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1/30【WWE】Rトゥルースに不覚 中邑まさかのUS王座陥落、戸澤がヒデオとの日本人対決制す

 スマックダウン、205 Liveが現地時間1月29日、アリゾナ州フェニックスのトーキング・スティック・リゾート・アリーナで開催され、中邑真輔がRトゥルースに不覚を取ってUS王座から陥落した。戸澤陽はヒデオ・イタミとの日本人対決に勝利した。

 PPV大会『ロイヤルランブル』でUS王座に返り咲いた中邑。この日Rトゥルースを迎え撃っての防衛戦に臨んだが、まさかの結果が待っていた。ライダーキック、リバースパワースラムで先制した中邑は不発に終わったものの序盤からキンサシャを狙う積極性をみせた。その後も自身のペースに持ち込んだが、ランドスライドを狙ってファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げたところをRトゥルースが丸め込みで切り返して3カウント。戴冠からわずか中一日で陥落の憂き目にあってしまった。

 新王者Rトゥルースは難癖をつけてきたルセフを相手に急きょ初防衛戦を行い、これに勝利。すると収まらない中邑はルセフとともにRトゥルースをめった打ちにし、ブーイングも構わずキンシャサとマチカキックを叩き込んだ。これまでいがみ合ってきた中邑とルセフは共闘に合意。ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンとの対戦をぶち上げた。

 WWE王者ダニエル・ブライアンがパートナーのエリック・ローワンとともにスマックダウンのリングに登場。「WWE王座のベルトは牛が犠牲になっている」と言い放ってベルトをゴミ箱に捨て、「これがニューシンボルのWWE王座だ。これは地球にやさしいオーガニックでできている」と新しい木製のチャンピオンベルトを掲げた。するとこれに異を唱えるAJスタイルズ、ランディ・オートン、ジェフ・ハーディ、ムスタファ・アリ、サモア・ジョーが次々に登場して王座挑戦を表明。乱闘に発展すると、映像で現れたトリプルHがPPV大会『エリミネーションチェンバー』でこの6人によるWWE王座エリミネーションチェンバー戦を行うことを決めた。PPV大会『エリミネーション・チェンバー』は日本時間2月18日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 ロウ女子王者ロンダ・ラウジーにPPV大会『レッスルマニア35』での挑戦を表明した“ザ・マン"ベッキー・リンチが大声援を受けて登場。「この足1本でロイヤルランブルを制覇した。昨年のレッスルマニアはプレショーだったが、今年はメインイベントを勝ち取ったことを誇りに思う。そしてロンダの腕を折ってやる!」とレッスルマニアに向けて意気込んだ。そこへシャーロット・フレアーが現れ、「おめでとう! でもすべて私から学んだおかげね」と恩着せがましく言い放つ。するとベッキーはシャーロットの顔面に一撃食らわしてリングを降りたが、怒り心頭のシャーロットはベッキーを背後から襲撃。両者は止めるレフェリーを振り切って馬乗り状態で乱闘を繰り広げた。

 205 Liveのメイン戦でヒデオと戸澤の日本人対決が実現した。両者は2日前のPPV大会『ロイヤルランブル』でフェイタル4WAY形式のクルーザー級王座戦に臨んだものの、ともにベルト獲りを逸したばかり。戸澤がセントーン、騙し討ちパンチで先制すれば、「戸澤、今日がお前の終わりの日だ!」と通告していたヒデオはダイビング・セントーンをヒザで迎撃すると、得意の打撃で猛攻を浴びせた。激しい攻防が展開される中、終盤に放ったヒデオのドロップキックがセコンドのアリーヤ・デバリに誤爆。動揺するヒデオを戸澤がスープレックスで投げ飛ばすと、コーナートップから必殺のダイビング・セントーンをさく裂させて日本人対決を制した。敗れたヒデオは試合後、デバリのクローズラインを食らう裏切りにあってしまった。

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