プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/3【NOAH】齋藤が“三沢さんの日"にバックドロップで緑のマットに別れ

『Navig. For The Progress 2019』静岡・清水マリンビル(2019年3月3日)
○齋藤彰俊vs稲村愛輝×

 故・三沢光晴さん最後の対戦相手である齋藤が、バックドロップとともに“緑色のマット"に別れを告げた。

 この日の清水大会で、約18年半に渡って親しまれてきたグリーンのキャンバスは最後。第2試合で新人・稲村の「猛進7番勝負」第6戦の相手を務めた齋藤は、稲村の突進を真っ向から受け止め続けたうえで、最後は必殺のスイクルデスではなく、あえてバックドロップを放って試合を決めた。

 バックドロップは三沢さんが受けた最後の技。そして緑色は“三沢カラー"でもある。齋藤は「世間は桃の節句で、桃色のひな祭りですけど、今日3月3日は俺にとっては、“み"さわ“み"つはるの日。緑のひな祭りなんで」と説明し、「今まで自分が三沢さんから教わったことを、今日は若いヤツに叩き込んでやりたいなと思って。そして緑のマットが最後なんでね、アイツに最後はスイクルデスじゃなくてバックドロップを。アイツは立ち上がったんでね、ノアの未来を背負って立つ資格があるのかな、と思います」と節目に放った一発の意味を噛みしめるように話した。

【齋藤の話】「稲村は体もデカいし、頑張ってる。そして今日は緑のマットが最後なんで。世間は桃の節句で、桃色のひな祭りですけど、今日3月3日は俺にとっては、“み"さわ“み"つはるの日。緑のひな祭りなんで。今まで自分が三沢さんから教わったことを、今日は若いヤツに叩き込んでやりたいなと思って。だから最後、ノアの未来として頑張れよ!って。そして緑のマットが最後なんでね、アイツに最後はスイクルデスじゃなくてバックドロップを。アイツは立ち上がったんでね、ノアの未来を背負って立つ資格があるのかな、と思います。俺も今日は正面から受けたんで。これで次、3月10日に新しくなって、どんな色になるのかは分からないけど、俺はリング上から、お客さんは客席から、リアルタイムに変化というかね、新しいものを受け止めて。もちろん“思い"は三沢さんのものがあるんで、それを胸の中に入れて、そのまま前進したいと思います」

プロ格 情報局