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2/21【新日本】ジュニア前哨戦で石森と火花 ライガー決意「最後のチャンスになるかも」

『NEW JAPAN ROAD〜飯塚高史引退記念大会〜』東京・後楽園ホール(2019年2月21日)
○ロビー・イーグルス&石森太二vs獣神サンダー・ライガー&上村優也×

 IWGPジュニア王座戦の前哨戦で、ライガーが王者の石森と火花。気合いの入ったファイトを披露したライガーは「この年齢でタイトルマッチですから。ある意味、最後のチャンスになるかもしれない。それは自分が一番よく感じている」と決意をあらわにした。

 IWGPジュニア王者の石森は2・11大阪で田口を破ってV1。試合後、次期挑戦者にライガーを指名し、3・6大田区でのタイトル戦が決定した。第1試合はその前哨戦として、石森がイーグルスと、ライガーが上村とそれぞれ組んで対戦した。

 のっけから2人は対峙。グラウンド戦でせめぎ合うが、ライガーは足を使った変型羽根折り固めで絞め上げると、さらにカンパーナ、キャメルクラッチに捕獲し、ベテランらしいテクニックを見せつけた。

 BULLET CLUBの石森&イーグルスは上村を蹂りんして試合をリード。ライガーにとってはフラストレーションが溜まる展開に。しかし、上村がドロップキックで一矢報いると、再び入ったライガーはランニング掌底で相手軍をナデ斬りにし、石森には風車式バックブリーカーを繰り出すと、さらにロメロスペシャルで捕獲して大きな拍手を巻き起こした。しかし、石森も譲らず、ハンドスプリング式レッグラリアットを一閃。2人の戦いは痛み分けとなった。

 その後、代わった上村が気迫全開で奮闘したものの、最後はイーグルスの450°スプラッシュで敗退に。試合が決したあとも石森とライガーは場外乱闘で火花。ライガーは石森を鉄柱に投げつけて振り払うと、2人はリングを間に挟んで視殺戦を繰り広げる。石森はベルトを手にしてリングに上がり、ライガーに見せつけた。

 ライガーは2年10ヵ月ぶりのジュニア王座挑戦で、勝てば18年8ヵ月ぶりの戴冠となる。前哨戦第1Rを終えたライガーは「この年齢でタイトルマッチですから。ある意味、最後のチャンスになるかもしれない。それは自分が一番よく感じている」と決意をあらわに。その上で「この年齢でこのキャリアでやったら面白えんじゃないかと。ワクワクしてます。気合い入ってます」とベルト奪取を誓った。

【ライガーの話】「パートナーの上村には悪いけど、今日は自分勝手な試合というか、石森選手の出方をジックリ見て。残り何試合かありますけど、きっちりと調整してもらって、彼を追い詰めていきます。だから、なんかいろいろカードが組まれてますけど、ちょっとタイトルマッチまで自分勝手な試合をするんじゃないかと思ってますけども、この年齢でタイトルマッチですから。ある意味、最後のチャンスになるかもしれない。それは自分が一番よく感じている。ファンの皆さんの支持や声援が頼りになりますんで、それを背にベルトを取り、この年齢でこのキャリアでやったら面白えんじゃないかと。ワクワクしてます。気合い入ってます」

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