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2/15【MASTERS】KY若松大ハッスル…“合計224歳"のレジェンドトリオが奮闘

『PRO-WRESTLING MASTERS』東京・後楽園ホール(2019年2月15日)
○齋藤彰俊&越中詩郎&青柳政司vsグレート小鹿&タイガー戸口&将軍KYワカマツ×

 ワカマツを筆頭に、合計224歳のレジェンドトリオが奮闘したものの、最後は齋藤がスイクルデスでワカマツを葬り、平成維震軍が激勝した。

 小鹿(76歳)&戸口(71歳)&ワカマツ(77歳)…合計224歳のレジェンドトリオと平成維震軍の越中&青柳&齋藤組がセミファイナルで激突した。

 平成維震軍はお揃いの黄色い道着姿で登場する。対するレジェンドトリオは闘志むき出し。特に張り切るワカマツは、上半身裸で試合に臨むと、維震軍に声援を送る観客に怒号を浴びせた。正攻法では分が悪いレジェンド軍だが、老獪なインサイドワークを駆使して、青柳を痛めつける。青柳に胸を張り飛ばされると悲鳴をあげたワカマツだったが、逆水平連打でお返しすると、戸口との合体チョップもさく裂した。

 すると、越中がカットイン。これにはブーイングも飛ぶが、一転して平成維震軍がワカマツを攻め込む展開に。齋藤は正拳突きでワカマツの脇腹を射貫いた。レジェンド軍が反撃に転じても、齋藤がショルダースルーで戸口をぶん投げて鎮圧。場外に転落した戸口に越中がエプロンからヒップアタックを放つと、青柳にワカマツを羽交い締めにさせ、そこにも叩き込んだ。越中はリングに戻ると、今度は小鹿にランニングヒップバットを突き刺す。さらに、平成維震軍は小鹿の背中に太鼓の乱れ打ちを決めた。

 粘る小鹿は青柳の指に噛みついてピンチを脱する。戸口も同じように指に噛みつき、ヘッドロックからナックルパートを連打。代わったワカマツは青柳に何度も蹴り飛ばされたものの、その足を掴んで強引に浴びせ倒し、しつこく首筋を踏みつけた。

 レジェンド軍は反撃を受けても巧みに自分たちのペースに引きずり込み、試合は15分経過。齋藤に照準を絞って攻め込むと、ワカマツはダブルチョップから変型コブラツイストに捕獲した。だが、越中がジャンピングヒップアタックでカットイン。一瞬にしてワカマツのピンチに。直撃を受けても粘りを見せたワカマツだったが、齋藤のスイクルデスに被弾するとごう沈。平成維震軍がレジェンドトリオに激勝した。それでも老いてますます盛んな姿を見せたレジェンド3人に暖かい拍手が巻き起こった。

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