3/20【NOAH】RATEL'Sが全面対決で“スティンガー"撃破 小川クルリの原田は挑戦権予約
『Spring Navig. 2019』大阪・豊中市立ローズ文化ホール(2019年3月20日)
○原田大輔&タダスケ&HAYATAvs鈴木鼓太郎&YO-HEY&小川良成×
ノアジュニア内で“裏切り合戦"を繰り広げて抗争が過熱している“スティンガー"小川&鼓太郎&YO-HEY組と、“RATEL'S"原田&HAYATA&タダスケ組の全面対決が、原田の地元・吹田にほど近い豊中で実現。原田がGHCジュニアタッグ王者の小川から技ありで3カウントを奪い、挑戦権を“予約\"した。
一時は“スティンガー"の切り崩しによって解散状態に追い込まれたRATEL'Sだったが、HAYATAの“裏切り返し"によって息を吹き返して“3人vs3人"のイーブンに。全面対決となったこの日は、随所で手の内を知り尽くすハイレベルな先の読み合いを展開し、豊中の会場も熱を帯びた。
終盤には鼓太郎&YO-HEYのエルボーバット&トラースキックの同時発射→小川のバックドロップが決まって原田が窮地に陥ったものの、原田も2発目のバックドロップを回転片エビ固めで巻き込んで切り返す。慌ててキックアウトした小川がロープに走ったところで、原田は自ら寝転んでの“吸い込み式"前方回転エビ固めへ。そのまま変型ヨーロピアンクラッチに変化し、技師の小川から技あり3カウントを奪ってみせた。
試合後は3人で小川めがけて勝ち誇り、地元・大阪でRATEL'Sが改めて“復活"の狼煙。現GHCジュニアタッグ王者の小川を破ったことで、「まぁ次(稔&Hi69組が小川&鼓太郎組に挑戦する)ジュニアタッグのタイトルマッチ決まってますけど、ただ指くわえて見てる俺たちじゃないんで。しっかりと自己主張も結果残してするし、タイトルマッチの結果次第では、もう一回タダスケと動きたいなとは思ってます」と原田はキッチリ挑戦権も“予約\"してみせた。
ノアは現在タッグリーグ戦が話題の中心となりつつあるが、原田は改めて“世界一"を目指すノアジュニアのプライドをむき出しに。「逆にヘビー級のヤツらに『気をつけろよ』って。全部俺たちが話題持ってくぞ? ヘビー級のタッグリーグに出ただけで安心してるヤツらは全部食っていく、内容で」とプレッシャーもかけた。
【試合後の原田&HAYATA&タダスケ】
――スティンガーと3対3の全面対決が始まったが?
▼原田「(※タダスケに)いかがですか?」
▼タダスケ「まだ始まったばかりやからな。あいつらチャンピオンやろ? 小川良成、ベルトどこ行ったんや? お前チャンピオンやろ? 入場してきた時、持ってきて無かったやろ? それでもチャンピオンか!? (※HAYATAに)ねえ?」
▼HAYATA「………」
▼原田「…まぁ次(稔&Hi69組が挑戦する)ジュニアタッグのタイトルマッチ決まってますけど、ただ指くわえて見てる俺たちじゃないんで。しっかりと自己主張も結果残してするし、タイトルマッチの結果次第では、もう一回タダスケと動きたいなとは思ってます」
――改めて復活したRATEL'S3人で目指すものは?
▼原田「どこを目指す…世界一のノアジュニアでしょう! 今日戦った3人とも、やっぱり“内容"っていうのは見せられるんで。しっかりと結果も残して、あいつら倒して、内容も残して、全試合が注目するノアジュニアに俺たちがしますよ」
――ヘビー級のタッグリーグに注目が集まりやすい状況だが?
▼原田「逆にヘビー級のヤツらに『気をつけろよ』って。全部俺たちが話題持ってくぞ? ヘビー級のタッグリーグに出ただけで安心してるヤツらは全部食っていく、内容で。(※HAYATAに)ねえ?」
▼HAYATA「……(※黙って去る)」
▼原田「(※タダスケに)ねえ?」
▼タダスケ「……(※黙って去る)」
▼原田「(※一人で)ねえ!?」