1/23【WWE】WWE王座戦へ王者ブライアンがAJ撃沈、ヒデオが戸澤破ってクルーザー前哨戦制す
スマックダウンが現地時間22日、カンザス州ウィチタのイントラスト・バンク・アリーナで開催され、PPV大会『ロイヤルランブル』でのWWE王座戦へ向けて王者ダニエル・ブライアンがニープラスで挑戦者AJスタイルズを撃沈。205 Liveではヒデオ・イタミが戸澤陽に勝利してクルーザー級王座戦前哨戦を制した。
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『ロイヤルランブル』でのWWE王座戦へ向け、ビンス・マクマホン会長が王者ブライアンと挑戦者AJを呼び込んだ。が、ブライアンは「AJスタイルズと同じリングに上がりたくない」と対峙を拒み、場外から罵倒すると、AJは「それは“恐れ"が原因だ。お前は今日、そしてロイヤルランブルで何が起こるか恐れているんだ」と王者の内面を指摘した。ビンス会長がリングに上がるよう命じるものの、聞く耳を持たないブライアンは「ビンスやベビーブーマー世代はこの世の寄生虫だ!」と会長や会場のファンまで侮辱。痺れを切らしたAJは「リングで対峙する必要はない」とリングを降り、ブライアンに襲いかかった。たまらずリングに逃げ込んだブライアンはビンス会長を盾にしてフェノメナル・フォアアームを回避すると、逆にカウンターのニープラスをさく裂。まんまとAJを沈めたブライアンはベルトを掲げながらその場を後にした。
『ロイヤルランブル』でスマックダウン女子王座戦を控える王者アスカが挑戦者ベッキー・リンチと乱闘を繰り広げた。この日のオープニングに登場したベッキーが「“ザ・マン"にとってレッスルマニア35のメインイベントが重要だ!あと5日でロイヤルランブル。タイトルを取り戻すぞ」と宣言すると、そこへアスカが登場。ベルトを見せつけながら「これはワシのもんじゃ。お前には無理じゃ」とドスのきいた大阪弁でまくし立てた。さらにステージから女子30人ロイヤルランブル戦への参戦を発表しているシャーロット・フレアーが現れ、「ロイヤルランブル戦優勝が楽しみだわ! 昨年のレッスルマニアでは私がアスカの連勝記録を止めたわね」と余裕の表情でレッスルマニア35での挑戦を見据えた。リング上ではアスカがベッキーを背後から襲撃し、バリケードや解説席になだれ込んでの乱闘に発展。ロイヤルランブルでの王座戦を前に両者がさらに遺恨を深めた形となった。
205 Liveではヒデオ・イタミ、戸澤陽、カリストによるトリプルスレット戦が行なわれた。『ロイヤルランブル』のフェイタル4ウェイクルーザー級王座戦の前哨戦で、王者バディ・マーフィーが見守る中、目まぐるしい攻防が展開された。途中、マーフィーが介入してきたが、戸澤がトペ・スイシーダで阻止。終盤の必殺技を巡る攻防では戸澤のダイビング・セントーンが自爆に終わり、そのスキにヒデオがカリストをドロップキックで蹴散らすと、続けて戸澤にドラゴンスリーパーの体勢から強烈なヒザを叩き込んでKO。試合前「誰のためでもないぞ。自分のためにクルーザータイトルは俺がもらう」と意気込んでいたヒデオは前哨戦に勝利して弾みをつけた。
PPV大会『ロイヤルランブル』は日本時間1月28日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。
