3/10【NOAH】小川4の字で決着、小川&鼓太郎がHAYATA制裁でV1 “チーム名"も発表へ
『ザ・リーヴpresents GREAT VOYAGE 2019 in YOKOHAMA』神奈川・横浜文化体育館(2019年3月10日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○小川良成&鈴木鼓太郎vsタダスケ&HAYATA×
小川&鼓太郎が裏切り者のHAYATAを非情なヒザ攻めで制裁。小川が足4の字固めでギブアップを奪い取り、ジュニアタッグ王座初防衛を果たした。試合後、共闘するYO-HEYがユニット名発表を予告した。
GHCジュニアタッグ王者の小川&鼓太郎組が初防衛戦でタダスケ&HAYATA組を迎え撃った。王者組は一度は帰順しながらも裏切ったHAYATAの「制裁マッチにする」と予告。そして、試合はその言葉通りになった。
YO-HEYをセコンドにつけた小川&鼓太郎はゴングを待たずに奇襲。これは挑戦者組の連係で返り討ちにされたものの、鼓太郎が花道めがけてのニークラッシャーをHAYATAにお見舞いすると、そのまま左ヒザ攻めに打って出た。小川&鼓太郎はスピーディなタッチワークを駆使して一方的に攻め立てる。
HAYATAが一旦ピンチを脱すると、タダスケがジャンピングエルボースマッシュやラリアットを連発して試合を立て直した。しかし、HAYATAが再びリングに入ると、小川が猛攻に転じる。チンクラッシャー、延髄斬り、バックドロップと畳みかけると、左足攻めの総仕上げとばかりに逆片エビ固めに捕らえた。
粘るHAYATAは何とかロープに逃げ延びると、タダスケと合体。ラリアットとジャンピングハイキックのサンドイッチ弾からタダスケのスワントーンボム、HAYATAのムーンサルトプレスが連続してさく裂するも、足のダメージを引きずってすぐにフォールにいけず、チャンスを逃す。
すかさず王者組は合体タイガードライバーで逆転。小川がヒザ攻めを再開する。介入した鼓太郎がブルーディスティニーでヒザにダメージを重ねると、小川は足4の字固めに捕獲。タダスケは献身的に助けに入るが、鼓太郎がエクスカリバーで排除すると、必死に抵抗したHAYATAもあえなくギブアップを口にするしかなかった。
HAYATAをキッチリと制裁してジュニアタッグ王座V1。奇しくもザ・デストロイヤーさんが亡くなったばかりの大会で、代名詞的な技である足4の字固めで小川が勝利を飾った。
ノアの新体制が今大会で本格発進したが、「俺と小川さんの存在が“脱三沢"を許さないと思ってるんで。それだけですね」(鼓太郎)、「まぁ俺と鼓太郎がいたら“脱"ではないよね。一番近い二人だったわけだからね」(小川)と2人の姿勢はブレない。鼓太郎は「このベルトが欲しいヤツはどんどん来ればいいし。俺たちはチャンピオン、狙われる立場なんで、こっちから見つける必要もないしね」と余裕を漂わせた。
ユニットしても初防衛で勢いがついた形。YO-HEYは「そろそろね、我々のチーム名を決めちゃいました。新しく生まれ変わったプロレスリング・ノア、横浜文化体育館で発表!……とみせかけて、この後ワタシのツイートで発表させていただきます(笑)」とユニット名発表を予告した。
【試合後の小川&鼓太郎】
――試合を振り返って?
▼鼓太郎「ちょっとタダスケ、いじめそこなったな…」
▼小川「もう少しいじめたかったね。まだいくらでもチャンスはあるから、もっとボコボコにしてやりますよ」
▼YO-HEY「ホンマにねえ、裏切ったらどうなるか?っていうのが、良く分かったんじゃないですかあ?(笑) 裏切ったらどうなるか、って。良くなかったんじゃないですかね、裏切るのはね」
▼鼓太郎「裏切りの裏切りは一番罪が重いからね」
――ノアの新体制も本格発進となったが?
▼鼓太郎「新生ノアというよりは、俺と小川さんの存在が“脱三沢"を許さないと思ってるんで。それだけですね」
▼小川「まぁ俺と鼓太郎がいたら“脱"ではないよね。一番近い二人だったわけだからね」
――今後に向けては?
▼鼓太郎「このベルトが欲しいヤツはどんどん来ればいいし。俺たちはチャンピオン、狙われる立場なんで、こっちから見つける必要もないしね」
▼小川「まぁこんな感じで。ここでベルト獲られちゃったらね。あとはYO-HEYから発表があるんで」
▼YO-HEY「そろそろね、我々のチーム名を決めちゃいました。新しく生まれ変わったプロレスリング・ノア、横浜文化体育館で発表!……とみせかけて、この後ワタシのツイートで発表させていただきます(笑)」
▼鼓太郎「要チェックです」
▼小川「ということです」
【タダスケの話】「手短に言うぞ。絶対諦めへんからな」