田が眼前に立ちはだかって視殺戦を展開。相手の二人は先発を巡って衝突し、岡田を場外に蹴散らした佐藤が岩本に腕関節を仕掛け、腕ひしぎ逆十字で絡みつく。岡田は試合権利に関係なく控えの岩本に何度も突っかかり、いざ王者と向き合うと岩本がニーアッパーを突き刺したが、佐藤の援護射撃も受けてスイングDDTで反撃。さらに佐藤がローリングソバット、脇固めで攻め込んだ。

 岩本も岡田をブレーンバスターで投げて逆襲。佐藤が割って入ると、ミドルキック連打、ジャンピングハイキックで動きを止められ、再び脇固めに捕まったが、大外刈りで叩きつけてキッチリお返し。最後はジェイクが高角度バックドロップで岡田を沈めた。

 試合後も岩本は佐藤とロープ越しにアキレス腱固めを決め合って譲らず。引き離されてもリング下の佐藤としばしにらみ合った。この1月、岩本が実感しているのは「岡田も年明け早々タイトルマッチやって、今日やって、自分が一番肌で感じた。あいつは変わってる、強くなってる」というもの。「リーグ戦、簡単にいかない相手ばかり。岡田が唯一、簡単に勝てる相手かなと思ってたけど、この1月の間で成長してきたし、光留さんだってめちゃくちゃジェラシー抱いてるだろうし」と気を引き締めた岩本だが、2年ぶりV2を王者として成し遂げ、全日ジュニアのさらなる活性化を推進していくためにも譲るつもりはない。「(ベルトを)持ちながら優勝すれば、ほかにああだこうだ言われる権利なんてなくなるし。そんなチャンスも権利もチャンピオン自ら全て隙間なく埋めて潰してやる」と宣言してみせた。

【試合後のジェイク&岩本】
▼ジェイク「いやぁジュニア相当熱いね、盛り上がってるね。岡田もタイトルマッチをやってから勢いが増してる気がするぞ。物おじしないあの性格。言っとくけどな、たぶんまだまだ。悪いがまだまだ。チャンピオン」

▼岩本「今日、ジェイクさんありがとうございました。ジュニアのリーグ戦開幕まで待ったなしで、今日の相手はEvolutionで、同じブロックの岡田佑介、反対のブロックの佐藤光留。燃えないわけないでしょ。岡田も年明け早々タイトルマッチやって、今日やって、自分が一番肌で感じた。あいつは変わってる、強くなってる。リーグ戦、簡単にいかない相手ばかり。岡田が唯一、簡単に勝てる相手かなと思ってたけど、この1月の間で成長してきたし、光留さんだってめちゃくちゃジェラシー抱いてるだろうし。でも絶対に負けない。俺は負けない。(ベルトを)持っててもまだまだ言われるの、そんなもの承知だし。持ちながら優勝すれば、ほかにああだこうだ言われる権利なんてなくなるし。そんなチャンスも権利もチャンピオン自ら全て隙間なく埋めて潰してやる。でも上ばっかりみてても足すくわれる。リーグ戦の怖いとこはそういうとこ。絶対俺は気引き締めて、まずは自分のリーグを勝ち上がること。そのことだけ重点を置いて、決勝のことは決勝に上がったら考えます。でも俺はチャンピオンです」

【佐藤の話】「邪魔が入りましたね。岡田佑介という邪魔が入った。関係ないんだよ、同じチームとか同じユニットとか。関係ないんだ。俺、青木篤志が同じユニットだけど何連敗もしてきた。それが佐藤光留の全日本ジュニア。岡田が何しようが今回ばかりは関係ない。全日本ジュニアっていうのはただの階級の名前じゃない。生き方の名前だから。俺は全日本ジュニアって生き方だから」

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